月に一度の宝池寺へ。
個人的に宝池寺の狛犬さんは好みで、この愛嬌のある顔についつい写真を撮ってしまいます。(もう何回撮っているんやろうか(笑))
こちらはちょっと強面。
だけど心根は優しい。
今日は朝早くの参拝で人気は全くなく、一人のんびり約束の時間まで気の向くままにお参り。
こちらは寺務所前に数か月前に置かれた『竜王山トンネルの貫通石』
立札には、
トンネル貫通の際に採れる石は安産のお守りとされてきました。
『難関突破 初志貫徹』から合格祈願の利益も
とありました。
いつもは自分のお願いごとはしないのですが、ふと、頭をよぎったのは今年になって新たに始めたこと。
出来れば死ぬまでやっていきたいと思っており、『初志貫徹』にあやかって手をかざしてきました。
じんわりと両手が暖かくなってきたのはサイクリング後の私の火照った身体のせいなのか、はたまた気のせいなのか。
その最中、『ドン!』とものすごい大きな音がし、寺務所の窓ガラスが震えるほどの振動。
2022年に完成予定の安威川ダムの工事の音なのでしょうか。
貫通石からの『その願い叶えたり!』の合図だと嬉しい(笑)
さて、2021年に入ってから毎月一度、宝池寺へは自転車で通っておりますが、随分と慣れてきたとはいえどもやはり自宅から続く上り坂は毎度のことながらしんどく、ただ今回初めて難所の2番目ポイント(車作村バス停~忍頂寺小学校前バス停)を今までの中で最短で走ることが出来ました。
ちなみに私が勝手に作っている難所は3つあり、
・1つ目は大門司トンネルまでの坂道
・2つ目は車作村バス停~忍頂寺小学校前バス停
・3つ目は忍頂寺小学校前バス停から竜王山宝池寺
当初は30分はかかっていたであろう上り坂を16分。
コツコツと続けていたことが形となって表れ始めてきた瞬間です。
そんな私の成長を支えてくれる愛車のシロンプトン。
この子なしでは私はこんなに走れなかったことは絶対で、絶大なる信頼をおいております。
タイヤすっごい小さいんで、これで走っているというとたいてい驚かれますけどね(笑)
そんな愛車と気付けばお参りブログを始めて2年と少し。
ここ最近、新たな場所へのお参りはありませんが、それでも買い物がてらのふらりとお参りのお供はシロンプトン。
パンは体質が変わってきたのかあまり食べたいと思うことが無くなってきてしまい、あれだけ好きだったはずなのに登場することはほぼほぼなくなってきてしまいました(^^;
人は変わるものなのだと思います。
変わらないことで安心することも多々あるのですが、変わることも必要なのだと思います。
そんな風に実感したのは、今日のサイクリングで私の頑固な癖を少し手放せたことが大きく。
『許す』
『赦す』
口で言うのは簡単なのですが、本音と口から出る言葉は裏腹。
今日ほど本音と言葉が一致したと感じたことはありません。
大きな一歩は踏み出せなくとも、日々の生活の中で自身を向上できることは沢山あります。
滝行をせずとも。
断食をせずとも。
毎日が学びであり修行だと改めて感じたお参りとなりました。