さて、見山の郷を後にし道中にある竜王山の鳥居前でご挨拶。
今日は竜王山へは登らずに、そのまま来た道を戻ります。
上りの激坂とは打って変わって、帰りは急坂の下り。
行きのあのしんどさは何やったのか(笑)
あっという間に激坂の出発地点、車作村まで戻ってきました。
神社の標識が見えたので、脇道に逸れてお参り。
石階段のこんな隙間に紅葉が根を生やしていました。
すごい生命力!
見上げると扁額に『皇大神宮』の文字が。
こちらのお社は、木の格子の隙間から中を覗かさせてもらいましたが、とても華やかでした。
鈴尾も取り換えられたばかりなのか、とても綺麗です。
石階段を登るとどうしても後ろを振り返りたくなります。
皇大神宮の側に石碑があり、横にあった案内版を読んでみると車作村に水路を開いた方の功績を称えた石碑のようです。
車作村は標高510mの竜王山の麓にあり、安威川が側にあるにもかからわらず安威川を望む高地に田畑がある為、水不足で困っていたようで、
その窮状を救おうと、当時(江戸時代)車作村の庄屋であった畑中権内氏が独力で安威川の上流にある音無川(竜王山の北側)から水路を引いてきたとのこと。
今の時代のように、ショベルカーのような便利な機械があるわけでもなく、更に山中。
『利他の心』というのは簡単ですが、誰でも出来ることではないですね。
そして、こちらの石碑の側にある木が、まぁなんとも素晴らしく、
更に目の前にこんな素敵な石の台と椅子があれば、そりゃあ必然的にお菓子タイムになり、なかなか重い腰が上がりません(笑)
2人してあまりの居心地の良さに眠たくなってしまい、こりゃいかんと下山(^^;
楽しい女2人、25キロの旅となりました。
さて、いつもの男子2人といえば・・・。
5キロ地点、第一関門の急坂を登った地点でまさかの息子の自転車がパンク!
1時間半かけて、歩いて自宅へお戻りになりました。
残された私達はその時既に7キロ地点に到達。
最後の難関、竜王山越えまで半分を切った5キロの距離。
『味噌鍋を食べたい!』という食い意地と、あとは女の意地ですかね(笑)
さて、お次はどこへお参りできるやら。
自宅近辺をしらみつぶしに探します。