シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【京都】八大龍王社と巨岩

やっと登山道へ辿り着きました。

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獣除けのフェンスを開けて進みます。
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フェンスに登山コースの記載がありました。
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八大龍王コースで八大龍王社を目指します。


先程歩いていたアスファルトの道川を隔てて並行している登山道。
f:id:roy-7303-pkbs:20201116120205j:image枯葉を踏みしめる音。

木々に囲まれた山中。

アスファルトとは地面から受けるエネルギーが違います。
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これだから山は楽しい(^^)

 

と思ったのも束の間、この後は倒木が続き結構エライコッチャな山道を歩きます。
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悲しいくらいのお山の荒廃っぷり。
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『ホンマにこの道で合ってるんやろうか・・・。』と、ずいぶんと不安になる道を進みます。
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この辺りは案内がなく、行ったり来たり少し迷いました。
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迷って疲れて、この木の足元でお昼ご飯にすることに。

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お世辞にも決して平らで座りやすい坐面ではありませんでしたが、お腹も張って少し元気に。
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とりあえず上を目指して進んでいくも、果たして本当に合っているのかと思うような箇所ばかり。
f:id:roy-7303-pkbs:20201116120230j:image足元を見ると、葉脈が残った枯葉。
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橋が見えてきました。
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となるとこの道で間違いないはず。

そして、またしても倒木だらけの斜面。
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山道沿いに川が流れています。
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もう道ではありませんが、川沿いを伝っていくことに。
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川沿いの山道がいつしか終わり、山中に入ると登山コースの標識がありました!
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でも、もはや道ではないのです(笑)
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急斜面を黙々と歩いていくと、左上方に祠のようなものが見えてきました。
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案内板も鳥居もありませんが、きっとこちらが八大龍王社のはず。
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八大龍王社は牛尾山の八合目にあたるようなのですが、木々に囲まれ少し鬱蒼とした雰囲気。

木々の合間から射す太陽がありがたい。
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太陽の当たる箇所を目指して、八大龍王社の少し上部に移動します。
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すると左手に大きな岩が見えてきました。
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近付いてみたいものの、万が一急斜面を転がり落ちたことを考えると躊躇してしまいます。

八大龍王社の裏手にも磐座のような巨石が見えはするものの近づけそうにもなく。

 

ふと、高槻市にある岩神神社の磐座を思い出しました。

【大阪】巨大な磐座がご神体の岩神神社 - シロンプトンでパンとお参りと

 

お社はあくまでも拝む場所であって、神様の依り代は磐座。

岩屋神社の後方に八大龍王社のある牛尾山。

岩屋神社は牛尾山の磐座を拝むための場所?

 

頭で考えても分かるコトはたかだか知れています(^^;

下山の体力も考慮して、見るだけにとどめ下山することに。

 

登りの際も気になった、少し色の変わった岩。
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なぜかこの一帯だけは石の色が黄色でした。

 

さてさて、日が出ているうちに急いで下山です。
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上から見下ろすと、想像以上にお山が荒れていることが分かります。
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そんな悲しい景色とはうって変わって、紅葉の美しい鎌研ぎ橋登山口に戻って来ました。
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さて、先程通ったアスファルトの道をこんどはひたすら上ります。

【蛙石】
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正面から見ると分かりにくいですが、後ろに回るとカエル。
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苔むした色が、アオガエルのようです(^^)

 

それにしても、このお山はとても良きお山。
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大師像のあるお経岩まで戻って来ました。
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行きには全く気付かなかった【仙人窟】の標識。
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この上とありますが、もう夕刻で登る時間も体力もありません。。。

 

次回、牛尾山へ来る機会があるのであれば、是非この仙人窟と鎌研ぎ橋登山口より更に下方にある『白石神社』にお参りに行ってみたい。

白石神社の御神体は巨石のようです。

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山道に建てられていた『清水寺奥之院 牛尾山観音』の石碑。
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清水寺と言えば、清水の舞台で有名な清水寺

そして、その清水寺と言えばご利益が叶うことで有名な音羽の滝の水。

牛尾山ハイキングコースには、滝が沢山ありその中に音羽の滝の名も。

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牛尾山(=音羽山)は、巨石、水の宝庫。

行場であったことから役行者が繋がり、空海さんも訪れていたこと。

そして、しずく谷不動明王不動明王

となると、やはりどうしても瀬織津姫との繋がりを否が応でも想像してしまいます。

 

この日の夕焼けは殊更綺麗でした。
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