シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【兵庫/神戸市】弓弦羽神社の御神木、と諭鶴羽神社

ある金曜日の明け方に『ユヅルハ神社!』の声に起こされ、神社の名前で夢から覚めるのはこれが二度目。

 

前回は、奈良県にある源九郎稲荷神社

shironpton.hatenablog.com

 

この時も大層ビックリしたのですが、二度目となる今回の夢もあまりにも鮮明だった為、寝起き早々大層ビックリしました。

 

ユヅルハ神社と聞いて思い浮かんだのは淡路島の諭鶴羽神社と、神戸市の弓弦羽神社

どちらもお参りに行ったことはないのですが、ひょんなことがきっかけで半年ほど前に知ったユヅルハ神社。

 

タイミングを計ったように、翌日は主人と息子が二人でサイクリング&釣り遊びの日。

場所は神戸市(笑)

 

これは行かない理由もなく、一路神戸へ向かう車で途中でさようなら。

そこから私は一人、弓弦羽神社へ10キロほどのサイクリング。

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シロンプトンは主人が釣りに使うととられてしまい、私の今日の相棒はミドンプトン。
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この子は6速なので良く走ります。

 

さて、鳥居をくぐって真っ先に目に飛び込んできたのは樹齢350年にもなるムクノキ。
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参拝される方はたくさんいらっしゃったのですが、御神木には誰も見向きもせず見えていないかのよう。
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一人で御神木ばかり撮っているオバサンは傍目から見たらどうなんでしょうね(^^;

境内は、七五三の時期と言うこともあって小さいお子さん連れのご家族がたくさんいらっしゃいました。

 

拝殿前の狛犬さんは雄々しい感じ。


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うっかり本殿を撮っていなかったようで、こちらは左側からの写真。

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この木に誘われました。

 

側には摂社がズラリと。
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境内の左奥にたいそう立派な木があり、鎮守の杜の豊かさが窺い知れます。
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ただし、現在は神社の周りは住宅街となっており鎮守の杜は近隣の開発と共に縮小されてしまったのではなかろうかと。
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それでも、この枝ぶりです。

 

こちらは本殿向かって右側。
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側に面白い木と岩がありました。
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木の護衛のような岩。

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木と岩のパターンは良く見るのですが、最近だと大原野神社のもみの木と岩。

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あと、私の中で印象的だったのは笠置寺の稲荷神社の側にあった木と岩。

shironpton.hatenablog.com

 

なんなんでしょうかね。

 

さて、その木と岩の側から拝殿に沿って小径がありました。
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道なりに進んで左に曲がった先は本殿の真後。
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反対を見やると、それはそれはとても立派な木がお控えです。
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本殿の裏手に御神木。

このパターンもよく見かける光景で、先程の木と岩と同じように切っても切り離せない関係のように感じます。
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拝殿をぐるりと一回りして、元の場所に戻って来ました。

 

こちらは明治天皇御製の歌碑。

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日の本の国の光のそひゆくも
神の御稜威によりてなりけり

 

御稜威(みいつ):神や天皇の強い御威光のこと。 「稜威(いつ)」の尊敬語。

 

その歌碑の近くにひっそりと一体の狛犬さんが。

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HPによると、大正14年まで実際に拝殿側にあった狛犬さんだそうで、拝殿の消失により一体だけになってしまったそうです。

 

それにしても、狛犬さんのそばにまたしても、木と岩(笑)


さて、こちらはそんな狛犬さん付近にある東側の出入り口。

正面に見えるは香雪美術館の石垣。

この日は『茶の湯と工芸』の展覧会が催されており、お着物姿の方が数人美術館へと。
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それにしても岩が多い(笑)

 

そして、やはりというかまたしても木と岩。
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東側の出入り口から出て弓弦羽神社を外側から。
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境内に戻って、見るともなしに見ているとゆづ丸君の文字が目につきました。
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弓弦羽神社の神使である八咫烏をキャラクター化したゆづ丸君。

先日お参りに訪れた大原野神社のキャラクターの鹿寿雅君と美鹿ちゃんといい、どうにも日本人は擬人化が好きな民族のような気がします。

神社へお参りするのは特別な時でなくとも、こうしてキャラクターがいることで親しみやすさが増して、参拝がより身近なものになれば良いなと思います。

 

そばに境内図もありました。
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御本殿の裏手にあった先程の巨木は、樹齢450年にもなる大楠だそうです。

そして、その後方には六甲山!

六甲山と言えば、岩の宝庫。

そして、瀬織津姫

 

となると、弓弦羽神社御神体は六甲山?

であれば、境内に大きな岩が沢山あるのも納得です。

 

なんだか面白いことになってきました。

 

境内を出て、せっかくなので本殿後方の大楠をもう少しそばで見れないかと自転車で回ってみました。

 

ビンゴ!
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境内よりも、境内の外の道から見る方が断然大楠が近いです。
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境内を、本殿を護るかのように横に大きく張り出した枝。
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そして、中心の幹は太く真っすぐ天に向かって伸びています。
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素晴らしい御神木。
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ただ、ふと我に返ってみると、境内と同様、おばさんが一人携帯片手に、更には側に自転車を停めて一心不乱に写真を撮っている姿は傍目から見たらどんな感じなんでしょう(^^;

一応、客観視する気持ちはあるのですが、目の前にこんな木があるとちょっと自制が効かないのも事実です(笑)

 

さて、楽しい時間はあっという間に過ぎてゆくもので、気付けばもう14:44と早く帰って娘の塾に間に合うようにご飯の準備です。

エライコッチャ。
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ここからJR尼崎駅に向けて、久し振りに一人20キロ弱のサイクリング。

 

道中こんな気になる石碑を見つけたら素通りできるはずもなく、私同様歴史マニアであろう男性の邪魔にならないよう横からパチリ。

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楠木正成といえば、私が初めてブロンプトン輪行した先がJR神戸駅

駅に降り立ち、ふらりと立ち寄ったのが御祭神が楠木正成公の湊川神社

初めて御朱印帳を購入した神社です。

ここから私の自転車とお参りが始まったことに、今気付きました。

 

4年かかってグルっと周ってきた感じがします(^^)

 

さて、16時過ぎにやっとJR尼崎駅に到着。
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ここから自転車を畳んで電車に持ち込み自宅のある最寄り駅まで。

最寄駅から自宅までは上り坂(笑)

なかなかハードな一日となりました。

 

こちらは御朱印を頂いた際に一緒につけて下さった参拝のしおりとゆづ丸君のクリップ。

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こちらの撤饌はお酒の奉納に際してのお下がり。
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源九郎稲荷神社へは、お礼参りとして二度目の参拝でお酒を奉納しましたが、今回夢で起こされるのは二度目の経験。

 

呼んで頂いたと言って良いのかどうかは分かりませんが、ありがたい気持ちに変わりはなくお酒を奉納させて頂きました。
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今回、弓弦羽神社の神社名を耳にしたのは初めてではなく、以前訪れた淡路島の地で、駐車場で隣り合わせた方とお話ししたのがきっかけで、淡路島に諭鶴羽神社があるということを知りました。

 

その方は、諭鶴羽ダムの近くにお住まいがあるとのことで、桜の季節は諭鶴羽ダムの周辺の桜が綺麗だと教えて下さいました。

 

これも何かのご縁と、キャンピングカーに積んでいた自転車で諭鶴羽ダムまでサイクリング。

その際、たまたまGoogleマップで見つけた諭鶴羽神社への参拝を計画していたのですが、道中はキャンピングカーが通れる道幅ではないとのこと。

 

山道の運転が不安な方や、そもそも車が大き過ぎて通行できない場合は神社の方が送迎してくれるとのことで連絡するも、あいにくと留守電で繋がらず、ひとまずメッセージを残し、その後連絡があったのは大阪へと帰る道中。

 

今回はご縁がなかったのだと思っていた矢先、電話口で『またご縁があれば、ぜひお参りにお越し下さい。』とおっしゃって下さった宮司さんの言葉が、場所は違えどもこうしてご縁として繋がったような気がしました。

 

弓弦羽神社の神使は導きの八咫烏

日本の初代天皇神武天皇を導かれたのは八咫烏

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道は自分で切り開いて行かねばなりませんが、私が進むべき道を導いていただけたらと、ちょっと図々しい思いが頭をよぎります(笑)

 

何かに頼るよりも、まずは地に足をつけて生きていくことが私には大事。

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今回もご縁をいただけたことに感謝☆