シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【滋賀】白髭神社の境内社

週末の娘のカルタに付き合っての滋賀散策。

今回は高島市白髭神社へとやってきました。

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御祭神は猿田彦命

 

拝殿内ではお宮参りが執り行われていました。

この2か月、行く先々でお宮参りの家族の方をよくお見かけします。

新しい命、家族に幸あれ。
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チョット強面、でも頼りになる先輩といった風情の狛犬さん。
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こちらは、かなり強面です(^^;
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拝殿奥にある階段を上ってみます。
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登ってすぐ、手前から下宮、内宮、三社(加茂神社、八幡神社、高良神社)。
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高良神社と言えば、八幡氏にある石清水八幡宮の摂社、高良神社を思い出します。

だから、三社内でセットなのでしょうか。

 

八幡神社の御祭神は應神天皇。母上は神功皇后

高良神社の御祭神は玉垂命(たまたれのみこと)。

 

玉垂命のお名前は初めて耳にします。

下記、Wikipediaより抜粋です。

高良玉垂命は朝廷から正一位を賜っているものの記紀には登場しておらず、正体が誰であるかに関しては古くから論争があり、武内宿禰(物部保連)説、藤大臣(中臣鳥賊津臣命、藤大臣連保、月天子、住吉明神の化身、物部氏の遠祖・物部胆咋連、物部保連)説、物部祖神(饒速日命物部胆咋連、物部保連)説、彦火々出見尊説、水沼君祖神説、綿津見神説、比売許曽神(香春同神)説、景行天皇(大足彦)説、芹田真誰説、新羅神説、高麗神説など諸説がある。江戸時代には武内宿禰に比定する説が主流であったが、明治以降は特に比定されていない。

【出典元】高良大社 - Wikipedia

 

武内宿禰住吉明神から神功皇后を連想します。

八幡神社と繋がりますね。

 

ついでに高良神社も調べてみました。

高良神社とは福岡県久留米市にある高良大社の関係神社でしょう。
高良大社・神社には大抵武内宿禰がお祀りされています。

武内宿禰は、石清水八幡宮の御祭神、神功皇后の家来だったといわれています。
石清水八幡宮は大分の宇佐八幡から歓請されました。
その際に古事記等から考えて麓に高良神社をお祀りしたのでしょう

【出典元】石清水八幡宮と間違い高良神社に参拝した徒然草の仁和寺僧 | 京都きもの巡り

 

そういえば、以前石清水八幡宮近くにある『さくら出会い館』でサイクリング休憩をしていたところ喋りかけてきたおじさんが、自分のご先祖は大分の宇佐八幡近くに住んでいたが、今は縁あって石清水八幡宮のすぐそばに住んでいると教えてくれました。

その時初めて、石清水八幡宮が宇佐八幡から歓請されたと知りましたが、ここで何だかぐるりと繋がったような気がします。

 

さて三社の内、残る一社の加茂神社の御祭神は建角身命(たけつのみのみこと)。

下記、Wikipediaより抜粋です。

 

別名には八咫烏八咫烏鴨武角身命、三嶋湟咋、三島溝咋、三島溝橛耳神、陶津耳命、陶津耳、天日方奇日方武茅淳祇がある。山城の賀茂氏(賀茂県主)や葛城国造の始祖であり、賀茂御祖神社下鴨神社)の祭神として知られる。

【出典元】賀茂建角身命 - Wikipedia

 

八咫烏と言えば、神武天皇の道案内をした三本足のカラス。

そして、三島溝咋の名から大阪府茨木市にある溝咋神社が思い起こされます。

【大阪】溝咋神社 - シロンプトンでパンとお参りと

 

三島溝咋の娘、玉櫛媛命事代主命の子供に、のちの神武天皇の皇后、媛蹈鞴五十鈴媛(ヒメタタライスズヒメ)がいらっしゃいます。

ただし、日本書紀ではの話しで、古事記では父上が大物主神と記載されているようです。

 

いずれにせよ事代主神大物主神国津神系。

そして、神武天皇天津神系。

となると、媛蹈鞴五十鈴媛と神武天皇のご結婚は、陰と陽(裏と表)の統合になるのでしょうか。

 

さて、奥にもまだ境内社が続きます。

左手から、天満宮、稲荷社、寿老神、鳴子弁財天。
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一番右手のお社が気になり手を合わせてきました。

鳴子弁財天
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ここ最近、家族でハマっている漫画『弱虫ペダル』に出てくる鳴子章吉の鳴子繋がりで気になったとは、言わなければ分からない話し(笑)

 

この時少し面白いことがありました。

 

一段下の摂社エリアの休憩所のようなところで、男性と黒いワンピースを着た女性が休まれており、特にお参りをする様子でもなく、どちらかというと日差しを避ける為に座って休憩しているような感じでした。

私が一人、摂社エリアに立ち入った際は特に動きはなかったのですが、奥の摂社エリアに移動した途端、何故だかワンピースの女性が急に立ち上がって何だか様子をうかがっている模様。

私はというと、そのままなんとなく気になった鳴子弁財天の前で手を合わせ、ふと後ろを振り返るとワンピースの女性が並ばれており、私を見るなり会釈して同じく鳴子弁財天のお社のみ手を合わされていました。

その後、私は更に奥に進んだのですが、ワンピースの女性は気が済んだのか気付けばいなくなっていました。

 

うーん。

何故、付いてこられたのでしょうか。。。

 

考えても分かりませんので、左隣の寿老神社を調べてみました。

 

寿老神は、寿老人とも書き、中国道教の神であります。また中国の老子の化身の神ともいわれています。
寿老神は、白髪長寿の老人の姿をして、杖を手にし、杖には人命の長寿を記した巻物を吊し、鹿を伴っています。鹿は、長寿を司る寿老神の神使とされています。寿老神は、人に延命長寿の福徳を授ける福神として、信仰されてきました。

【出典元】寿老神|深川神明宮

 

弁財天と合わせて七福神のくくりとしてお祀りされているのでしょうか。

白髪長寿の老人の姿に至っては、そのまんま白髭神社にもなりそうな(笑)

そして面白いことに、今平行して読んでいる本の中に老子の本があり、ちょっと嬉しいシンクロ。

楽しく読み終えられると嬉しい(^^)

 

さて、先程の妙な体験を訝しみつつも、奥に続く道を進みます。
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つづきます。