天皇誕生日の2/23。
急遽、単身大阪に出かけることになり、降り立ったのは淀屋橋。
薄暗くて分かりにくいですが、御霊神社です。
御祭神は
・津布良彦神、津布良媛神(田野の水の神)
・源正霊神
手水舎は初めて見るタイプでした。
水を受ける箇所がまるでお花のよう、可愛らしい♪
狛犬さん
入ってすぐ、とても立派な木があり
その立派な木越しに拝殿をパチリと。
勝手に古びたお社を想像していたのですが、なかなか極彩色というか、煌びやかな感じのお社でした。
でも今見ると、手水舎といい拝殿といい女性らしさい華やかさがあって良い感じです。
境内には梅がチラホラと。
借景は大都会のビル。(借景になってないともいう(笑))
大阪市の中心街にいることを忘れてしまいます。
こちらもとても立派な木。
この鳩さんがなんとも面白い動きをしていました。
オフィス街で人慣れをしているのもあるのでしょうが、なんとも人間臭いというか鳥っぽくない鳩さんでした。
さて鳥居をくぐってすぐ、左手にある東宮は合祀社というのでしょうか、沢山の神様が祀られていました。
こちらは拝殿前のお賽銭箱。
神紋は八幡神社の『三つ巴』と、『立沢瀉(タチオモダカ)』。
立沢瀉とはなんぞや?
オモダカは水田や湿地に自生する水生植物だそうで、「勝ち草」として縁起が良く、葉の形が矢ジリに似ているなどの理由から家紋に好んで使用されたそうです。
となると立沢瀉の神紋は、田野の水の神様の津布良彦神、津布良媛神からとられたのではないでしょうか。
拝殿右手のお社、摂社の『松木神社』
朱塗りの鳥居に狐で一目でお稲荷さんと分かりますが、
そのお社の手前にまたしてもお社が。
こちらの磐座は大国さんである大国主命がお祀りされています。
そして、大国さんといえば饒速日命の仏化したお姿。
となると、左手にはやはり不動明王。
瀬織津姫の仏化したお姿。
鳥居手前の左手に歌の石碑がありました。
『よをてらす ほとけのしるしありければ またともしびも きえぬなりけり』
心が穏やかになったところで、気になっていたパン屋さんへ向かいます。