お昼ご飯を食べて、おやつのチョコをポケットに忍ばせてとてもゴキゲンな娘。
ちょうど良い杖も見つけて自然と足取りも軽く。
随分と見慣れてきましたが、それでもやはり山中の巨石の多さにビックリします。
こうやって今写真を整理しているだけで、心はまた山へと向かいます。
何やら鳥居が見えてきました。
『瀧不動明王』とあります。
瀧というだけあって、頭上から水が流れて下の黒いプラスチックの容器に溢れています。
石碑に掘られた文字が分かりにくいのですが、どちらの石碑も『龍王』の文字だけは読み取れます。
左手には『出迎え不動尊』と書かれた仏像がお祀りされていました。
右手には斜面沿いに巨石。
こちらにも石碑が。
右手に『八大龍王』の石碑が見えます。
中央の石碑に大きな木が寄っかかっています。
もう、この辺りは興奮し過ぎてしまって位置関係が曖昧なのですが、この一帯は森の中でも空気が違うように感じました。
更に先に進みます。
遠目から見ていても明らかに他と大きさが違う岩。
近付いてみると、
もう、声になりません。
穴仏に来たつもりが、岩屋というところに来てしまいました。
立て看板によると高さ30m!!
そして、立て看板に書かれている通り岩の中央の割れ目に鉄梯子がかかっています。
ただし、設置されているというよりぶら下がっているといった方が正解で、安定しておらずとても不安定。
ここまで来たからには、行けるところまで登ってみることにしました。
とりあえず、中腹と思われるところまで登ってきました。
上っている最中もヒヤヒヤでしたが、後ろを振り返るのもヒヤヒヤです。
正面を見ると鉄鎖が細い木に巻かれています。
前日の雨でぬかるんでいる斜面と、細い木に巻かれただけの鉄鎖が私には心許なく、残念ですがここで断念することにしました。
次は主人が行けるところまで行ってみることに。
私が断念した箇所より先に進めているようです。
やはり、こういう時に自分の筋力の無さが悲しくなります。体力もですが、筋力もなければこういった時に挑戦できないですね。
主人が見た一番上からの景色。
そして、正面には白龍大神の石碑。
そして、この頭上に更に鉄鎖があり30mの岩の上に上がれるようです。
立て看板によると、この鉄鎖を伝って上に上がれば胎内くぐりとなり、頂上には弁財天の宝塔があるようです。
白龍は弁天様のお遣いと聞いたことがありますが、となると、この弁天様の足元にあたる箇所に安置されている白龍大神はお遣いになるのでしょうか。
この先へはケータイの充電が残り2%(なのですが、この後も残り2%で沢山の写真が撮れました。)な私を置いては登れないと判断したようで、あと少しの所で断念したとのことでした。次回は準備万端で臨みたいと思います。
こちらは岩屋の左手にあった石像。
弁天様のお遣いが白蛇ではないかの繋がりで、今見ると下半身がとぐろを巻いているようで 蛇のように見えなくもない?
そして更に左手にあった達筆過ぎて読めない石碑です。
『正一大師』?
大師と聞けば弘法大師空海さんしか私には出てきません(^^;
日が延びてきたといえども、時間はもう15時。
岩屋を後ろ手に来た道を戻ります。
穴仏へ向かいます。
それにしても、今回は一枚しかとっていない写真に限ってこんなブレブレ写真が多いです。