田んぼの間の道を自転車でスイスイと。
比較的新しい鳥居と常夜灯が見えてきました。
鳥居の裏手に道から見えていた巨石と巨木があります。
比較対象 By息子。
こうやって見ると巨石の上にお社があるようですね。
横から見ると、スパッと電気のこぎりで切ったかのような石の断面。
その横に、石の断面と並行するように巨木の分かれた枝が伸びています。
別のアングルからもう1枚。
カーブを描いている枝。
手前の幹が折れたのか枯れたのか無くなってしまっていますが、それでも木全体から勢いを感じます。
そして、この木の向かう先には
お社もしくは神池があったのでは、と思われる箇所がありました。
残念ながらお社も、そして美しい池の姿もありません。。。
さて、気になっていた裏手の散策はひとまず終了です。
どんな神様がお祀りされているのでしょうか。
鳥居へと戻ります。
『波口明神』
お社の上部に由緒書きがうっすらと残っているのですが、ほぼ読めず詳細はわかりません。
ただ、
・鳥居手前の常夜灯に『海上安全』と記されていたこと
・波口明神の『波』の漢字
・お社裏手の川と、水が循環していないが存在する池(弁天池?)
・お社裏手の巨木の姿がまるで龍のよう
ということから、水に関係のある神社なのではないかと思います。
そして、調べてみて分かったことですがこの白王町地区の周りは以前は湖だったそうで、船が無ければ生活が出来ない陸の孤島であったようです。
戦後、食糧増産の為に干拓事業が行われ、現在の田園風景が広がる地区へと変貌していったようです。(京都にある巨椋池も同様でした。)
そして、ここ白王町近辺は重要文化的景観地区として全国で第一号に認定された場所になるそうです。
お社裏手の様子から、荒れ果てているのかと思われたお社ですが注連縄が新しく、お世話をされている方がいることが分かります。
お社の裏手に回ってみました。
この巨木の先が先程のカーブを描いている幹となり、この曲がりくねった形といい、幹から出てている根が脚のようで、その姿形はさながら龍のよう。
目の前にある池に入りたいのに、入れない。そんな感じを受けました。
お社裏手から見た先程の巨石。石の断面にちょうど光がさしています。
周りはどかな田園風景。
お社の左手は竹やぶで、赤いテープが所々しるしとしてつけられていることから、奥に入っていけそうでしたが、前日の雨でぬかるんでいた為、見える範囲で散策は終了しました。
このような石が所々あり気にはなったのですが・・・。
波口明神の鳥居を背に、前方を見やるとなんとも気持ちの良い雲。
画像右下辺りの空が虹がかかったような、不思議な光景でした。
さて、当初の予定とは全く違ったコースとなってしまいましたがちょうど時間はおやつ時。
宮崎駿監督の世界!
こんな楽しい施設をプロデュースしているのは、ふくみ天平で有名な『たねや』さん、もしくはバームクーヘンで有名な『クラブハリエ』のたねやグループです。
店内図はこちら。
建物内に入ってあまりの人の大さに、そして広さに圧倒され、ここでしか購入できないという(持ち帰り不可です)生どら焼き苺入り(380円)を購入して、早々に店内を後にしました。
※現在はコロナウイルスの影響で3月15日までの間、販売休止になっています。
疲れた身体にあんこの甘さが染み渡るー❤
往復30キロ程の近江八幡の旅でした。
さて、週末はまたまたの雨予報。
どちらか晴れてくれないかなぁ、とは私の勝手な思い。
必要な時に必要な出会いがあるということで。
お参りに行ければ嬉しい。