まさか2週続けてこの道を自転車で走ることになろうとは・・・。
茨木市の山手にやってきました。
本日のお目当ては、見山の郷のお味噌ではなく(コロナの影響で5/6まで休業中です)、
竜王山にある宝池寺へお供え物を背負っての山道サイクリング。
そして、前回パンクで途中リタイヤした男子2人のリベンジも兼ねて。
宝池寺まであとわずかな場所、少し道を逸れた場所で主人の自転車のチェーンが外れ、ふと目の前を見ると扁額はないものの立派な鳥居が目に入りました。
階段を上がり切ると目の前に拝殿と左手に摂社と思しきお社。
立て看板が錆びてしまっており由緒が分かりませんでした。
帰ってからネットで調べてみると、すぐそばにある忍頂寺の鎮守社で、鎌倉時代の建立になるそうで、 箕面の勝尾寺、高槻の神峯山寺、本山寺、そして茨木の忍頂寺は修行道場としてとても栄えていたようです。
拝殿にお祀りされているのは、
・応神天皇
・天兒屋根命
・加茂別雷命
・大山咋命
・大山祇命
左手の摂社は大歳神社になるそうで、御祭神の大歳神は大山祇命の孫にあたります。
大山咋命は曽孫。
大山咋命⇒加茂別雷命(子)
そして、神功皇后と言えば住吉三神に導かれて三韓出征へと旅立ちます。
お祀りされている天兒屋根命だけが唯一繋がりが無いような。
天兒屋根命といえば、
・中臣氏の祖
・枚岡神社(元春日)の御祭神
私が知っているのはこの程度の知識です。
境内は緑が深く、気持ちの良い場所でした。
鳥居のすぐ後ろ手にあるこちらの2本の木が、たいそう立派で鳥居の代わりをしているかの如く、結界をはっているかのような面持ちでした。
思わぬところでお参りが出来て、さぁてこの後の劇坂がスイスイ進んだかというと現実はそんなに甘くなく、ヒーヒー言いながら竜王山へ到着。
庵主さんへお供え物を渡し、こちらの拝殿前に供えて頂きました。
今日は初めての道。
拝殿前から出ているこちらの道を進んでみます。
面白い木が沢山。
展望台へはこちらのルートの方が早いような気がします。
ものの5分程で着きました。
展望台から下りの道があり少し進んでみましたが、どうやら車作村まで降りてしまうようで少しお山を散策して、元来た道を戻り宝池寺へ。
前回、息子が庵主さんと約束していた境内のお掃除をさせて頂きました。
その時の模様を庵主さんが日記に書いて下さっています(^^)
さてさて、今日はお山へはたくさん入れませんでしたが、帰りのことを考えると体力は残しておかなければならず、ここからあっという間のひたすら下山コース。
やはりお山は楽しい。
そして、宝池寺はいつ行っても楽しい。
さて、お次はどこへ参ろうか~。