シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【大阪】可愛い親子撫で牛、為那都比古神社

医王岩から1.5キロ程の距離に目指す『為那都比古(いなつひこ)神社』はあります。

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 想像していたよりもとても立派な神社です。

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石畳の参道を進むと拝殿前に神門。こちらも立派です。
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手水舎周りも気持ちの良い空間で、とても清々しく、地元の方だと思しき方が一人、また一人と次々にお参りに来られます。

帽子をかぶっている方は帽子を取り、鳥居前で深々と頭を下げられ、拝殿前でお参りされている方がいれば後方でお参りを済むのを待たれ、帰り際には鳥居前で深々とお辞儀をされていました。

地元の方にとても愛され、大切にされている神社だと思います。
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石碑に、為那都比古神社に合祀された神社が記載されていました。

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一番最初に記載されている大宮社は先程見に行ったばかりの医王岩の麓にあったそうで、お祀りされていたのが『為那都比売(いなつひめ)大神』

『ヒコ』と『ヒメ』で男女一対ですね。

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医王岩に向かう道中、廃寺かと思しきお寺がありましがたどうやらそのお寺が大宮寺だったそうで、大宮寺は大宮社の境内にあったようです。

思い込みはいけませんね。次回は大宮寺に立ち寄ってみたいと思います。


拝殿前に二対の狛犬さん。
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こちらは日露戦争で実際に使用された砲弾。

戦争は二度としてはいけません。
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石碑後ろの空間が気になりました。
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境内摂社の天満宮の撫で牛さんは親子のようです。
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息子が気に入ってずっと撫でていました。


そして、私がこちらの神社に入る前からずっとずっと気になっていたこと。

こんなに立派な神社なのにもかかわらず、本殿裏手の森は
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もう、見るも無残な状況で(涙)

広い境内地のあちらこちらで枯れた木や切り倒された木があり、見ていてとても辛くなりました。

ただ、こんな状況の森であっても鳥さんが沢山いました。

神社へお参りに来られる方と同様、鳥さんがひっきりなしに飛んでいて、そしてとても気持ちの良い声で鳴いています。

目の前でキツツキが当たり前のように木を突いていて、私達が下から眺めていてもどこ吹く風。一心に木を突いている姿が印象的でした。

 

さて、やはりどう考えてみてもただならぬ鎮守の森の状況。

調べてみたところ、こちらのサイトで『ナラ枯れ』の記事があり、為那都比古神社も該当するとのこと。

www.midori-minoh.net

 

こんなに地元の方(鳥さん)に大切にされている神社。時間はかかったとしてもあるべき姿に戻って欲しいと思います。

 

こちらは『神武天皇遥拝所』
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去年の建国記念日橿原神宮へお参りに行ったことが遠い日のようです。

 

帰り際の神門近く、こちらの木はとても雄々しく立派でした。
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ヤマモモの木です。

箕面市の保護樹林に指定されていました。

 

最初に立ち寄った元須久久神社の鳥居脇にもたいそう立派なヤマモモの木がありました。

今日のサイクリングは、ヤマモモに始まり、ヤマモモで終わりのようです。

 

さて、お次はどこへ参ろうか~。