シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【兵庫】鷲林寺近くの夫婦岩へ

鷲林寺から夫婦岩へ向かう道中、道沿いのお地蔵様。

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真言

『オン カカカビ サンマ エイ ソワカ

 

大阪は茨木市にある宝池寺で覚えた真言です。

shironpton.hatenablog.com

 

夫婦岩が見えてきました。

道の真ん中にあるとは知ってはいましたが、ビュンビュンとスピードが出ている車がひっきりなしに往来する道路の真ん中にあり、実際見てビックリです。

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車が途切れたタイミングを見計らって、夫婦岩の近くへ。
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岩が割れたから真ん中から木が生えてきたのか、木が生えてきて岩が割れたのか(それはなさそうですが)、いずれにせよ目を見張る光景でした。
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岩の割れ目を見ていると、このまま結合するとピッタリと合わさりそうな形で、陰陽マークの太陰太極図のような感じです。

どうしたらこのような形になるのか、とても不思議です。

太極図 - Wikipedia


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そして、『左へ』の大きな立て看板の方向を見ると、山中になにやら大きな岩が見えます。(ちなみに『左へ』の標識は交通標識です。念の為)

 

気になることは確認。進んでみることに。
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山中入ってすぐのところに大きな岩がありました。
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足元がコンクリートで固められていますが、これだけ大きな岩であればそう簡単には道路へ転がり落ちることもないような気がするのですが、私は素人(^^;

その辺りの詳しいことは分かりません。

 

岩の上方から撮った写真。
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木が見事に左に横転しており、根は土から出てしまっています。

でも、生きているよう。

 

この岩の上方から出ている山道が歩けそうだったので歩いてみることに。

またしても大きな岩が見えてきました。
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木と岩、お山にご挨拶しながら登らさせて頂きます。
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大きな岩の上部に出てきました。

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これ以上は進んでも何もなさそうです。

ふと見るとピンク色の綺麗なお花。

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誘われるように進んでみると、見晴らしの良いところに着きました。
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左手に甲山が見えます。
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見晴らしの良さが実感できる開けた景色。中心に見える高い建物はあべのハルカス

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足元の岩の形が興味深かったです。
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横から見た図。
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岩の割れ目に棒状の岩が入っています。

 

視線を上げると、前方の山にも巨石が確認出来ました。

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帰ってから調べましたが前方の山は北山で、今いるこの場所も北山の一部。繋がっていました。

 

さて、来た道を帰ります。

登って来た時とはまた見え方が変わって面白い。
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祠のようになっていますが空洞でした。
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北山の太陽岩のような石組み。
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初めに見た大きな岩の所まで戻ってきました。

岩の上から道路側を見た景色。
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ほんのあと数十メートル歩いて道路に出れば、現実の世界。

一歩山に入ればそこは別世界。

同じ空間にあるはずなのに、なんとも不思議な感じがします。

鷲林寺へ向かう帰り道、鷲林寺付近の観光案内板がありました。

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甲山(神呪寺)へは今回行くことが出来ませんでしたが(しつこいです(笑))、新しい発見、学びがありこれはこれで良かったのだと思います。

以前の私であれば、決めたことを達成するために何が何でも駐車場を見つけ、何が何でも甲山、神呪寺(目的地)へ向かい、そこに行くこと(目標を達成すること)に意味を持たせ、そこに至るまでの経過を大切にしていなかったと思います。

 

必要な時に、必要な気付きがあり、必要な事が起こる。

 

帰りの車中で『祠に早く行きたいー!』と言う息子を横目に見つつ、面白い鷲林寺散策となりました(^^)