三島鴨神社と繋がりのある、茨木市の溝咋神社へやってきました。
鳥居をくぐってすぐ、左手にまた鳥居が
こちらには菅原道真公と一緒に本日2度目。またまた此花昨夜姫がお祀りされていました。
そして、ここでもまた撫で牛さん。
門の外には脚立が二脚。中にはブルーシートが見えます。なにやら作業をされている模様。
中に入ると、右手のブルーシート上でしめ縄を作られていました。
境内は掃き清められており、
このような立派な木もたくさんあるのですが、
拝殿左右のお社は、全て立ち入り禁止となっていました。
お堂が目の錯覚ではないのかと思うほど、斜めに傾いていました。
このお堂の前でビックリ呆然と立っている私に、地元の有志の方だと思うのですが声をかけて下さいました。
この惨状は、昨年の大阪北部地震と台風の影響だそうで、一体いつになったら復旧作業に入る見通しがつくのか、費用の問題もあり全く見当がつかないとのこと。
『形あるものはいつかはなくなる』と分かってはいるものの、何だかやるせない気分になりました。
さて、気を取り直して拝殿です。
御祭神はWikipediaより下記抜粋です。
立ち入り禁止の摂社の中に事代主神がお祀りされていたようなのですが、その事代主神は鴨氏が崇敬した神様。
先程お参りした三島鴨神社の御祭神は鴨事代主神。
そして由緒書きより、事代主神と玉櫛媛命の子供がのちに初代天皇の神武天皇と結婚する媛蹈鞴五十鈴媛命。
鴨氏で三島鴨神社と溝咋神社が繋がりました。
さて、こちらの木の燈籠。拝殿左右に設置されているのですが、
こちらの彫り物がたいそう珍しいもののようで、先程の有志の方が教えてくれました。
四面全て彫り物が異なります。
米俵を担いでいるのでしょうか?
平民の生活をこのように彫っている燈籠はとても珍しいそうです。
他にも色々とお話しを聞くことが出来て、最後にこちらの由緒書きもいただきました。
こちらの鳥さん、神社手前の池を悠々と羽ばたいていたのですが、ほどなくして本殿の上に優雅に舞い降り、しばらく佇んでいました。
拝殿横、上部にある
馬でしょうか?こちらの絵が気になりました。
一の鳥居はこちら
そこから、真っすぐに参道が伸びおり、見える赤い鳥居が初めにくぐった鳥居です。
一本、たいそう立派な銀杏の木の紅葉が見ごろで、とても美しかったです。
この参道で、昔は下鴨神社の葵祭で有名な流鏑馬(やぶさめ)が行われていたと、こちらも神社でお話しした方に聞きました。
そんな昔に馬が風のごとく走ったであろう参道で、馬の代わりに自転車と共に記念撮影。
参道ですので、道の端を自転車を押して通りましたが、地元の方はどこ吹く風で自転車にまたがって颯爽と走っておりました。
さて、お次はどこに参ろうか。