シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【奈良】三輪山登拝で彩龍とダブルレインボー

いつか家族で登拝したいと思っていた三輪山へ、雨の日の翌日行って参りました。

f:id:roy-7303-pkbs:20200316104607j:image


f:id:roy-7303-pkbs:20200316104649j:image

祓戸社でお祓いをし、拝殿でご挨拶。

f:id:roy-7303-pkbs:20200316120608j:image

3冊目の新しいご朱印帳は大神神社で頂くことになりました。

f:id:roy-7303-pkbs:20200316120558j:image

 

さて、登拝の入り口、狭井神社へと参道を進みます。

参道を歩いているだけで心地良い。
f:id:roy-7303-pkbs:20200316104602j:image

ザクザクザクと砂利の音も心地よく、アッという間に狭井神社の鳥居です。

f:id:roy-7303-pkbs:20200316104713j:image

狭井神社の鳥居をくぐるとすぐ左手に朱色の鳥居が美しい『市杵島姫神社』

f:id:roy-7303-pkbs:20200316104653j:image

狭井神社の拝殿です。
f:id:roy-7303-pkbs:20200316104640j:image

コロナと花粉症でしょうか、マスクをされている方が多く、更に一度も海外の観光客の方の姿を見かけませんでした。

 

雨の日の翌日の山。

地面がぬかるんでいることは想像に難くないですが、それでも沢山の登拝者の方がいらっしゃいました。

ここからは、私語厳禁、飲食厳禁(水分補給は可)、撮影厳禁。

いつも喋って休憩がてらにおやつタイムを挟んで、写真を撮りまくりの私にはこれも修行の一環。

受付所での説明で『お山(三輪山)に入るのはハイキングではありません。登頂を目指すのが目標ではなく、ご自身の行けるところでお参りしていただければ、お山に入っているだけで参拝されておりますので無理はなさらないで下さい。』とおっしゃっていたことが心に残っています。

ハイキングのような格好をしていますが、お山に入らさせていただく『お参り』。

登拝口で最後のお祓いをして、あとはひたすら黙々と行けるところまでを目指して歩きます。

f:id:roy-7303-pkbs:20200316120427j:plain

上りは想像以上のぬかるみに周りを見る余裕もなく、ただひたすら歩くことに集中していましたが、それでも気になる岩や木があり下りで立ち寄れればと頭の片隅に。

週末のハイキングとサイクリングのおかげか、登頂の奥津磐座まで四人とも無事に辿り着くことが出来ました。

奥津磐座の左側が気になり進んでみると、奥で上下白い服を着た白髪のお婆さんが両手を天に向けて何やら声が聞こえてきます。

 

『・・・さざれ石の 巌となりて こけのむすまで』

 

聞こえてきたのは『君が代

 

緩く広げた両足は大地に根を張り、

両手の緩やかな動きに合わせて空気が動いていくような、

そして、唄う声は磐座に響いているような、なんとも厳かな感じを受けました。

 

さて、いつもであれば頂上でお弁当なのですが、飲食厳禁のお山です。

お腹が空く前に下山です。

上り以上に滑ることに気をつけなければならない下りは、実際周りの方も速度が落ちていて歩き辛そうでした。

足元が気になりつつも、気になっていた岩と木に立ち寄ってきました。

気になっていた岩はぐるりと回ることが出来、表と思われる場所に『瑞雲竜王』の石碑がありました。

藤ヶ崎龍神社、竜王山と3週続きでまた『龍』とのご縁です。

息子(竜)に感謝。

 

帰りはグッタリ疲れているかと思いきや、行きより身体も気持ちも軽く、小走りとまではいかなくとも足取り軽く、それはどうやら私だけではなかったようで家族全員が帰りは身体が軽かったと、下山後、登拝中の私語厳禁から解放され堰を切ったように口々に話していました(笑)

水分補給は、狭井神社の薬井戸から湧き出る御神水で身体の内からお清めです。

f:id:roy-7303-pkbs:20200316122709j:image

登拝記念にご朱印を頂いてきました。

f:id:roy-7303-pkbs:20200316122740j:image

本日のメインイベントは登拝。まだまだお参りに行きたい気持ちをグッと抑えて、帰り道の参道脇の久延彦(くえひこ)神社へ。

f:id:roy-7303-pkbs:20200316104631j:image

知恵の神様です。

f:id:roy-7303-pkbs:20200316104559j:plain

知恵をもらうというよりは、単純に可愛いからという理由だけで撫でまくる息子。
f:id:roy-7303-pkbs:20200316104614j:image
フクロウさんが嫌がっていなければ良いのだけど。。。

 

空が少し怪しくなってきたかと思うと、朝の爽快な青空はどこへやら。

ポツポツと雨が降り出してきました。

最後に、どうしても気になっていた拝殿右横の巨木へ一人ダッシュでご挨拶。

f:id:roy-7303-pkbs:20200316125531j:image

 『巳の神杉』

大物主大神の化身の白蛇が棲むことから名づけられたご神木だそうです。

 

名残惜しさに後ろ髪をひかれつつも、急いで車に戻ります。

まぁまぁな雨に降られ、更に車に乗り込んで早速道を間違えたりと色々ありましたが、その色々はこれを見る為にあったのでは、な車中から見えた虹。

f:id:roy-7303-pkbs:20200316130458j:image 

 虹に気付いた主人の言葉に息子が『もう一個虹がある!』と、みればダブルレインボー!!

f:id:roy-7303-pkbs:20200316120456j:plain

 

雨が降った後に晴れたから虹が出たと言えばそれまでなのですが、帰ってから『瑞雲竜王』が気になり調べていたら、

 

 瑞雲竜王=彩雲の龍=虹色の龍

 

と。

 

感謝しかありません。

本やネットで得られる知識は沢山ありますが、それ以上に体験を通して学ぶことの大切が私をよりお参りに駆り立てる原動力になっているのではないかと思います。
f:id:roy-7303-pkbs:20200316104707j:image

 

三輪山をお参りさせて頂けたことに感謝です☆