京都でのお参りでいつもお世話になっているレンタサイクル。
ただアクシデントが多々あり出発が大幅に遅れました( ;∀;)
いつもは日本語対応の店員さんがいるのに、その日は英語しか喋れない身長2メートルの店員さん。そして私達夫婦は日本語しか喋れず、息子が横で『マイネームイズ・・・』と全く会話にならず(笑)その他諸々アクシデントがありましたが、どうにか自転車を借りれていざ出発!
バタバタしながらも道沿いにあったパン屋さんでお昼ご飯を調達していきました。
目指すは、北野天満宮にほど近い『大将軍神社』。一条妖怪ストリート内にあります。
こちらの神社は平安京を建都する際に方位保護の為、天門(北西)に当たる場所に建立されたようです。他3か所の方位についてはこちら☟
地門(南東):城南宮
人門(南西):石清水八幡宮
角があるので狛犬さん、吽
阿、角が無いので獅子ですね。
拝殿、と五芒星と八角の石碑。
八角の文字は方位にあたるようです。
そのまま拝殿に近付くと祝詞が聞こえてきました。
中では御祈祷をされているようで、これはありがたいとお参りさせていただきました。
ただ、あとで神社の方から伺ったのですが、御祈祷中は鈴を鳴らすのも、柏手を打つのもダメだったらしく(鳴らすフリ、柏手を叩くフリをしてお参りするそうです。)、いつも通りに鈴を鳴らして柏手を家族4人でパンパンとやってしまいました。。。
『お子さんに教えてあげておいて下さいね。』と、言われて肝心要の親が分かっていない有り様。とっても勉強になりました。
立派なご神木
『大杉大神』は蛇の神様を祀る金運アップの神社。
その横にとっても小さなお社『豆吉明神』があります。
こちらのお社、見た目は小さいですが、おっきなことをして下さいます。
一願成就の神様だそうです。太っ腹!
子供達はえらく長い間手を合わせていましたが、何を願っていたのでしょうか。
息子が初めて『どうやって、お願い事をしたら良いか教えて』と真剣に聞いてきました。これまで色々とお参りに行っていますが、こんなことは初めてです。
欲深いとみました(笑)
こちらは船舶に使用されていた『いかり』。奉納されたもののようです。
こちらが御祭神の大将軍の神像。
陰陽道の方位の星神様です。見た目通りとても厳しい神様だそうで、方位を犯すと災いがもたらされるそうです。
怖いんですけどー。
石像右横にある宝物庫の方徳殿で木造の神像が80体ほど保管されており、5月と11月に公開されるようです。
ただ事前予約をしておけば、5月と11月以外でも公開して頂けるようです。そして、なんともありがたいことに見せていただきました!
(拝観料は大人一人500円 子供は無料です。)
写真はNGなのでありませんが、1階の部屋に三方ぐるりと並べられた神像は圧巻で、(全て国の重要文化財だそうです)2階の安倍家の陰陽道の資料は見ごたえたっぷり。中でも東洋の星座が記された天球儀はとても面白かったです。
『厠』だとか、『老人』だとかの星座があるんです(笑)
北に向かえば向かうほど高貴な名前で、南に向かえば向かうほど下賤になるそうです。厠はもちろん南寄りでした(笑)
方徳殿出てすぐの紫陽花が日陰でチラホラと。
こちらは方位の神様のお社で、吉方位の歳徳神だけお参りするのではなく、必ずセットで凶方位の大金神の神様にも手を合わせるようにとのことでした。
摂社がずらりと。
新しい御朱印帳はどこが良いかと色々調べてたどり着いた大将軍八神社。実物は色といい、デザインといいメチャクチャ格好良い!
一緒にこちらもいただきました。
右に書かれているカシオペア座のようなものは、大将軍座。そして左下にある1つ丸は北極星。
「誰も聞いてくれない…」と神社の方が話されていたのがおかしかったです(笑)
色んな話しを伺いながら、よかったらどうぞとお声がけいただいた水無月の大祓の形代。
氏名と生年月日を記入して、形代で身体を撫でて自分の穢れ息を吹きかけることで形代にうつします。
6月30日に御祈祷していただけるようで、とてもありがたいことです。
お腹がゴロゴロ鳴り出したかと思えばもう12時。場所を変えてお昼ご飯です。
京都御所にやってきました。
ベンチと椅子、それに木陰を見つけました!
この方は自転車の鍵が抜けなくて、悪戦苦闘中(笑)
やっとのお昼は五色豆のパンにハムサンド。パンが小ぶりなのでもう一つくらいいけたかも。
そして、3度目の正直。
下鴨神社リベンジ!のはずが、またもやタイムオーバー(涙)
目前まで来たのに、ここで引き返します。でも、着実に前より神社に近くなっているからいっか(笑)
帰りは鴨川沿いをビューンと二条まで南下します。
楽しかった京都散策。
走行距離は14キロ程。
次こそ下鴨神社!
7月のみたらし祭りに行ってみたい。
気持ち良さそ~❤