目指す地龍神社はどこにあるのかと、芥川沿いを北上します。
階段を発見!
降りてみました。
川の流れと、岩の大きさに圧倒されます。
こんなに素敵な場所なのに、こんなに市街地から離れた場所なのに、残念ながらゴミがありました。
地球を汚すも、美しくするのも人間次第。
やったことは必ず返ってきます。
形を変えて、時間を越えて。
そんなことを子供達に話しながら、キレイな地球を子供達に残していきたいと強く思います。
とりあえず私に出来ることと言ったら、ゴミ拾いくらいですけどね。
川の側はそこにいるだけで、とても清々しくついつい長居をしてしまいます。
元の川沿いの道に戻り、数分もしない地点、左手に立て看板を見つけました。
先程八坂神社でお見掛けした稲荷神社の鳥居と同じ色ではないかと。
くっきりとした赤色です。
地龍大明神の扁額。見つけました。
境内前の階段はすでにお掃除に来られた方がいらっしゃったようで、水でキレイに掃き清められ、場所の静謐さと相まって凛とした感じ。
お社の周り、内部、どこをとっても枯葉やチリ一つない清らかさ。
榊も青々としていて、いかに地元の方に大事にお祀りされているかがうかがえます。
地龍大明神と、八坂大明神の間にあるこの立派な木が、根拠はありませんがとても大切なような気がしました。
お社の後ろですらもこの完璧なまでのお掃除。
大きなお社であれば納得なのですが、こんな山間にあるそして決して大きいとは言えないお社にも関わらず、ここまでお世話されているお社を見るのは初めてです。
お社の奥の森。
金網があり残念ながら入れませんでしたが、とても良い森です。
地龍神社の横を流れる川には金網が張っていなかったので、少し歩いてみることに。
正面のねじねじしたものは、ツル?それとも幹でしょうか。
ひときわ異彩を放っていました。
私が動くと、必ずと言っていいほど付いてくる二人。
何かいいことがありそうな気がするらしく(笑)、
そして、良いことありました。
カニを見つけました(^^)
川沿いの探検から戻ってきて、ふと視線を目の前に向けるとこの景色。
新緑と、お社の赤、そして川のせせらぎと小鳥の鳴き声。
こんな何でもないことがとてもありがたく、そしてこの体感がどうやら私には必要なようです。
良い神社です。
地龍神社も、そして八坂神社の周りも水がとても綺麗でした。
そして、その水を作るお山も、入ってはいませんが、元気なのだと思います。
行きは激坂ばかりでテンションが下がりっぱなしの娘でしたが、帰りにふらりと立ち寄った野菜の直売所でテンションMAX!
いつかは畑付きの古民家みたい娘。さっきとはうって変わって、目の輝きが違いました。
喜界島出身のおばさまならではのラインナップ。
私が行った日は売ってはいなかったのですが、喜界島の塩がとても気になります。
また、行かねばー。
直売所で、あれやこれやとお野菜を物色していると子供がいたからだと思うのですが、直売所のおばさま&おじさまと沢山お話しをすることが出来、その中でも特に印象的だったおばさまのお話しが、
『自分は悪いことをしていないと言っても、悪いことをしている人たちと一緒にいたら同じことなんやで。注意していじめられるんやったら、そこから離れなさい。離れることは逃げることじゃないんやで。』
と。
なんでそんな話の流れになったのかは覚えていないのですが、息子に切々と語りかけている姿を見て思わず涙が出ました。
残念ながら、『正しい!』と正義の声を上げても、力が無ければ正しいの声は届きません。届くどころか被害者になることすらあり得ます。
思わぬ場所で、色々と考えさせられる高槻原への探訪となりました。