さっきまで晴れていたと思ったら、何だか雲行きが怪しくなってきました。
でも、これくらいのお天気の方が暑くなく、お参りにはちょうど良い感じ。
橋の上は通行禁止となっている為、横から回りこんでみます。
さて、お次はスタート地点の仁王門へと続く道に見えてきた『御法善神堂』
鬼子母神がお祀りされているようです。
なんというのでしょうか、こちらには御朱印所が無いからなのか、(きっとそれだけではないとは思うのですが)人の気配はおろか、何の気配も感じません。
虫や草も生えているので、何もないわけではないのですが、気の流れを感じないような、寂しい感じ。
他のお堂が立派だっただけに、より一層感じるのかもしれませんがあまりの違いにビックリしてしまいました。
さて、これで全てお参りが出来たとパンフレットを何気なく見たところ水観寺と護法善神堂の間に小さい文字で行者堂とあります。
ゴールは目前なものの来た道を引き返し、目指すは行者堂。
門をくぐって中に入ると、早速目の前には役行者の石像。
中央に組まれた石組の上で護摩行をされるのだと思います。
焼けた木が置いていました。
お堂の裏手が気になり、回ってみると中央に生命力にあふれた木が一本、空を覆いつくさんばかりに枝を広げていました。
素晴らしかったです。
ただ、足元は不用品などが置いてあり、雑然とした資材置き場のような感じでしたが。
『天下泰平 萬民豊楽』と刻まれた石碑。側には護摩行で使用されたと思われる焼けた杉の木。
同じ並びに石像が二体ありました。
手前は不動明王像ですね。
こちらの石像が分かりません。
そして、その石像の真向かいに弁天堂がありました。
役行者といえば、弁天堂。
とくれば、空海さんに関連するものはと見回してみましたが、そう上手くはいかないですね。
見あたりませんでした(^^;
今回、お寺用の御朱印帳がちょうど終わっていたこともあって三井寺で購入し、全てのご朱印を頂くことができました。
全ての御朱印所の方に共通して言えることですが、とても親切でそしてとてもお話しが面白かったです。
中でも一番お話しをした金堂の御朱所でお香の話しを聞き、購入した白檀のお香。
・お香とお線香の違い(厳密には違いはないようです。)
・お香は精神に寄り添うモノ
・三井寺のお香はお経を唱えられたモノ
釈迦堂にもお香が置いてあり、気にはなりつつ金堂まで歩き、目にしたお香がやはり気になり購入しましたが、
・お盆入り日の前日にお香を購入したこと。
・お盆の入り日にお香がご先祖様の迎え火として使えると知ったこと。
に何やらご先祖様の思惑を感じます。(特に祖父!)
今までそういったことに全く無関心、無頓着だった私にこれからの指針を示されたような、そんな気がした実りの多い三井寺へのお参りとなりました。
さて、今週末も滋賀入りです。
ブログを書きながら気になった、三井寺別所近松寺と新羅善神堂へとお参り予定です。
予定は未定。
さて当日はどうなることやら~。