週末、午前中までザザ振りだった雨。
曇天ながらもありがたいことにお参りする頃にはやんで、さてお参りです。
向った先は京都は山科区にある山科神社。
先週、岩屋神社で岩屋三社なる存在を知り気になっていました。
中世に東・西・上の岩屋三社と呼ばれた神社は、東が当社(岩屋神社)であり、西が山科神社、上は不明である。
【出典元:【公式サイト】山科一之宮 岩屋神社 | 由緒】
ところがどっこい着いた先は、
山科神社の側にある大石神社。
大石神社の大石は大石内蔵助の大石。
あの忠臣蔵とご縁のある神社です。
これも何かのご縁です。お参りすることに。
参道を真っすぐに進むと、大きな石が橋のたもとに。
注連縄がかかっており、短絡的な私は大石内蔵助=大石?
その少し大きな石の後ろの木も気になります。
更に、橋を渡ってすぐ正面に池があり立派な鯉が泳いでいましたが私が気になったのは池のほとりにあるこちらの木。
空に広がる枝ぶりと
こちらの生命力あふれる幹。
この一帯に祠はありませんでしたが、少し気になる石碑がありました。
何か文字が刻まれていたような痕跡がありますが、全く分かりません。
そそり立つような、面白い形の石碑でした。
さて、先を進みます。
池の左手にも石碑がありました。
こちらもどういった類の石碑なのかは全く分からずですが、池の付近に形が異なる大きい石が3つ、置き方も場所もバラバラに安置されていました。
説明書きも何もありませんでしたが、木、水、石が集合した気になる場所でした。
拝殿手前の筋肉隆々タイプの狛犬さん。
強そうです。
人気は我が家以外全くなく、立派な拝殿ですが少し寂しい感じがしました。
【由緒書き】
創建は昭和10年とありますので、まだ比較的新しいお社のようです。
拝殿前の枝垂れ桜。
春先にはさぞやきれいな桜が見れるのではないかと思います。
本来の正面はこちら。
右手に先程の枝垂れ桜。
そして、拝殿後ろに控えるお山が威風堂々としています。
拝殿の左手にお社がありました。
HPで確認すると、義人社とありました。
義人社の詳細については、下記HPより抜粋です。
赤穂義士討入りに際し、必要な武器を調達した。 大阪の本町橋に店をかまえ北組惣年寄の大阪の豪商であり、「商売の神様」 と言われ、現在も (商売繁盛) の信仰があつい。「天野屋利兵衛は、男でござる。」 の名ゼリフは有名である。
【出典元:京都市山科大石神社|大石内蔵助良雄公山科隠棲の地 由緒書き】
お祀りされているお社より、私は右斜めの木が気になりました。
さて、こちらの大石神社、境内に入った時から感じていたのですが、参道の砂利道からは想像できないくらいに水の気がとても多い神社です。
後で社務所の方にお伺いしたのですが、水の出処は拝殿後ろのお山。
後方のお山から流れてくる水が境内をぐるりと回るように流れており、となると気になるのが生き物。
ここで生き物班の子供達の出番です。
早速、水路でサワガニを見つけました。
見つけた途端正面から捕まえた息子は、早速サワガニさんのハサミ攻撃で大騒ぎでした(笑)
そんなサワガニさんの生息場所は、提灯の下を流れる水路。
とても綺麗なお水が、境内を流れています。
朝まで降っていた雨も手伝っていつもより水量が多く、そんな日はサワガニさんも沢山いるようで、実際子供達はあと数匹見つけていました。
こちらは境内にある宝物館で見つけた一枚。
キムタクさまが忠臣蔵の撮影で来られていたようです❤
特にファンというわけではありませんが(笑)
さて、宝物館を出てやっと見つけた手水舎。
まさかの手水舎が一番最後になってしまいました(^^;
こちらの手水舎の中にもたまにサワガニがいるとのこと。
さてこちらは手水舎前の狛犬さん。
拝殿前の筋肉隆々タイプとは正反対。
ずんぐりむっくりで愛嬌たっぷり❤
こちらの狛犬さんの後方。
いつもであれば花子ちゃんというお馬さんがいるようで、『今日は雨上がりだったから連れてこなかったのよー』と、社務所で御朱印を書いていただいている際に伺いました。
産まれて20年を超えるお馬の花子ちゃん。
人間の年齢にすると60~70歳くらいになるそうで、そんなおばあちゃんの花子ちゃんといつも自宅から、犬の散歩のように紐をつけて神社まで一緒に歩いてくるとのこと。
その際、美味しい草を見つけたら一目散に走って行ってしまい、そうなるともうコントロール不能で大変なのだそうです(笑)
大変だと言いながらも、笑い話にされていたので思わず一緒に笑ってしまいました。
次回は花子ちゃんに会いに。
さて御朱印もいただいて、社務所右手の細い道が気になり散策です。
つづきます。