週末は娘のカルタ練習で近江神宮へ。
残る家族はその間、滋賀探検。
Googleマップを見ると、何やら目を引く神社の名前。
近江神宮からほど近い『倭(しどり)神社』へ自転車を走らせます。
鳥居の前を道路が横切っており、その道路の手前に社務所がありました。
そして、どこからともなく勢いの良い水の音が聞こえてきます。
音のする方に歩いていくと、道路と並走するかのように水路が。
水路に沿って階段が設けられており、水路まで降りれるようになっています。
今はどうか分かりませんが、昔はこの水路で野菜を洗ったり、冷やしたりなんぞをしていたのでは?なんて想像してしまいます。
綺麗なお水でした。
そして、圧巻なのが鳥居を左右から守るかのような巨木。
いいですねー(^^)
こちらは由緒書き。
鳥居の右手のこちらの巨木はクスノキで、
左手のこの歪曲した巨木は立札よりケヤキだそうです。
反対側に回ると大きな穴が開いていました。
他にも立派な木があり、この丘一体だけが別世界。
こちらは井戸?それとも手水舎でしょうか?
いずれにせよ、現在は使用されていないようで、もし水が枯渇してしまったのであれば残念です。
鳥居をくぐってすぐ、目の前に社殿。
御祭神は天智天皇のお后とされている倭姫(やまとひめ)とされているようです。
そして、このお社がある丘が古墳となるそうで築造年代は古墳時代、5世紀前半頃。
そこからお妃の眠られている倭神社へ。
なんとも面白いです(^^)
さて、社殿に入ってすぐ目についたのがこちら。
『人の目は盗めども、神は見ているぞ』
その下部には無人のおみくじ。
『人の目は盗めども・・・』が試される場面です(笑)
さて、こちらのおみくじどのようなシステムになっているのかと見回してみたところ、反対側にありました!
おみくじの番号が記載されています。
おみくじ代は記載されていませんでしたが、気持ちのお代をお賽銭箱に入れて、出てきた数字は1番。
まさかの『大吉』にビックリ!
そして、よく見ると『凶』もありますね。
凶で思い出すのが、16年程前初詣で引いたのが『凶』。
おみくじは1年に1年、初詣の日に引くくらいなのですが、その時は凶がよほど嫌だったのか、よしとけばいいものを別の神社で引いたところこれがまたしても『凶』。
2回も続けて凶だなんてと、更に他の神社で引いたところまたしても『凶』。
確率的にどうなのかは分かりませんが、3回続けて『凶』を引いた年がありました。
その年は、色々なものを失う、亡くす、年で今考えれば凶を3回も引いたことに納得なのですが、ただ何気なく引いているだけにも関わらず、このような身に覚えのあるようなことが起きると、何か目に見えないモノはやはりきっとあるのではないか、とその時強く感じたことを思い出しました。
さて、そんなことをふと思い出した日の『大吉』は、なかなか引くことがないだけにとても嬉しく、ペダルを漕ぐ足も自然と軽やかに、次のお参りへと向かいます。