シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【奈良/宇陀市】天の岩戸神社

奥宮までの道中、右手に鳥居が見えてきました。

止まらない理由はなくちょうど1台分の駐車スペースが空いており、迷わず参拝。

 

【天の岩戸神社】

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傘を差すのが邪魔くさいと、フードをかぶって似た者同士の男子チーム(笑)
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巨石。

天岩戸。
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右手に小さく見える看板から、天の岩戸神社は、室生龍穴神社の境内になるようです。
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岩の上に木の根が見え、木が生えているように見えますが、常識で考えるとあり得ないとなるのですが、常識とは何なのか。

不思議なことを見させていただく、聞かせていただく機会が増えた今、分からなくなってきました。

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境内には室生龍穴神社と同様、夫婦杉がありました。
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さて、ここから奥宮までは車でもうすぐ。

道中、参拝を終えた方が歩いてこられ、この雨の中往復1時間近くもかけて歩かれている姿に頭が下がります。

 

運転が苦手な私がこうして色々な場所へと参拝させて頂けるのも、運転が苦ではない主人のお蔭。

有り難いことです。

 

つづきます!

 

【奈良/宇陀市】室生龍穴神社

室生寺を後に、車で5分程。

やってきたのは、いつかは参拝に伺いたいと思っていた神社。

 

【室生龍穴神社】

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御祭神は水の神様、高龗神。

天兒屋根命・大山祇命・水波能賣命・須佐之男命・埴山姫命も配祀されています。

 

境内は異次元。

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空気が濃ゆいというのか、なんとも形容しがたい雰囲気。

時刻は13時頃だったかと思うのですが、曇天雨模様のお天気もあって昼間とは思えない鬱蒼とした境内。

そして灯が幻想的な拝殿。

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室生寺の境内の杉にも圧倒されましたが、室生龍穴神社の杉はとても雄々しくまた違った雰囲気。

 

室生寺で感じた女性性と、室生龍穴神社で感じた男性性。

陰と陽。

二つで一つ。

 

拝殿の右横から拝殿の後ろへと回ることが出来ました。

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後ろを振り返ると、先程参拝した拝殿。

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先程、主人と一緒に撮った杉を今度は息子と一緒に。

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木の表面に映えている苔を気持ちいいと触り続ける息子。

木の瘤が凄まじく、生物のようにも見えます。

年季を感じさせる苔むした狛犬さん。
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丸ッとした体形が可愛らしい。
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二股の木。
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こちらは圧巻の二股の木!

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連理の杉。

夫婦和合の木。

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素晴らしき。

境内の一画にある、こちらの結界内の木も気になりました。
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かごのきでしょうか?

立派な木に育ちますように。
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さてここからは、奥宮への参拝
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歩くと25分程とありましたが、あいにくのザザ振りの雨。

家族は難色を示しており、車でいざ奥宮へ!
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つづきます!

【奈良/宇陀市】三大如意輪観音 室生寺

先月の丹生川上神社(上社・中社・下社)のお参りの際、とても気になった宇陀市

今回は珍しく間を空けずに家族で参拝に来ることが出来ました。

 

室生寺

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今回も前回の参拝に引き続きの一日中の雨。
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橋の上からでも分かる、大きな二本の木。
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樹齢100年以上にもなる三宝杉というのだそう。
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本来は三本並んでのお姿だったようですが、今年の6月に一本が枯れ死してしまったようです。

三位一体。

三本並んで一つだったようですね。

 

受付で拝観料をお支払いし、すぐに見えてきたのは迫力満点の【仁王門】
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コロナ禍で利用できない手水舎が多い中、利用できました。
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目の前には石畳が美しい鎧坂。
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雨が降っていたこともあり、市の表面はツルツルしていてちょっと危険。

石階段の途中に左に幟が見えました。
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やった!弁財天様!
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本日はご縁を頂き、ありがとうございます。

 

石畳を上がった先の金堂前で、ちょうど御祈祷が始まったばかりでした。
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御祈祷を受けている方々は、見た感じからすると林業に携わられている方々なのではなかろうかと。

 

お寺の境内ですが、神主さんの御祈祷。

そして、もちろんこの奥にあるのは朱塗りのお社。

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奥宮参拝後、この辺りを散策しましたが面白い場所でした。

その状況はブログ後半で。

TVのように、焦らしているわけではありません(笑)

 

弥勒堂】
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金堂同様、全ての道内の内部の撮影は不可。

実物に勝るものなしです。

 

【金堂】
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こちらも弥勒堂同様、中の仏像は拝観することが出来ますが、撮影禁止です。
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止んでいたはずの雨がまたしても降ってきました。

雨から逃げるようにと進んだ先はありがたいことに本堂。
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こちらのお堂に三大如意輪観音が安置されていました。

誰もいなかったことを良いことに、目の前に座らさせていただき御真言を唱えさせていただきました。

 

三大如意輪観音の存在を知ったのは、八十八所巡りで訪れた兵庫県神戸市にある神呪寺でのこと。

shironpton.hatenablog.com

 

今年は楠公さんとのご縁もあって、三大如意輪観音観心寺さんへの参拝も叶い、

shironpton.hatenablog.com

 

そして、今回の室生寺如意輪観音様でありがたいことに全て参拝。

 

特段、仏様に詳しいわけではないのですが、何故もこう如意輪観音様へ参拝の運びとなるのかと考えたところ、今から4年半ほど前に近所のお寺で参拝した際、手を合わせた仏像の前で涙が止まらなくなりました。

その仏像が如意輪観音様。

後にも先にもあんな不思議な経験はなく、結局どういった事なのかはいまだに分からずじまいですが、こうして参拝させて頂ける流れとなった今、意味を深く考える必要はないのかもしれません。

 

さて、ゆっくりさせていただいた本堂を後にし、降り続く雨の中進んだ先には五重塔がありました。

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この先は奥之院へと続く道。
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小さい男性の方の動きはいちいち面白い(笑)

 

これは神域。神社で言うならば鳥居。
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ズドーンと天まで届かんばかりの二本の杉の木。

 

この一帯の杉と岩が、ちょっともう言葉にならないくらい。
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砂利道でこのままおしまいと思いきや、目の前には石畳の階段が見えてきました。
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これから続く道のりよりも、私は左手に見えてきた木に釘付け。
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これは、興奮するなというほうが無理な話しで、1人大興奮!
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ズーム!
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言葉に言い表せないほどの感動。
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誰がこんなに同じ木ばかり見たいんやと言われそうですが、この素晴らしさを誰かと共有したい(笑)
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この木の後ろ手に、小さい子のおもちゃが何点も置かれた水子供養のような場所がありました。
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さて、石階段に戻って後はひたすら上を目指すのみ!
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奥之院到着!

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【御影堂】
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中には弘法大師空海の像が安置されており、日本各地の大師堂の中でも最古の部類に入るのだそう。

 

その左手には息子がとても気になっていた七重石塔。
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七重石塔の側から見えた景色。
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随分と高い所まで上がってきました。

 

そして、上がってきたらば下りねばならず、眼下に見える石階段とまたしてもお付き合い。
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奥之院の位牌堂を石階段途中から望む。
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重機もない時代に、これほど立派な建造物と地盤の整地。

どれほどの時間と、どれほどの人出が必要だったのでしょうか。

先人たちの思いと共に、後世に残していかなければなりません。

 

先程一人で興奮していた木が見えてみました。
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上から見ても下から見ても立派な木。

 

そして、こちらも行きにとても気になった場所。
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木と岩。

三本の杉とくれば、三宝杉?


本堂を過ぎ、行きとは別のルートには小さな池がありました。
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鯉ではなく金魚が泳いでいました。

 

池の近くには添え木がされた木。

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石階段を降りて振り返った光景。

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境内には気になる木ばかり。

そして、こちらは先程神主さんが御祈祷をされていた一帯。

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この木にかかっているものが御祈祷中からずーっと気になっていました。

麻ではなさそうですが、御祈祷と関係のあるものなのでしょうか。

 

さて反対側。

こちらは岩に彫られた不動明王
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裏手に回るとご覧の様相。

木と岩。
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そして、反対側にはお社へと続く石階段。

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お社の後ろの木がとても気になりました。
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ちょっとこの一帯に足を踏み入れるのは憚られ、遠目から写真のみ撮らせて頂きました。

こちらの木は女性のような感じがしました。

 

この金堂前の一帯は、神社を色濃く感じる空間。

山を御神体としてお祀りされているような感じがしました。

 

さて金堂前の鎧坂を下って、こちらも行きにとても気になった木と一緒にパチリ。
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行きはこの木の側に女性がずっと立っておられ、その方もこの木が気になっていたのかもしれません。

 

授与所の前に飾られていた可愛いお坊さん。
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右のお方は何に驚いているのでしょう(笑)

 

今回頂いた御朱印は二種。

 

左:奥之院で頂いた弘法大師御朱印

右:本堂で頂いた如意輪観音御朱印

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さて、ここからはどう考えても息子にとってのご縁繋ぎのお参り。

お次は神社への参拝です。

つづきます!

【京都/中京区】御金神社、と今の私にとって必要なもの

久し振りの一人輪行

シロンプトンより軽いミドンプトンを相棒に降り立った先は阪急大宮駅。

何カ所かある出口の中で、何気なく選んだ出口の先には20年以上も前、初めて就職した先のビルがありました。

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そして、駅の出口を出てすぐの場所に、工事で移転中の宝くじ売り場。

一度は通り過ぎたものの、今日の参拝先は御金とかいて『みかね』と読む、御金神社。

これも何かのご縁と、初めてミニロトを購入してみました。

数年前、夢は買わずに、現実のモノと稼ぐことしか興味のなかった自分が嘘のようです(笑)

 

さて目指す御金神社までは阪急大宮駅からは自転車で10分ほど。

碁盤の目の路地に、建物に挟まれるかのように御金神社はありました。

 

【御金神社】
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【手水舎】
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とてもコンパクトな境内ですが、お清めの場所はゆったりと設けられていました。

禊祓いは大事ですからね。

 

撮らずにはおれなかった『金』の金色の文字!
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右手の狛犬さんのそばに『金』はありませんでした。
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おびただしい数の銀杏形の絵馬。
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奉納する場所が限られている為、上に重ねるしか方法がないのだとは思いますがこれが木であれば、沢山の銀杏の葉が付いた立派な木になりますね。

この奥、右手には祖霊社がありました。

 

【祖霊社】
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目の前にある御金神社の拝殿は目に入るものの、祖霊社は脇にある為気付かれている方が少ないのかもしれません。

平日の午前中にも関わらず御金神社には沢山の方が参拝に来られていましたが、祖霊社へのお参りは私が見た中ではお一方だけでした。

 

拝殿真後ろには鎮守のならぬ、そびえ立つマンション。
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手前にある一本の木が境内のご神域を守ってくれているかのようです。

 

御金神社の御祭神は、金山毘古神天照大神、月読神の三柱。
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拝殿の左手前にテント形の仮設のような授与所があり、ここがもう、本当にすごい人だかり。

御朱印は書き置きのみとのことで、頂いた御朱印は見るだけで福が満載!

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そして、今回の参拝のきっかけとなったおみくじを引いてきました。
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おみくじは三種類あり、お守りの入っていない普通のおみくじ(200円)と、私が引いた小判や打ち出の小槌などのありがたい縁起物が入った開運おみくじは300円。

そして、金色の銀杏形のおみくじは、大大吉までがあるそうで中に入っているのは金色の縁起物で500円。

 

御金神社を教えてくれたジン友(神社参拝友達。なのに参拝したのはお寺だけ(笑))から、ドンピシャなお言葉が頂けるおみくじがあると聞き、そんなタイミングで欲しいと思っていたモノが、全て御金神社近くのお店ばかり(笑)

これは参拝のタイミング。

 

こんなビックリするようなサプライズが日々あり、これをそのままにしておくのか、気付きと捉えて動くのかは自分次第。

 

偶然はなく、気付いた時点で必然。

 

いただいたおみくじの言葉をありがたく噛み締めて、さてさてお次の目的地までは自転車で5分程のサイクリング。

 

【林龍昇堂】
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お香のお店です。

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龍昇堂だけに龍かと。
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すみっこで何だか楽しそう。

 

さて、林龍昇堂さんでのお目当ては香炉。
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お店の方に色々とお話しを伺って、お香も数種類をたてて下さって至福の一時。

さんざん悩んで、香りを堪能して、お気に入りを購入しました。

 

さてお次のお店も自転車で5分ほど。

 

鍼灸院で私の体質に合ったお茶を教えていただき、早速ネットで徘徊。

画面の一番上に表示されたHPのお店が気になり、住所を見ると御金神社、林龍昇堂さんと全てご近所の位置。

行きなさいと言われているようなもの(笑)

 

紅茶専門店
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家族へのお茶に、知人へのプレゼントとに、そして5,000円以上の購入で頂けるお茶やらで予想以上に散在してしまいましたが、皆が美味しく飲めるのであればそれで良し。
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こちらは林龍昇堂さんで購入した品々。
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以前、宝山寺の参拝で購入したお香が、開けてビックリの長尺の上に径が太く、家にある香立てでは全く用をなさず、どうしたものかと頭を悩ませていたところ、林龍昇堂さんのHPの香炉にたどりつきました。

shironpton.hatenablog.com

 

香炉であれば、お香の太さに悩むこともありません。

何よりも、お香を最後まで使い切ることが出来ます。

 

宝山寺で一緒に参拝したお初のジン友がその時に教えてくれた御金神社。

そして、その宝山寺で購入したお香を立てる為に行きついたのが、御金神社の近くにある林龍昇堂さんの香炉。

 

これを偶然と考えるのか、ありがたいと考えるのか、自分が幸せと感じる方に。

 

右手の香炉は、彫りと色が美しく1つだけの購入予定でしたが、こちらも頂いて帰ることにしました。

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色を合わせたかのような左手の湯吞は、京都からの帰り、自宅の最寄り駅近くのお店でたまたま見つけたモノで残り1点。

ご先祖様様に使用している水入れのサイズがここ最近どうにも小さく感じており、ちょうど良いタイミングで、計ったかのように色合わせもピッタリのモノに出会いました。

 

更に下にある蓮の花弁のようなお皿は、ダリア形とありましたが私にはどうしても自宅にある仏像の台座にしか見えず、こちらも1点だけ。

 

追加で購入した香炉に合わせるかのように、私の御先祖様へと手を合わせる仏間エリアに必要なものが、その日に全て揃いました。

 

こちらはおまけで、100均セリアで見つけた八角錐型盛り塩固め器。
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今までお香立て用のお皿として使用していた白いお更にピッタリです。

 

京都での滞在時間はさほどありませんでしたが、今回の参拝で今必要なものが全て揃いました。

 

帰ってビックリ!

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黄色シンクロ!

ありがたし。

 

相変わらず、後ろを振り返っては以前の私を懐かしみ、気持ちがあっちこっちへと揺れる自分がおりますが、こうして気付けなかったことに気付けるようになったのは自分が一番大事だと握りしめていたものを手放したからこそ。

 

でも私は強欲なので、どちらも欲しい(笑)

 

この自分の強過ぎる我と、これからどうやって付き合っていくか。

年を経るごとに色々な事を達観していくのかと思っていましたが、現実は全く違い、いやはや課題はてんこ盛りです(^^;

 

【奈良/吉野郡】丹生川上神社 中社 東の瀧

運転が苦手な私には絶対に不可能な山道をひたすら進むこと30分。

運転が好きな主人に感謝。

やってきたのは、丹生川上神社中社。

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車の窓から中社が見えた瞬間、メチャクチャテンションが上がりました。

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御祭神は罔象女神(みつはのめのかみ)。
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一目見た時から、私は中社がとても好きだと分かりました。

 

こちらは手水舎の龍さん。
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誰が見ても一目で分かる龍。

 

ででん!

何度も出していますが、下社の龍!

やっぱり手水舎の龍さんは下社が最高です(笑)

え~味出してはる。

 

今回の参拝は、天河大弁財天社に始まりずーっと雨ですが、全て水神様ばかりの参拝ですので、これはこれで良いのかもしれません。
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上社同様、中社にも黒毛の馬と白毛の馬の絵の奉納がありました。
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下社は伺った時は御祈祷中でしたので確認していませんが、もしかすると同様に絵の奉納があったのかもしれません。

左手には、白龍と黒龍の絵がありますね。

今回は龍神様縁の神社ばかりで、名前に竜の漢字が入る息子にはありがたいご縁です。

 

さて、拝殿の右手にとても気になる一画がありました。

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【叶大杉】

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千年杉とあり、下社の御神木の500年の大杉よりも倍の時間をこの地で過ごされています。

御神木を触るのはとても気が引けますが、『手で触れてよし』の看板にありがたく触れさせていただきました。

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叶大杉の根元には『丹生のなでフクロウ』と書かれた木彫りのフクロウが置かれており、ここ数か月フクロウに関する事柄が次から次へとやってきており、まさかまさかの奈良の地でもご対面。
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ふくろうは「不苦労」「福来朗」「幸福ろう」とも。

言霊の霊験にあやかりたいと思います。

ありがたし!

拝殿での参拝前から息子がずーっと気になっていたこちらの龍玉。

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社務所から徒歩5分程度にある東(ひんがし)の滝へ、願いを込めたこちらの龍玉を投げ入れるのだそう。

てっきり持って帰れるのかと思っていた息子ですが、せっかく来たのだからやってみたいと鼻息荒く、そんなタイミングでちょうど神主さんが来られ、お話しを伺ったところ、降り続く雨で川の水量が増量しており、少し危険だとのこと龍玉の投げ入れは出来ないとのこと。

ただ、後日神主さんが責任を持って投げ入れておくと息子に約束して下さったので、その場で願いを込めて神主さんに龍玉を託しておりました。

何を願ったのでしょうか(^^)

 

東の瀧への参拝の注意喚起の張り紙を張られ、ただ、近くまでであれば見ることは可能とのことで、せっかくお話しを伺えたのも何かのご縁。

行ってみることに。
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我が家の姓は東。

息子にとって良いご縁となりますように。
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橋を渡り終えると、すでに水の音が轟轟と耳にお腹に響き渡り、そんな状況に興奮したのか『絶対に見に行きたい!』と先に進む息子。
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神主さんに瀧の側は危険だと言われていたのですが、来てしまいました・・・。

『責任は各自が持つこと!』と自分に言い聞かせ、そして『神主さん、ゴメンナサイ』と心で謝りながら息子を追いかけます。
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自然の恐ろしさを目の当たりにした瞬間。f:id:roy-7303-pkbs:20220924200310j:image

遊び半分に行ける場所ではありません。

 

瀧の近くには根の繋がった木があり、この地がいかに聖域であるかを教えてくれています。
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瀧の上には不動明王様がお祀りされていました。
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火(不動明王)と水(瀧)でカミ。

 

そんなご神域で、あろうことかこの東の瀧に飛び込む輩がいるようで、注意の張り紙と共に滝に飛び込めないよう、辺り一面網が張り巡らされていました。

・・・情けない。

 

監視カメラで身元が判明したり、罰金にでもならない限り、己のしていることがいかに罰当たりな事なのか、気が付かないものなのでしょうか。

我が身に災いが起きなければ何をしてもよい訳でなく、ましてやご神域。

人が神に敵うはずもなく、身を以て気付く頃には時すでに遅し。

自分の代で自身だけが被る罰であればまだ良いですが、もしや子々孫々にまで及ぶようなことにでもなれば、それこそ死んでも死にきれないのではないのでしょうか。

 

ここで憤っても仕方がないのですが、こんな張り紙がなくとも、分かって当たり前のことが、注意されなければ分からなくなってしまった今の状況が、とても悲しくもあります。

 

誰かが見ていなければ何をしても良いわけではなく、自分の心にやましさが無いのか問うてみる。

そこにやましさが無いのであれば、いかんともしがたいですが。

 

神主さんから、もう一カ所聞いてきた場所がこちら。

丹生川上神社上社の旧社地であり本宮。

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神主さんがおっしゃるには、上社だけのお参りだと片参りとなり、地元の方は必ず旧社地と合わせて両方参られるとのことで、わざわざ境内地図まで出してきて下さり、教えて下さいました。

 

丹生川上神社の、下社、上社、中社と順に三社を参拝させて頂きましたが、全ての神社で言えることは、神社に仕える方が皆さんとても親切で優しく、そのご厚意をありがたく頂戴して参拝させていただけたということ。

ありがたいです。

 

さて、旧社地を後に境内を振り返ると、先程までは全く気付かなかった石が一対。
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鳥居ではありませんが、鳥居のようにも見えます。

 

大昔の頃の神社は、このように一対の石で結界が引かれていたのではと、ふと感じました。

根拠なき私の感覚です(笑)

 

道を挟んで反対側には【神武天皇聖蹟丹生川上顕彰碑】

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そばの木が圧巻でした。
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中社で頂いた御朱印

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文字が、流れる水のごとく。

 

今回は、終始いわゆる悪天候の中での参拝でしたが、主人の思い付きではありますが(とは表面的な事であって、必要なタイミングでいつも必要な場所に参拝に連れて行ってくれる流れとなります。徳が高いんやないのかと、ここ最近とみに思います。)秋分の日という、変わり目のタイミングで参拝させていただけて良かったと思います。

 

山深き吉野郡を後に、金剛山系を抜けた先は大阪南部。
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先程までのザザ振りが嘘のように雨粒一つない空。

そして夕焼け。

 

昔々にタイムスリップしていたのではないのかと思うほど、山深き場所にあった神社が遠い昔のように感じます。

目の前には、高層ビル群に、平地をめいいっぱいに利用しようとひしめき合う建物達。

 

同じ時代にあるとは思えない、吉野郡にあった神社とこちら側に生きる私。

 

私はこちら側に生きていますが、あちら側があってこそのこちら側。

今回の参拝は、夢か現か分からなくなるくらいに印象的で、大雨ということもあり家族にとっても忘れられない参拝となりました。

 

吉野の神様、此度はご縁を頂きありがとうございました。

【奈良/吉野郡】丹生川上神社 上社 黒毛の馬と白毛の馬

下社をあとに、お次は中社へと参る予定が左折するべき道を過ぎてしまいそのまま直進。

上社へとやってきました。

 

先程とは打って変わってとても真新しい社殿。

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それもそのはず、大滝ダムの建設に伴い山間部の今の地へと平成10年に御鎮座されたばかりだそう。

 

こちらの手水舎の龍は、よく見かけるタイプの龍。
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下社の龍はやはり別格。

 

下社の龍

やっぱり何度見ても面白い(笑)

 

上社はご覧の通り、見渡す限りの山と空。

まるで天空の城ラピュタのよう。
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こちらは奉納されていたお酒。
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八咫烏とあり、この後偶然にも八咫烏神社があることを知り、参拝へのご縁となっていれば願ったり叶ったりです。

 

こちらは拝殿内。

右手には、奉納されたであろう迫力満点の龍神の絵。

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その上の黒馬と白馬の絵は、天皇の祈雨と止雨の祈願と関係があると奈良新聞のデジタル版に下記記載がありました。

 

雨が降ってほしいときには黒毛馬を、晴れてほしいときには白毛馬を奉納しました。奉納された馬は、その地に放牧されたと記録があります。実はこのような特別な馬を奉納したという記録は、丹生川上神社と京都の貴船神社の2社のみと言われています。

www.nara-np.co.jp

 

雨の祈願の際には、黒毛馬。

晴れの祈願の際には、白毛馬。

 

雨、晴れ

黒、白

 

対称的な関係。

 

丹生川上神社上社の御祭神は高龗大神(たかおかみのおおかみ)で、貴船神社と同じ神様。

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それ故に、天皇は祈雨、止雨の神様である高龗大神がお祀りされている丹生川上神社上社貴船神社のみに馬の奉納をされていたのかもしれません。

国家を挙げての祈願。

そのように考えると、丹生川上神社はとても重要な神社であったのではなかろうかと思われます。

 

反対側には赤富士に白龍と思われる絵。

まるで日本の国旗のような配色。


境内の一画には、大滝ダムの底に沈んだ丹生川上神社上社を遥拝する場所がありました。
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その横手で記念撮影。

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息子よいつもありがとう(笑)

 

この日は秋分の日。

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良く見ると日の丸が掲げられていますね。

 

日本人として、日の丸の国旗に誇りを持ちたいと、年々強く感じるようになりました。

自国を知らずして他国のことは分からず、自分を愛せない人は他人を愛することは出来ないことと同じ。

良い意味で誇りを持つことは大事だと思います。

 

拝殿の左手には摂社がずらりと。
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写真はありませんが、上社でもお水を頂ける場所があり、ペットボトル入りのお水も社務所に置かれていました。

すぐにでも飲みたいという息子の為に、我が家は自宅用2リットルと息子用の500㎖を購入し、自宅用は勿体なくてまだ飲んでいない状況です(笑)
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日持ちもしますし、非常用のストックに。

 

こちらは上社で頂いた御朱印

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あまり見かけない龍の横顔が可愛らしい。

 

さて、ここからは更に降り出してきた雨の中、中社へと向かいます。

つづきます!

 

【奈良/吉野郡】丹生川上神社 下社 ハート模様の御神木

昨年の大台ケ原へのハイキングの道中で、今まで以上に強く願った丹生川上神社への参拝。

shironpton.hatenablog.com

 

1年越しとなりましたが、先程参拝した天河大弁財天社と合わせて念願叶っての参拝となりました。

丹生川上神社 下社】

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雨が上がっていますが、のちほどまたしてもザザ振り。

束の間の休息(笑)
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少しおどけたような、なんとも言えない表情の龍。

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『水いっぱい出したるわー』

 

その手水舎の側にはこんな一画がありました。

【人形祓い】

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折敷に初穂料の100円を入れ、人形で自身の身体を左肩・右肩・左肩・気になる箇所を撫で、最後に息を吹きかける。

 

ここまではよくある人形祓の手順ですが、このあとがちょっと変わっていてこちらの『発致福石』と書かれた石の中央から人形を流すと説明書きにはありました。

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丹生の川上に気枯れを流すことになるのだそう。

事前に社務所に連絡されていた方や、他にも数人の方がこちらの人形祓をされており、気にはなりましたが、あまり長居をすると『お母さんまだー』の声が容赦なく、後ろ髪を引かれつつも先に進みます。

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さて、石階段を数段上がった先には、

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御祈祷の準備をされており、燈された灯と拝殿がちょっと言葉に出来ないくらいに素晴らしい空間。

その側にある木と岩の饗宴もあり、1人で勝手に興奮。
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御祈祷まではまだ少し時間があり、ふと左手を見ると井戸がありました。

その日の朝、何気なく空の容器を入れておこうと車のトランクに積んだばかり。

こんな粋なプレゼントがあると、より一層感謝の気持ちが募ります。

 

あとで社務所で伺ったところお水を頂けるとのことでありがたく頂戴しました。
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のちほど参拝に伺う上社、中社でもお水を頂くことが出来、空の容器がフル稼働(笑)

 

さて井戸も御祈祷も気になりつつも、目の前には更に気になる木を見つけ、奥へと進んでいくと、

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御神木の文字。
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今画像で見ていても惚れ惚れとしてしまう枝振り。
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三社伺った中でも、下社の御神木は特にお気に入りです。

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こちらのにやけ顔のお方は、『木の幹にハートの形がある!』と嬉しそう。
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私の携帯を奪ってまで撮っていたハート。

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『ブログに載せといてな―。』とは息子からの一言ですが、あなた一度も見たことないやんか。

そんな息子ももう11歳。

好きな子がいると教えてくれたものの、肝心要の好きな子が誰なのかは全く教えてくれず、母としてはヤキモキ(笑)f:id:roy-7303-pkbs:20220924175306j:image

家族一同この一帯がとても気に入ったようで、御神木に手を合わせて何やらお願い事をしておりました。

その御神木から右手を見ると、拝殿から斜面に沿って本殿へと続く渡り廊下がかかっており、ちょっと他にはない景色。
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一段一段と階段を上って行く度に背筋が伸びそうな感じがします。

一般の方は入ることは出来ないかと思いますが。

 

御神木のある一帯の木々も元気。
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そのお山を拝するような形で、境内から少し外れた場所にお社がありました。
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戻ってくると、ちょうど御祈祷が始まるタイミング。

神主さんは私より少し歳が上かなくらいの女性の神主さんで、この少し前に社務所で少しお話しをさせて頂いたのですが、とっても気さくで穏やかな雰囲気の笑顔が美しい女性の神主さんでした。

その穏やかな神主さんが、白装束で現れるや否や、ビックリしたことに先程までのふんわりとしていた空気は一変。

ピリッと張り詰めた空気と、先程までの穏やかな声とは全く違う腹の底から響き渡るかのような祝詞

とても格好良く、聞き惚れてしまいました。

 

御祈祷の祝詞を拝殿の外で受けている最中、今まで全く気付いていなかった立札を見つけました。

 

拝殿の右手に樹齢500年の杉が見える場所があるとあります。
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75段の階段を上りつめたところにある杉の大木。

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どれもこれもが立派な木で一番奥の大杉は分かりませんでしたが、せっかくですので誰もいないこの一帯でゆっくりさせて頂きました。


さて、参拝も終え社務所へと向かっていると、初めに境内に入った時から感じていた何とも言えない匂い。
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匂いのある方へと向かっていくと・・・。

犯人はこの方でした。

白馬!
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まさかまさか、お馬さんが境内にいるとは露も知らず、何だか変わった匂いがするなと思いつつも神聖な神社の境内。

気のせいかと思っていましたが、お馬さんのう○ちの匂いだったようです。

 

あとで気付きましたが、鳥居をくぐってすぐ右手にあるこの一帯が気になっていたのですが『御神馬』と書かれていますね(^^;

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晴れていれば、こちらで白馬を間近に見ることが出来たのかもしれません。

 

こちらの緑生い茂る木は多羅葉の木。
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多羅葉といえば、葉書の木。

葉の後ろに文字が書くことが出来、『葉、書き』で『葉書』

以前参拝した、大阪府は交野市にある機物神社の多羅葉の葉の後ろには、沢山の文字が書かれていました。

shironpton.hatenablog.com

 

境内には他にも気になる箇所があり、こちらの大きな石は蛙が立ち上がったような姿に見えることから『蛙石』と呼ばれているそうです。
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その後ろ手には『牛石』
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牛の粘り強さと蛙の瞬発力。

静と動。

対照的な二つの石。

 

『人生において、即決すべきか熟慮すべきか判断に迷った際、この二つの石に触れて心静かに自分の原点に立ち帰る(蛙)気持ちこそが大切である』と立札にはありました。

 

目の前の表面的な事についつい惑わされてしまいますが、自分で考え行動すること。自分を信じる事がとても大事だと思います。(私はなかなか自分を信じれませんが(^^;)

木と岩の饗宴。

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拝殿から天空へと続くかのような本殿へと続く階段。
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後ろに見える大きな木が樹齢500年の大杉でしょうか。

圧巻です。

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こちらは御朱印を頂く際に一緒に頂いた御神酒の飴。f:id:roy-7303-pkbs:20220924163623j:image

お酒が飲めない子供には不評で(もしかしたら未成年の子供には食べさせてはいけなかったのかも(^^;)、私はお酒が強い方ではないですがほんのり香るお米の香りがとても美味しい飴でした。

(上社、中社でも個数初穂料は各々異なりますが、授与品として社務所に置かれておりました。)

 

さて、このあと車に入った途端、またしてもザザ振りの雨。

お次は中社を目指して吉野を駆け巡ります。

つづきます!