白髭神社から更に北に進んで琵琶湖畔へとやってきました。
爽やか~な景色とはうって変わって、暑い!
今から自転車に乗るだなんて考えられない暑さです。
せっかくお山で元気満タンだったのですが、この暑さの中、漕ぎだすペダルがなかなか重く(完全に自分の心情を反映しています(^^;))、7キロ程度のサイクリングが
『まだ目的地には着かんのか・・・。』と。
そして、後ろ向きになればなるほど、どんどんペダルが重くなり、まさしく負の循環。
いやはや、暑さが身に堪えた久々にしんどかったサイクリング。
そんな訳で道中の写真もなく、いきなり目的地です。
メタセコイヤ並木
車、バス、バイク、人で沢山でしたが、全長2.4kmのメタセコイア並木は奥に行けば行くほど人影もまばらになり、良い写真が撮れました。
この場所を選択したのは主人。
・息子はただひたすら自転車で走りたいだけ
・主人はせっかく来たのだから、景色の良い観光地へ
息子と主人の利害が一致したようです。
そして、あっという間に目的終了(笑)
そんな中メタセコイア並木で、しんどいやなんのと言いながらも目ざとく見つけていた石碑。
『山神社』とあります。
私にお付き合いいただくことに(^^)
中央を走るメタセコイヤ並木から逸れること、1,2分で目的地の山神社へ到着。
良い感じの木々。
この時点で、さっきまでの疲れはどこへ行ったのやら。
私は一人楽しみでワクワク。
鳥居の奥に、天然の鳥居のような対になった杉の木。
近くに行くと、より一層厳かな雰囲気。
鳥居に張られていた注連縄が、私が知っている中で一番低く、軽く頭を下げただけでは注連縄に頭があたってしまいます。(私の身長は158cm程です)
ですので、自然と深々と頭を下げて鳥居をくぐる形となり、インディージョーンズのどのシリーズかは忘れましたが、連続トラップのシーンで、ジョーンズ博士が確か、『神々の前では深く頭を垂れる』と言った瞬間、頭上を大きな刃物が通り過ぎたシーンを思い出しました。
謙虚でありたいと思います。
さて、境内に入ってすぐ気になったのが、山神社の扁額の下方の神紋。
三つ巴です。
こちらのご神紋、先程立ち寄った白髭神社も同じご神紋でした。
足元には、推定樹齢は何百年になるのでしょうか。
凄まじい根の張り方の切り株。
さて、拝殿へと進みます。
好きなタイプの狛犬さん。
なんとも晴れ晴れしいお顔❤
こちらの狛犬さんは凛々しく。
古いお社でしたが、廃れているわけではなく定期的にお世話をされている方がいらっしゃるような感じを受けました。
その拝殿向かって左側にこのような一画が。
積まれた石の上部には特に何かがあるようにも見えなかったのですが、注連縄で結界が張られていました。
そして、本殿裏手へ回るとやはりというか、立派な木がありました。
境内をぐるりと取り囲むお山の状態もとても気持ちが良いです。
神社とお山、木、そして水は切っても切れない関係にあるのだと、少しづつですがお参りをさせて頂くようになって、繋がりが見えてきたような気がします。
こちらの山神社の近くにも、水量の豊富な水路がありました。
参道脇に面白い道を見つけました。
左右対称に並んだ杉の木は、先程と同様鳥居のようで、さながら、あちらとこちらの境界線のよう。
境内はご覧の通り、私たち以外は誰もいませんが、手入れをされている感じから、地元の方に大切にされている神社のような気がしました。
さて、タイムリミットまでもう少し。
来た道を戻ります。
こちらは、帰りに立ち寄ったメタセコイヤ並木の入り口にあるマキノピックランド内でお散歩されていた亀さん2匹。
背中の紋様があまりにも綺麗で、そして歩く姿が可愛く、飼い主さんに了承を頂いて写真を撮らせて頂きました。
この他にも、腕にはイグアナを抱えていらっしゃって、よほど爬虫類がお好きな親子さんなのだと思います。
ビックリしたことに、イグアナちゃんは洋服を着せられていました(笑)
行きはあれほど辛くしんどかった道が、山神社を出てからはス~イスイ。
私自身がビックリするくらいに気力、体力ともに満タンに。
気のせいと言われれば、それまで。
でも、気が身体の源なのも事実です。
さて、今週末の滋賀県ではどんな出会いがあるのでしょうか。
楽しみです☆