息子と二人、リュックにおにぎり、ぶらりとサイクリング。
茨木市は安威(あい)川の近くにある阿為(あい)神社へとやってきました。
私は2年ぶりの再訪。
息子は初めての神社に、というより坂道にテンションMAX。
参道の木々はまだまだ元気がありそうです。
気持ちの良い道でした。
新緑が気持ちの良い時期です。
手水舎のお水は、こちらもコロナの影響で使用できなくなっていました。
拝殿はキリリと清々しく、
紅白の狛犬さんは
なかなかひょうきんなお顔です。
春ですね。
色々な生き物に良く出会いますが神社では断トツ、トカゲさんとの遭遇率が高いです。
枯葉のカサカサ音ですぐ分かるのですが、見つかった途端あっちへこっちへと右往左往するトカゲの姿がなんとも可笑しく(笑)
今回は前回と反対周りの、拝殿から左回りにお社を巡ってみます。
中央のお社のみ石でした。
『稲那(いな)神社』
『保食(うけもち)神社』
稲那神社の稲は稲荷神社で宇迦之御魂神を、保食神社のウケは豊受(とようけ)大明神を思い起こさせます。いずれにせよ、食物の神様ですね。
『秋葉神社』
お社左手の樹の幹がたいそう立派でした。
『八幡神社』
こちらのお社は少し荒れていました。
探検気分の息子について、拝殿裏手に繋がる山道へ。
気持ちの良い樹を見つけました。
真っすぐと伸びやかな樹。
右手にある石組はお社があったと思われる形跡があるのですが、2018年の北部地震、豪雨の影響でしょうか、崩れていました。
先に進むと開けた空間が。
朱塗りの鳥居ではありませんが『稲荷神社』
稲荷神社へと続く鳥居は朱塗りでした。
『菅原神社』
左右の樹が鳥居のよう。
『大年神社』
大山祇命のお孫さんにあたる大歳神。
先日お参りした同じく茨木市にある八所神社にもお祀りされていました。
こちらが表参道。
私と息子は坂道の裏参道から境内へと入りましたが、表参道の石階段が趣があって良いです。
阿為神社をあとにして、安威川沿いでお昼ご飯。
正面にお椀のように見える所が怪しい、とおにぎりを食べながら力説する息子。
Googleマップで調べてみると『安威砦跡』とありました。
私はついつい目に見えるモノや、情報、知識で物事を判断しがちです。
息子にはそういった先入観がなく、教わることが日に日に増えてきているような気がします。
息子のおかげで、ご近所でまた行ってみたいところが増えました。
安威砦跡の北側には阿武山稲荷神社、そしてその頭上には藤原鎌足公の墳墓とされている阿武山古墳。
安威砦は何から何を護っていた砦なのでしょうか。
色々と想像を掻き立てられます。
知識は気付きが無ければ単なる知識。
新しい発見をくれた息子に感謝です。