昼間の気温は20度もあったとか。
そんなことも、帰ってから知ったとても良いお天気のある日、以前からこの長い階段の先が気になっていた阿武山稲荷神社と、近くにある藤原鎌足公の墳墓だと言われている阿武山古墳へやってきました。
階段を上りきると、いきなり狭い山道。少し歩いただけで汗が噴き出す暑さ。
朱塗りの鳥居が見えてきました。
この鳥居が山の上部にそびえ立っているのを車から何度も目にしていましたが、駐車場がないこともあり、やっとお参りに来れました。
鳥居をくぐるとほどなくして祠が見えてきました。
祠を護るように、左右に生えている木が鳥居のように見えます。
先程まで暑かったのが嘘のよう。生い茂った木々の中に居ると風と日陰が心地良く、
ただ、こちらの立派な木が見るも無残な姿で、台風か地震の影響でしょうか痛々しかったです。
森の中でこちらの木の根元がひと際、際立っていました。
気付けばここ最近気になるのは、岩と木ばかりです。
さて、阿武山古墳へ向かいます。
せっかく山道を楽しく歩いていたのに途中からアスファルト。
照り返す太陽が優しくありません。
ものの数分で脱落者一名。もはや追いつこうともしません。
標識で気分が上がります。もう少し?
阿武山山頂へは600m。今歩いてきた道のりくらいはありそうです。
早々に山頂は断念して、阿生山古墳160mを目指します。
阿生山古墳へは2度目ですが、初めて来た時と同様、本当に藤原鎌足公の墳墓?と疑いたくなるような簡素さ。
『墳墓』と書かれた簡単なプレートの左右には、空き瓶に入った造花。
囲いもひょいと入っていける簡素さです。
ひとまずぐるりと周ろうと何気なく視線を落とした先に前回は全く気付かなかった石を発見。
ズーム!
同じような石がゴロゴロ周りにあるのであれば気にもならなかったのですが、一つだけ、それも中心と思われる箇所に存在しています。
故意に置いている(存在している)としか思えず、気になりますが何も分かりません。
こんなことに気付けたのも、ここ最近、石(岩)と木ばかりが気になっているからかもしれず大きな収穫でした。
この木の下に決めてお昼ご飯。
風の音と鳥のさえずり、太陽の光、そしてレジャーシートに横たわり、気付けば1時間、爆睡していました。
そして、私が寝ている間に子供達は秘密基地作り。
私が何かを与えなくとも、遊ぶモノ、コトは沢山あるようです。