さてさて、愛車にまたがってお昼前のアスファルト灼熱地獄。
思ったほど距離はなく、ちょうど坂を上り切ったところに目印の『日本一のうなぎ かねよ』の看板がありました。
大通りなだけあってなかなか信号が変わりません(^^;
逢坂の関とあります。
逢坂の関といえば、まさしく蝉丸の歌。
【蝉丸(10番)『後撰集』雑一・1089】
これやこの 行くも帰るも別れては 知るも知らぬも逢坂(あふさか)の関
そもそも逢坂の関が分からず、調べてみました。
三関とは、古代の日本で畿内周辺に設けられた関所の内、特に重視された三つの関の総称。三国之関とも呼ばれた。当初は不破関、鈴鹿関、愛発関の三つを指したが、9世紀初頭に逢坂関が愛発関に代わった。
【出典元:三関 - Wikipedia】
逢坂の関は古代、重要な関所であったようです。
現在においても滋賀へと続くこの道は、私にとってはとても重要な道ですが(^^)
さて、その逢坂の関を道なりに下ると右手に蝉丸神社が見えてきました。
とっても暑い日でしたが、緑が気持ち良い!
さてさて、今日は石階段ばかり。
登りますよー。
『山椒は小粒でもぴりりと辛い』風な、小さいながらも迫力満点な狛犬さん。
今にも台座から駆け出しそうです。
石階段左手のこちらの木がとても立派でした。
鳥居側から見た木。
やはり緑が多い神社は落ち着きます。
周りの景色も遮ることなく向こう側のお山が綺麗に見えます。
左手に手水舎、正面に拝殿
手水舎
拝殿
拝殿に御朱印の案内の張り紙があり、1週間前に頂いた御朱印に対してやっとお参りが出来、自分に嘘をつかずにすみました。
本殿
格子の隙間から見えた狛犬さんを狙ってパチリ。
先程見た石階段手前の狛犬さんよりは年月を感じます。
足元の鞠が良い感じです。
そして、いつものことながら本殿の裏手が気になり、右手に小路を発見。
先に進んでみましたがこれといった発見はなく、戻ってくると小道の更に右側にこじんまりとしたお社がありました。
このお社に気付く為の遠回りだったのかもしれません。
一見遠回りのように見えても必要な事は必要で、『遠回りした』『無駄だった』と嘆くより、そこから得られたものを喜べる人でありたいと思いました。
さて、登ってきた石階段を降り自転車付近の気になった箇所を散策。
この一帯が気になり、またしても蜘蛛の巣まみれになりながらも進んでみました。
両サイドに石灯篭があり、足元にも階段らしき形跡があり、どうやら以前は参道だったのではないかと思われます。
もしくは、もう一本の参道として機能していたのかもしれません。
現在は、この手前が『日本一のうなぎ かねよ』の駐車場となっており、使用は全く出来ない、されていないと思われます。
さて、気になった箇所の散策も済み、1号線を滋賀県に向けて戻ります。
その道中に、こちらもいつも車の中から気になっていた場所
『逢坂山弘法大師堂』
蝉丸神社 上社と同じ並びにあり、やはり目の前は歩道がなく、即1号線のなかなか危険な場所です。
場所が悪いのもあってか、あまり人が訪れている気配がないように感じました。
さて、前回は夏休みでお休みだったパン屋さん『dry river』
アンパンが美味しゅうございました❤