シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【滋賀】皇子山古墳と日本人初の逢坂山トンネル

毎週末の滋賀県へ。

恒例の近江神宮で娘と分かれて、今日は珍しく一人ではありません。

息子と主人と連れ立って、近江神宮からほど近い皇子山古墳へ。

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午前中といえどもすでに暑く、照り付ける太陽の日差しが容赦なく皮膚を襲います。
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階段がメインというよりは、確実に木がメイン。

歩きにくい(笑)
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ピラミッドのような様相の皇子山古墳の上で誇らしげに手を振る息子。
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右手の案内板が光の反射で全く読めなくなってしまっていますが、この古墳の表面の葺石は復元だそうです。

大津市で一番大きい前方後円墳で、どんな権力者が埋葬されてたのかと期待に胸は膨らみますが被葬者は不明だそうです。

 

一説には渡来人の和邇氏と関連があるとも言われているようで、いずれにせよ天智天皇大津京を開かれる以前にこれだけ大きな古墳があったのであれば、(近くに百穴古墳群も福王子遺跡もあります。)相当栄えた都市であったのではなかろうかと思います。

 

【滋賀】百穴古墳跡 - シロンプトンでパンとお参りと

【滋賀】福皇子神社でまたしても古墳 - シロンプトンでパンとお参りと

 

さて、私も皇子山古墳の頂上へ。
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左手が京都方面。

今しがた車で走ってきた国道161号線が見渡せます。

 

そしてくるりと反転すると眼前には木に遮られており少し見えにくいですが琵琶湖。
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琵琶湖を望むために作られた古墳なのかもしれません。

 

さて、息子と主人とはここでお別れです。

私はそのままお参りへ。

お二方はひたすら自転車で走るそうです。

 

さて、どこに行こうかと先週同様三井寺方面へ自転車を走らせ、左手に京津線の線路があるこんな細い道を発見。
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面白そうなので走ってみることに。

 

一度線路沿いから離れた先にお寺がありました。

妙光寺
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少し走っただけで汗だく。

妙光寺でクールダウンも兼ねてお参りさせて頂きました。
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こちらの立派な木が日差しをよけてくれてとてもありがたかったです。

 

さて、ここで先週気になっていた場所がここからほど近いことが分かり行ってみることに。

 

『旧逢坂山ずい道東口』
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東口とあるからには西口も存在しており、西口の場所は先週完了した蝉丸神社にほど近い場所にあるそうです。

 

さて、こちらのトンネル。

日本で初めて日本人の技術だけで作り上げたトンネルだそうです。
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京都と大津間の全長約664mを、イギリスから購入した削岩機と坑員たちのツルハシやクワを使った手掘り工法で掘り進め、1年8カ月の歳月をかけて1880(明治13)年6月に完成。
1921(大正10)年8月に線路変更によって廃線となったそうで、こちらのトンネルはその遺構です。
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トンネル上部に『楽成頼功』の扁額
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『楽成』は本来であれば『落成』という漢字で土木工事が完成することを表すそうです。ただ、落成が落盤を連想されることから楽成へと漢字を変更されたとのこと。

忌み言葉ですね。

 

トンネルの中はどうしても入る気にはなれず全景図を。
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このトンネル付近に足を踏み入れた時からとても気になっていたのですが、地面から水が湧き出ている個所がありました。
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この一帯だけに水が後から後から溢れ出ており、澄んだとても綺麗な水。
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トンネル上部のお山の状態が良いのだと思いますが、改めて日本という国の水の豊かさに驚かされます。

 

こんなに水資源に恵まれた国は、他国からしてみれば当たり前ではないのかもしれず、この当たり前の恩恵にあずかれていることに今一度、心から感謝しなければならないのではないかと思いました。

水は恵みにもなり、脅威ともなり得ますが、水と共にしか人は生きていけず、水があるからこそ生かされ、生きることが出来、水が無ければ進む先は死しかなく、そんな当たり前のことを再認識。

 

そう考えると、皇子山古墳の被葬者も水を制したかった(制していた)のかもしれません。

 

さて、お次はGoogleマップと相談して近くに小さい神社を見つけたので行ってみます。