闘鶏野神社同様、前回訪れた際は2018年の大阪北部地震の影響で立ち入り禁止となっていました。
『八幡大神宮』
ここ土室は近くに埴輪公園があり、埴輪を制作していた人たちが住んでいたとされている集落です。
高槻市にある今城塚古墳に使用されている埴輪も、ここ土室で制作されたもののようです。
さて、境内です。
上ることすらできなかった石階段が綺麗に直されており、鳥居も見たところ新しく、新たに立て直されたと思われます。
この注連縄が良かったです。
拝殿に続く石段右手の木の根元に石仏。
拝殿の手前にも更に一体、
もう一体。
拝殿の奥に朱塗りのお社が見えます。
赤と黒の対比がなんとも格好良い!
狛犬さん。
狛犬さんの足元に張り紙が括り付けられています。
どうにもお酒をばらまいくような悪さをする人がいるようで、悲しいかな狛犬さんに注意喚起の張り紙が。
『なんでワシがこんな紙をさげんといかんのやろうか・・・。』
と声が聞こえてくるようです。
個人的に、後ろに控えている狛犬さんがツボでした。
『後からちょっと覗いてみたー。』とこちらは、なんだか可愛らしい感じ。
本殿の格子戸から中を覗かせて頂くと、カラフルな狛犬さん。
緑と
群青色の狛犬さん。
決して広くはない境内に様々なタイプの狛犬さんが集合していて、何だか賑やかです。
境内はお参りが出来るようにはなったものの、まだまだ修復中だと思われ資材のようなものが所々にまとめて置いてありました。
こちらの切り株は幹の太さから考えるとたいそう立派だったのではないかと思うのですが、地震で倒れてしまったのかもしれません。
裏手のお山も整備が進んでいるようです。
このあとまだ少し時間があったものの、ご近所の方から『ワンちゃんが脱走している!』と連絡を受け、坂を上り下りして急いで家に帰りました。
家のドア窓は全て閉まっており、もしかしたら私と息子が出る隙に、そろっと一緒に玄関口から出てしまっていたのかもしれません。
ご近所の親切な方が保健所に連絡をして下さったようで、そこから我が家のお向かいの方にも連絡が入り私へ。
ワンコは元気で何事もなく、ホッと一息。
そんな慌てて帰って来た日の自宅前の空。
最後の最後でヒヤヒヤしましたが、面白いシンクロ続きのお参りとなりました。