行きの上り坂はどこへやら。
帰りはスイスイ下り坂。
家族全員、境内外からでも分かる木の大きさに興味津々。
『やっぱり神社の方が好きやわ~』と言いながら鳥居をくぐった娘を追って境内へ。
拝殿右手には摂社がズラリと。
木の格子戸の規則正しさが美しく、
その格子戸に張られていた張り紙。
息子が気付き、せっかくなので格子戸を開けてお参り。
お参りが済み、ふと右手を見ると本殿の右手に巨岩を発見。
こうなると、近くまで行ってみないと全員気が済まず、本殿裏手へ。
2つの巨岩が15メートル程離れて存在しており、鳥居手前の由緒書きに記載されていた厳島神社のご祭神 天津岩門別稚姫(あまついわとわけわかひめ)が出現された石門岩になるかと思われます。
さて、思わぬところで巨岩に会えたことに感謝。
巨岩のある傾斜を下って、ふと本殿後ろを見ると足元にお地蔵様。
気になっていた厳島神社への参拝も済み、あとは上賀茂神社近くのコインパーキングまでひたすら漕いで漕いでの12キロ。
ここからは閲覧注意!
コインパーキングで自転車を畳み帰り支度をしている最中、帰路からずっと左足首が痒くふと足元を見てみると、やってしまいました。
一年ぶりの山ヒル!
出かける前、水のきれいな山間部に行くのであれば足首は出ていない方が良いのではと思いつつも、まぁ大丈夫だろうとタカをくくって出かけたのが間違いでした。
レギンスと靴下のほんの数センチ。
やられた場所はきっと厳島神社の本殿裏の巨岩に至る湿気を含んだ枯葉でフカフカの道。
男子チームは肌モロ出しにも関わらず無傷で、前回私と一緒に山ヒルに散々血を吸いつくされた主人の安堵感たるや(笑)
さて、その安堵感満々の主人をよそに、私は2回目でも若干パニック。
そして、山ヒルを初めて見る娘もパニック。
更には、前回私と主人の流血現場を見ている息子もやはりパニック(笑)
山ヒルは無理に引き剥がすと皮膚を傷つけてしまいます。
確か、ヒルに有効的なのは火だったはず、とすぐ側にあるコンビニへと男子チームを走らせ、あとは成す術もなく立ちすくむ私とその足元を見守る娘(笑)
ふと、いつもサイクリングバックに入れている虫よけスプレーを思い出し、おもむろに山ヒルへ一吹き。
成分はご覧の通り『ザ・自然派!』
なので、あまり期待もせずに使用したところ、あれだけ頑固に私に食らいついていた山ヒルが面白いようにポロリと地面へ。
このあと、ヒルとおさらばした私がコンビニまで一目散へと走り、レジで今まさにライターを片手に小銭を出そうとしている主人を間一髪で引き留め、ライターがアイスコーヒーとジュースへ早変わり(笑)
色々なサインが重なりやっと訪れることが出来た雲ケ畑の地。
家族4人揃ってのサイクリングも久し振りで、『これは何かあるカモ?』なんてちょっと期待していましたが、期待していたことは特になく、あったとしたら期待していなかった事ばかり(笑)
まぁ、それはそれで良いのでしょう。
更に、その志明院の麓にある厳島神社は明治以前は石門別弁財天と称されていたようで、雲ケ畑の地でも、役行者、空海さん、不動明王、弁財天(瀬織津姫)の繋がり。
その側には必ずと言って清らかな水の存在。
そんな空間に来れただけでも、満足。
今月は私の誕生日月ということもあり、また家族でお参りに行けるようなので次回を楽しみにしつつ、様々なご縁に感謝☆