シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【大阪/高槻市】八幡大神宮と闘鶏野神社、『つげ』で奈良へと繋がる

以前お参りに来た際は、大阪北部地震の影響でお参りが出来なかったの高槻市土室にある八幡大神宮。

氏子さん達のお蔭かと思われるのですが、見事に修復されていました。

 

八幡大神宮(土室)】

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【御祭神】天照皇大神応神天皇天児屋根命
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境内に張られていた島崎藤村の言葉。
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『この世にあるもので、一つとして過ぎ去らないものは無い、せめてその中で、誠を残したい 』 島崎藤村

 

後ろ手に回ると、階段がありその奥に本殿があります。
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境内には比較的新しく修復されたと思われる箇所がそこかしこにあり、大阪北部地震の影響が窺い知れます。
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狛犬さんも新しくされたようです。
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足元には以前の狛犬さん。

 

『まだまだ新しい者(狛犬)には任せられん』

だとか、

『後方支援するから、好きにするが良い』

などなど、

狛犬さんのお喋りを勝手に想像してしまいます(笑)


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境内にはこんな面白いものも掲示されていました。

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昭和生まれの私としては、その当時では考えることも想像もできないくらいに色々な事が進歩していて、すでに置いてけぼり感が(^^;

 

境内で一番気になった箇所。
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以前もこの場所が一番気になりました。

 

さて、八幡大神宮は特に思い入れがある訳でもないのですが、どうやら自分のルーツと関る神様の出先機関のような場所にあたるらしく、勝手に春日神社と仲が良いと思っていた私には予想外。

 

ただし、八幡大神宮にお祀りされている天児屋根命春日神社の御祭神でもある為、まんざら気のせいでもないような気がするのですが、この辺りは私にはよく分かりません。

ただ、これからお世話になる神社となりそうです。

 

さて、こちらの八幡大神宮から200メートルもしない場所に隣接するかのように闘鶏野(つげの)神社があります。

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こちらのお社は、一変すると何の変哲もない土地の氏神様のような感じなのですが、後方を振り返るとご覧の通り。
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名神高速道路の上を跨ぐ形で参道があり、このような構造の神社は珍しいのではないかと思います。

 

shironpton.hatenablog.com

 

この参道がなくとも、名神と並走する道沿いから闘鶏野神社へは入ることが出来、何故このような大掛かりな工事をしてまで参道を作る必要があったのか。

 

少し気になり調べていくと、闘鶏野と氷室という土地に繋がりがあるとのこと。

 

実際、闘鶏野神社のある一帯は氷室町。

そして、Googleマップを何の気なしに見ていると、遠く離れた奈良の地にある氷室神社と都祁(つげ)地方。

 

地図を拡大すると、これはどうやら直線で繋がりそうな予感。

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となると、奈良の地の氷室神社と高槻市の闘鶏野神社にはきっと繋がりがあり、参道で繋げる必要があったのではないかと。

 

都祁は、海抜400~500メートルで、大和高原といわれる小盆地にあります。

近畿地方の天気予報では、都祁地域が最低気温が紹介されるベスト3位の地域にあるとのことです。

近畿の最低気温のベスト3は、和歌山県高野山」、滋賀県信楽」、そして、われらが奈良県の「針(=都祁地域)」だそうです。

また、どこかのパンフレットには、「奈良県一番の寒冷地で、その昔は、氷室がありました」と記載されています。

そのとおり、都祁地域には氷室神社という神社があり、夏には献氷祭という神事もあります。

 

【出典元:都祁の里紹介・・・冬の風景 | 奈良市生涯学習財団

 

氷室神社の氷室は読んで字のごとく、氷を収納しておく室で氷室。

更に、その氷室神社のある都祁(つげ)地方には古墳時代に都祁氏と言われる豪族が奈良市の東部の旧都祁村を治めていたとのこと。

 

古代の氷貯蔵庫「氷室(ひむろ)」

天理市福住町をはじめ奈良県東部山間地一帯では、冷蔵庫もなかった古代、冬の寒い時期に池で厚い氷を作り、それを切って山に掘った鉢状の穴に入れてススキなどをかぶせて保存し、夏に取り出して使用していた。その氷を保存した穴を氷室といい、多くの氷室が作られ、奈良の都・平城京に運ばれた。
日本書紀には、宮中では夏場に、酒に氷をひたして飲んだとある。削ってかき氷にして食べたりもしていたようだ。天皇などが亡くなったときに遺体を保存するのに使用したり、氷の出来具合でその年の吉凶なども占っていたともいう。
福住には古代の氷室跡が今も20以上も残っている。

よく知られているのは、氷室神社の東南約400mにある室山氷室伝承穴である。

丘陵尾根の稜線にそって土坑が並び、一つは上面直径8.4~10.6m、深さ2.67m、もうひとつは直径9.4~7.5m、深さ2.2mある。どちらもすり鉢状の形である。

 この辺りは標高が400mか

ら500mの位置にあり、古代には闘鶏国(つげのくに)と呼ばれる小国家を形成していたといわれている。国中(くんなか)と呼ばれる奈良盆地に比して気温が5度ほど低く、奈良の都・平城京からは20km程の距離と当時としては比較的近距離で、気候的にも地理的にも氷室を作るのに最適の地であったと思われる。

【出典元:第54回 平城京の氷蔵地、闘鶏国を歩く(奈良県天理市)|地球時間(あすたいむ)倶楽部

 

高槻市奈良市が『つげ』のキーワードで繋がりました。

つげで思い出したのが、漫画家のつげ義春

こちらは関係なさそうですが(^^;

 

距離が離れていようが、一見関係なさそうに見えようが、その土地の思いは必ず繋がることをここ2年程のお参りで実感しています。

 

更に、地図を見て気になる神社が二社。

関連するのは巨石、水。

 

ここまできたらば、これは一度奈良の地へ赴かなければなりません。

 

さて、奈良へと意識は飛んでおりますが高槻市八幡大神宮の御祭神は天照皇大神応神天皇天児屋根命

隣接する闘鶏野神社の御祭神も全く同じ三柱。

 

この時点で何も関係ないわけがなく、闘鶏野神社は昔々は八幡大神宮と呼ばれていたことがあったようで、このたった数百メートルの距離に何故同じ御祭神の神社が神社名を変えて存在するのか。

参照元闘鶏野神社

 

こちらも奈良の都祁と同様気になります。

 

八幡大神宮へお参りに行ったつもりが、奈良へと繋がることになり、予期せぬことに少し興奮気味ですが、『気になることには訳がある。』

 

いずれ近いうちにお参りに行くことになりそうです。

 

 

【大阪/交野市】竜神繋がりで磐船神社

大阪は交野市にある磐船神社

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道路沿いからでも分かる巨石。
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物部氏の始祖、饒速日命がお祀りされている磐船神社
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先程道路沿いから見えた巨石。

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磐船神社は読んで字のごとくの神社。

至る所に巨石が点在しています。

 

さて、7月で10歳になった息子。

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今回のお目当ては、10歳以上75歳までの年齢制限がある岩窟巡り。
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2年前、岩窟巡りへと歩いていく主人と娘を『自分も行きたい!』と悔し涙を流しながら見送った息子。

shironpton.hatenablog.com

 

この赤い橋の上で正面に見える岩窟を見て泣きながら、『10歳になったら絶対に行く!』と誓っていた息子の今日がリベンジの日。

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あれから2年。

決して忘れてはいなかったようです。


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『無事に岩窟巡りが出来ますように。』

 

拝殿の後ろでの巨石は御神体の磐座。
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その磐座の上には木々が生い茂っており、何度お参りに行っても圧巻な佇まい。
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岩窟巡りはこの巨石が重なり合った間を潜り抜けるのです。
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ここからは写真撮影は禁止。
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手荷物は社務所で全て預け(落ちても拾うことは難しいです。)、いざ岩窟内へ。
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私は今回で4回目の岩窟巡り。

主人と娘は2回目。

息子は念願叶っての初めての岩窟巡り。

 

この20年程で毎回違うメンバーとご縁があり4回目の岩窟巡りとなりましたが、今回が一番厳しく感じました。

それは、2回目となる主人と娘も同様だったようで、『前回はあれだけ簡単やったのに、なんか道順変わった?』、と道順を疑い出す始末(笑)

 

先週まで降り続いた雨の影響もあってか、岩窟内はいつも以上に水気が多く足元が滑ることもさながら、岩と岩が簡単には上らさせてはくれないような感じがしました。

 

念願叶っての息子は、一番の難所とされるところは難なく潜り抜けれたものの、まさかの岩と岩の間に流れる水を渡る箇所で動きが止まってしまいました。

手を前に出すようにと言っても、言えば言うほど手は後ろに下がり、挙句の果てには『もうここにいる』と言い出す始末・・・。

後ろ向きになってしまった心を反映しているかのような手の動き。

もうこうなると、言葉は頭に入ってこなく頭で理解するのは不可能。

先に渡った主人の前方支援と、息子の後ろに待機している私の後方支援でここまでやって来ましたが、ここで最後の奥の手。

私がやるのと同じように身体を動かすように指示。

頭で考えるのではなく、目で見て身体を動かす。

 

この方法がパニック気味であった息子に功を奏したようで、この後はそれこそ岩をよじ登るといった少々難易度の高いことも難なくやり遂げ、さぁもう出口に差し掛かろうとした場所でこちらの祠。

 

【白龍社】
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(画像は下記磐船神社のHPよりお借りしました。)

http://www.osk.3web.ne.jp/~iw082125/gankutu-i.html

 

文中には、

龍大神をはじめ、黒龍大神、金龍大神などの竜神様がお祀りされています。

の文字。

 

ちょうど週末に、このようなLINEが入り、

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 息子の名前には竜の漢字が使われています。

 

そして、磐船神社から帰ったその日に主人から差し出された携帯電話の画面。


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磐船神社の天岩戸。

 

龍神村のLINE

⇒その週末に息子(竜)と磐船神社へ参拝すると偶然にも白龍社

磐船神社の天岩戸

⇒主人から送られてきたケータイに磐船神社の天岩戸の記載

磐船神社の天岩戸はもののけ姫のモデル

 

そしてここからは、先週末たまたま見た自転車の本から『もののけ姫』へと繋がる場所を見つけ、夏休みに行ってみようと主人と話していたばかり。

 

こんなサインが沢山あった週末は久々なだけにビックリで、今年の夏も暑い中でのお参りとなりそうな予感(^^;

 

ただ、こうして沢山の気付きを頂けていることは大変ありがたく、暑いだ寒いだと外気温(周り、環境など自分以外)のせいにするのではなく、どんな状況であっても感謝を忘れずにいたいと。

 

そんなことも、自分に余裕が無くなってしまったら全く思えなくなってしまう、まだまだ心の狭い我が身です(^^;

 

さて、来月のお参りに備えて今出来るコトは体力づくり。

気付けば夏休みに突入しており、時間を見つけて子供達とサイクリングです。

 

【大阪/三島郡島本町】夏越の大祓 水瀬神宮

今更なタイミングの夏越しの大祓。

今年の夏越の大祓は毎週お水を頂いている水無瀬神宮へ。

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形代は事前に社務所で頂いており、家族一同各々記載。

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人形が5枚あったことから、ワンコの分も。

そして車の形もあったことから、日々の買い物に、子供達の習い事の送迎に、そし自転車をキャリア積んでサイクリングにお参りにといつも大変お世話になっている愛車の分も。

 

手水舎には上部に風鈴と、
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水面には祈願玉。
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大小、色とりどりの玉は娘のお気に入り。

 

境内には風鈴と風車。
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どちらも連想されるのは『風』。

 

拝殿前の茅の輪。
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水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり」

と唱えながら、茅の輪をくぐります。

 

社務所で形代を申し込み、
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いつも行列している離宮の水を頂きに列に並ぶもこの日は目の前に二組だけ。
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後ろに至っては人払いが起きたかのように誰も来ず、さて順番が回ってきたタイミングで急に風が吹き一斉に境内の風鈴と風車が大合唱。

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今年も半年を過ぎて、元気に過ごせていることに感謝。

 

梅雨も明け、日に日に暑くなる毎日に、そういえば去年の今頃は娘のカルタ部に付き合って、毎週滋賀県へお参りに行っていたな、と。

滋賀の神社とお山にたいそうお世話になったことを思い出しつつ、滋賀への付き添いが無くなった今年の夏は大人しく過ぎ去るかと思えば週末から何やらたくさんのサイン。

 

サインが3回続けばGOサインな私の勝手なルール。

3回続いてしまったので放っておくわけにも行かず、今年の夏もお参りに汗をかくことになりそうです。

 

どんなふうに繋がっていくのか、他人事のように楽しみです。

ありがたいご縁に感謝して☆

 

【ブロンプトン】ハンドルバックTOURBONを自立させる

左のバッグはブロンプトン専用バッグのCバッグ。

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昨年の私の誕生日に主人からプレゼントしてもらい、最初は見た目がイマイチなことから(ゴメンナサイ)渋々使っていましたが、今ではなくてはならない相棒。

日々のスーパーでの買い物やお参りに欠かせないバッグ、Cバッグ。

 

ただし、25Lの容量はお参りに行くには大き過ぎ、バッグを背負った姿はADと言われる始末。

私には少しサイズが大き過ぎるようです。

 

お財布、ケータイ、ハンカチ、水筒、おにぎり、御朱印帳が入るくらいの何か良い自転車用のバッグはなかろうかとネットを徘徊。

 

TOURBONのハンドルバッグという商品を見つけました。

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可愛いのですが、このままだと自立せず何とも残念なお姿。

 

モノ作りは苦手ですが、自分で作ったほうが愛着が湧くだろうと試行錯誤しながらカバンの自立へ向けて工作です。

 

まず、家にあった厚紙と長さを図るものさし。

油性ペンとカッターナイフ、そして透明の下敷きだけは100円ショップで購入してきました。

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まずはカバンの底板を厚紙で作ります。
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サイズを測りながら慎重に厚紙を切って、

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ピッタリ!
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底面は自立したものの、側面がヘナヘナ。

 

側面の自立用に、100円ショップで購入した下敷きを使用します。
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サイズを測って油性ペンで印をつけ、
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あとはカッターナイフで切込みを何度も入れて下敷きをサイズ通りに切り取ります。
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側面の自立
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ただし、このまま下敷きを縦に入れているだけでは単なる短い下敷き(笑)

そこで、カバンの縫い代の内側に下敷きを入れてみるもののこれではすぐに下敷きが外れてしまい、側面の自立どころかまたしてもちょっとしたお荷物(笑)
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ここでちょっと小細工を。

縫い代左右の上部だけ縫い、下敷きが抜けないようにしてみました。

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バッチリ!

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出来た!
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左:ビフォー

右:アフター


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完全なる自己満足の世界。

 

自転車に付けると、あら可愛い❤

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下に落ちている日除け予防の手袋が気になりますが(^^;

 

毎回ハンドルへの取り付けがちょっと邪魔くさいのですが、自転車生活が少しでも快適になると嬉しい♪

 

それにしても、まさかこんなに自転車と共にある人生を送ることになるだろうとは退職時には全く予想もしておらず、汗をかくのも夏の暑さも大嫌いだったはずが、夏日に自転車を漕いで汗をかくことでスッキリしている現状。

 

何事も、まずはやってみなければ分かりませんね。

体験して分かること、腑に落ちることが沢山です。

 

そんなことを気付かせてくれることになった自転車に感謝。

お参り頻度は下がる一方ですが、それに反して日々の生活で気付くことが沢山です。

 

学びは至る所にあることを実感!

 

 

【大阪/高槻市】大沢のスギ

大沢の原木栽培しいたけの直売所を出て、ものの5分もしないうちに右手に標識が見えてきました。

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標識によると、大沢のスギは大阪府の天然記念物に指定されているようです。

以前、何の拍子かたまたまGoogleマップで見つけた大沢のスギ。

気になりつつも写真の余りのインパクトの強さに主人共々腰が引けていた大沢のスギ。

ちょっと怖い感じがしつつも、ずっと気になっていた場所。
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標識からすぐそこの場所に目指す大沢のスギがありました。
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原木栽培しいたけセンター直売所のマダムから聞いた話では、年々よからぬことをする人が増え、とうとう大沢のスギの周辺にこのように囲いが出来てしまったとのこと。
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大沢のスギの周辺を整備される方が使用されると思うのですが、木の扉もありました。

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私同様、何でも後ろ手に回りたがる息子はいの一番で大沢のスギの真後ろへ。
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大沢のスギとの対比に使って頂ければ幸いです(笑)

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いやー、もうちょっと言葉が出ない神々しさ。
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陽が多く射していることや、周りの木々が整理されていることも多分にあると思うのですが、私が写真を見て抱いていたちょっと恐ろしい木の様相が一変しました。
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何とも懐の深い木。
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ここからはまたしても一心不乱に写真撮影。
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似たような写真ばかりですが、この一枚は少し違いますね。
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幹回りもさることながら、やはり美しいのが根元。
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反対側から娘が上ってきました。
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縦横無尽に伸ばす木の枝が、まるで木の声のよう。

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木の枝は空いっぱいに、根は地面いっぱいに広がっています。
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何枚撮っても撮り足りることはなく、ただ気付けばもうお昼の時間。

お昼ご飯は家族一同満場一致の大沢スギが見える場所。

その間、週末にも関わらず私達家族以外は人っ子一人いない空間。
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帰り支度の最中、男性のハイカーが一人山の上から下りてこられましたが、のんびり家族だけで過ごすことが出来ました。
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そんなことを言いつつも、子供達はどこに座るかで揉めたりなど相変わらずの小競り合いはセットでしたが(笑)

帰り道は来た道を上った分だけ気持ち良く下って、さながらジェットコースターのよう。
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行きのあのしんどさは何やったんやろうかと思うくらいの帰りの下り坂。

主人曰く、これがサイクリングの上り坂道の『ご褒美』だそうですが、私のご褒美は『思わぬところで色々な人と喋ることが出来、気付きがあったこと』だとか、『思わぬところでお参りが出来たこと』であり、決して坂道を上りたいわけではなく(笑)

 

ただ、子供達にとっては、

 

『未知なることへの挑戦』

『出来ないと思っていたことが出来た、そしてその達成感』

 

が一番のご褒美なような気がします。

 

行きの坂道で一番軽いギアが入らず、心が折れた私は自転車を降りてしまいましたが息子は『絶対に坂道で自転車から降りへん!』と強い意志と心で、最後まで走り抜きました。

ほんの2か月前までは、知らない坂道の前では泣いてペダルを漕ぐことを拒否していた息子が、です。

私のようにギアのせいにせず、自分の足で坂道を上り切った息子。

鬼滅の刃の煉獄さんではないですが、『心を燃やせ』を感じた瞬間。

 

サイクリングの家族全員の目的は違えども、自転車を漕ぐということだけは共通事項。

自転車を漕いでいるだけですが、成長や気付きを感じるのは紛れもない事実。

 

私にとって当初はお参りの際の相棒程度であったブロンプトンですが、交通手段だけでははかれない存在になりつつあります。

 

次回は、そんなブロンプトンに少々手を加えた記事になりそうです。

お参りが出てこないだなんて―(笑)

 

 

 

【大阪/高槻市】早尾神社と大沢のスギ

紫陽花の季節。

紫陽花が見ごろな柳谷寺を目指す予定が、我が家の愛犬が娘の布団に粗相をしてしまい朝から洗濯機がフル稼働。

そんな朝から予想外のアクシデントにどんどん過ぎてゆく時間(^^;

柳谷寺は断念したものの以前から気になっていた場所へ予定を変更して出発です。

 

さて、家から自転車出発なのは変更せず、ずっと上りの坂道ばかり。

やっと上り切った坂の正面には新名神高速道路

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この時点ですでに『・・・しんど』なのですが、それでも目的地はまだ上。

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神峯山方面からの道と府道79号伏見柳谷高槻線の合流地点。

 

ここからはあまりの坂に写真を撮る余裕もなく、道中歩いているおじ様と自転車越しに交わした会話がきっかけで、この平坦な場所でしばし歓談。

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こんなに立派なビワの木を教えていただき、
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こんな発見も、車で通ると一瞬。

ただ、こうやって時間をかけて歩く(走る)ことで、また違った景色が見えてくるとおじ様。

 

どちらが良い悪いではなく、自分がどういう景色を見たいのかどうか。

日々の生活で特段特別な事をせずとも、望まなくとも、当たり前の生活の中に『楽しい』は沢山潜んでいると実感する瞬間です。

 

さて、このビワの木の先に高槻市バスの終着点『川久保』があり、川久保の名の通り川というからには川があり、付近では川遊びが出来たり、この時期だとカワセミがいることもあるとのことで写真を見せていただいたりと、山、ひいては自然と遊ぶコトの大切さみたいなものを沢山教えていただきました。

そんなとても親切なおじ様は、この府道79号線をよく歩かれているそうで、またお会いできる日があるかもしれません。

私と娘は、もうこのクラブのような罰ゲームのような坂道はちょっとゴメンな気分で、家で留守番の可能性も大ですが(笑)

 

さて、ここまで随分と坂道を漕いできたにもかかわらず、山奥深くなってきたからか暑さも気付けば涼しくなる体感温度

 

このあたりで空気が一変します。
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この日の大阪の予想気温は30度。

に対して、この一帯の気温は21度。

サイクリングには快適な気温です。

 

目指す大沢のスギはもう少しといったところで、左手に鳥居が見えてきました。

 

【早尾神社】

御祭神:早尾大神(猿田彦命)、応神天皇
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久し振りの神社。

目的地の近くとあらば立ち寄らないわけもなく、少し休憩も兼ねてお参りです。
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建物の裏手に回ると大きな岩が二つ。
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その地点から左に90度の位置に鳥居。
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お社の裏手に回るのはなかば習性のようなものです。
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こちらにも大きな岩と側に木。
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別のアングルからもう一枚。
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この岩と木が少し気になりました。

何だかどこかで見たような、知っているような既視感のある感じ。

 

そんなことを思いつつ、石段をそろりそろりと降りる息子についてゆきます。
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早尾神社が少し気になり調べてみたところ、滋賀県大津市に同名の神社があり、御祭神は武速素盞鳴命と猿田彦命

 

大津市といえば昨年の夏、娘のカルタに付き合って一人自転車でお参り三昧だった土地。

場所が気になり調べてみると、皇子山古墳古墳の近く。

shironpton.hatenablog.com

 

皇子山古墳は既に訪れており、大津市にある早尾神社が気になるところ。

 

そんなことに気付くのも、毎度こうしてブログを起す作業での気付き。

そろそろお参り再開となるのでしょうか。

他人事のようですが(笑)

 

さて、早尾神社の御祭神 猿田彦命から思い浮かぶのは滋賀県高島市にある白髭神社

shironpton.hatenablog.com

 

白髭神社のお社の裏手にも大きな磐座があり、更には木々が生い茂る山中。

ここ高槻市にある早尾神社にも磐座と思しき岩と木。

 

既視感の理由が少し腑に落ちたような気がします。

 

さて、早尾神社で息子と私がお参り中、娘と主人が立ち寄っていた場所。
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道路を挟んで反対側に原木栽培しいたけの直売所がありました。

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今年はしいたけにとってはお天気があまりよろしくなかったようで、収穫量が少ないとお店のとても美しいマダムがおっしゃっていました。
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何度も何度も『これだけしかなくてごめんね。』と謝られたのですが、こちらとしたらそもそも原木しいたけを求めてサイクリングに来たわけでもなく、サイクリングに来たおかげでこうして今夜のバーベキューの食材が思わぬところで買えただけでもとても嬉しく、『ありがたい』の一言。

それにしても、対応して下さったマダムがとても美しかった。

そう思ったのは私だけではなかったようで、

 

息子:『あのおばちゃん、キレイやったな』

主人:『あんな山奥のお店にも関わらず、綺麗にお化粧してはったな。』

 

とは我が家の男子チーム(笑)

 

やっぱり美しいものは見てしまうよね(笑)

私も美しいものは好きなので、とてもよく分かります(^^)

 

そんな見目麗しいマダムは、見た目だけでなく心も美しく、お会計をしている際、家族みんなにと飴を用意して下さったり、神社前に落ちていたペットボトルのゴミが気になると私に話す息子に、『そんなの気にしなくていいからね。』と、息子にも気をかけて下さいます。

 

そんな息子の何かをマダムは感じ取られたようで、

 

『この子はちょっとおもしろいね。』

『優しい子やね。』

と、息子に興味津々でした。

 

私からすれば、二、三言葉を交わしただけで息子の本質を見抜かれたマダムにビックリでしたが。

是非、またお会いしたいマダムです。


さて、自転車を停めている早尾神社へと戻り、ここから目的地の大沢のスギはもうすぐそこ、のマダムの言葉通り真っすぐ道を進みます。
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つづきます。

【大阪/茨木市】竜仙の滝

6月の晴れた日の週末。

久し振りに娘も参加(というより、有無を言わせず(笑))の我が家の自転車部。

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家族四人で向った先は、茨木市竜王山にほど近い竜仙の滝。
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いつか行こうと言いながら、近いだけに後回しになっていた場所です(^^;

山道を入って10分足らずで竜仙の滝に着くとの情報を頼りに歩いていると、右手に石垣。
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ミステリー好きな息子。

石垣を見るや否や脳内では色々な想像が駆け巡るようで、『この石垣の大きさやと、お城があったんやろうか。』『ん?でもこんなところにお城?』『なんなんやろ?』

と、一人でひとり言とは到底思えない大きな声で何やら考えをめぐらしておりました。

 

この後、そのまま真っすぐ進むのですが
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竜仙の滝の目印はなく、藤原鎌足公が眠るとされる阿武山への標識が見えてきました。
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大きな岩が沢山あり、これだけですでにこの地に来れて良かったと4人でテンションが上がります。
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そして、目の前に見えてきたのは竜仙の滝?
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見た感じからすると、どうにも水路のような気がします。

f:id:roy-7303-pkbs:20210606150345j:imageさて、困りました。

 

ちょうど下を見てみると、女性二人組の登山の格好をした方が私達のいる水路方面とは反対方面に歩いて行く姿を発見。

渡りに船。

その後を追うことに。
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私はこの川を渡る時に片足がジャボンと川にハマりました(笑)

 

渡り終えたあと後ろを振り返ると、三角の大きな岩が近くにいた時よりもさらに大きく感じます。
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さて川を渡った後は山道です。
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女性二人組の姿はもう見えず、ただ黄色いテープの目印がこの道で間違い内の証。
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左側をふと見ると、ある一区画だけがこのような小振りな石の密集地帯。
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チョット幻想的な場所でした。

 

こんな気持ちの良い山の中を、外の暑さとは無縁の涼しさで歩いていくと、
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またしても川を渡るの図。
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その川の真ん中でひときわ目立っていた木。
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木の姿に見惚れつつも先を進みます。

というか、木を撮り過ぎてまたしても置いて行かれました(笑)
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このあとは道なりに進むと、ほどなくして目指していた竜仙の滝へと到着。
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想像していた以上に水の勢いがあり、流れるしぶきが美しく、そしてとても気持ちの良い空間。
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さて、目的の竜仙の滝に到着しお昼ご飯を食べる場所をと見渡すと、滝の横に上へと続く道。

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またしても、私を置いてさっさと進む男子チーム。
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とりあえず着いていくことに。
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右手の二股の木が気になりました。

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木と呼応するかのように反対側には岩を使って天然の祠が設えてあり、中には石像が祀られていました。
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二股の木から後ろを振り返ると、眼下には竜仙の滝。
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そして、またしても置いて行かれるの図。
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辺りは巨石が多く、そして木の状態からも色々と想像せずにはいられない一帯。
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一体どこまで歩いていくのかと後を追うと、この倒れた木の奥から声が聞こえます。

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木をまたいで進んでいくと、目の前に石垣が。
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となると、きっと何かがあるはず。

 

祠が見えてきました。

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スマホで位置情報を確認する人と、指先のささくれが気になる人(笑)
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祠は全部で3つあり、

 

『岩滝大明神』
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岩滝大明神の岩滝で思い浮かぶのは高槻市にある岩滝寺。

shironpton.hatenablog.com

 

その岩滝寺と同じ感じを受けるこの一帯。

東大阪市 生駒山にある往生院六萬寺は山号が岩滝山で役行者と繋がりがあり、近年滝行が復活。

 滝行 岩滝山 往生院六萬寺

 

お山の中に竜仙の滝、そして巨石。

となると、この竜仙の滝一帯も役行者と繋がりがあったのではなかろうかと。

 

お次は『不動明王 妙見大菩薩
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滝(水)があるところには不動明王(火)。

火と水でカミ。

妙見大菩薩から連想されるのは空海さん。

 

最後に『瀧竜大明神』
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龍と滝から連想されるのは瀬織津姫

 

役行者空海さん、瀬織津姫を感じずにはおれず、このお山にある滝、巨石を大切にお祀りされていることが窺い知れる三社。

 

そばには瓦があり、三社以外にもお社があったのかもしくは建て替えられた残骸かもしれません。
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木と岩の融合。
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さて三社を後にし、このまま進むと藤原鎌足公が眠るとされる阿武山への道。
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ただもうここでお腹が限界。

おにぎりの後には、友達からもらった4つのドーナツを四等分。
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4つの味を4人で美味しく頂きます。

まぁ、全員食いしん坊なだけという話しなのですが(笑)

 

お腹も満たされて、さて下山。

前日の雨でぬかるんだ道を恐る恐る下りるのは私だけで、他三人は上りと同様サクサクと。

 

ふらりと訪れた竜仙の滝。
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この地は、木も岩もそして水も全てが良い気に満ちた空間。
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天然アスレチックは子供達も楽しく、
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巨石に素晴らしい木々に、そして心地の良い水の音。
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帰り道、息子が見つけた岩で作られていた足跡。
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帰りだから分かる形状。

こんなところに小さな発見があり、また次回への楽しみへと繋がります。

 

そして息子と二人、同時に指さした木の根元にある大きな瘤。
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周りにある岩といい、面白い一画。

 

この地を一歩出れば、車の往来がある府道46号線。
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府道46号線を一歩入れば、良い気に満ちた別世界。

 

思わぬところで久々の巨石に巨木、そしてその地を護るお社にお参りすることが出来、ありがたい一日となりました。