シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【滋賀/野洲市】御神神社の御神体は御神山 登頂編

御神山へいつかは家族で参拝にと思い続けて気付けばもう2年。

やっと願いが叶いました。

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御神山は、車で走っていても琵琶湖沿いをサイクリングしていてもひときわ目立つ存在。

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御神神社から御神山の登山口へは歩いて10分程。
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久々に家族揃ってのお山。

さてさてどんな出会いがあるのでしょうか。

 

登山道の入り口から歩くこと数分。

ほどなくして、二股に分かれる箇所に差し掛かりました。
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左手は表道。

右手は裏道。

 

子供達は単純に『裏はあかん。表から行かなあかん。』とのことで表道から頂上を目指すことに。
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所々にある案内板で迷うことなくサクサクと進めます。

とか言いながら、久し振りのお山。

私の足元はサクサクどころか既におぼつかなし(笑)

 

石段が出てきて、いよいよなんだか楽しそうな雰囲気になってきました。
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こんな木が至る所にあれば、それはもう聖地。
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表道の案内板によると、天気の良い日は奈良の生駒山が見えるとのこと。
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更には、表道は裏道よりも急坂が多いとのことで、行きを表道からの登りにしておいて良かったと後で心底思うことに。
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この一帯に差し掛かった時に、家族一同『あそこと同じや!』と。

『あそこ』とは、高槻市にあるこちらのお山。

shironpton.hatenablog.com

 

お山の中腹にお寺の跡地があること、木の感じ、所々に見られる岩。

雰囲気がとても良く似ています。

 

またしても二股の木。
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この辺りで息子が急速にスピードダウン。
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自転車のように疾風怒濤の走りとはいかず、ひたすら自分の足を運ぶ山歩きは息子にとっては苦行(笑)

 

反対に娘は意気揚々と歩を進めます。
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どんどん置いて行かれるの図(笑)
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山頂まであと250mなのに、息子の足は鉛のように重く(笑)
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と思いきや、右手に岩の一帯が見えた途端俄然元気に私を置いて一目散と岩の元へ。

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『割岩』と書かれたこちらの一帯。
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ご覧の通り上部が割れており、その割れ目は岩の足元まで続いています。
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近くに寄ってみると、
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どうやらその割れ目に入っていける模様。
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この隙間を意気揚々と私を一人置いて息子は入って行ってしまいました。
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割岩の案内板があり、この岩の一帯から山頂に向かっては岩肌を歩いていかなければならないようで、あと200mほどですが最後になかなか厳しい道中な予感。。
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山頂まであと200m。
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先程までの歩きやすい山道とは打って変わって、ご覧の通りの岩肌露出の道が容赦なく私の下半身を痛めつけます(笑)
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気付けば先頭も交代。

岩をメチャクチャ楽しんでいる息子が先頭。

 

道中にはこんな恐ろしいバランスで挟まっている岩もありました。
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一体いつからこのバランスで存在しているんでしょうか。

 

こちらの木は岩と一心同体。
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目の前の二股の木は木の上部もさることながら、根の張りが尋常ではありません。
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身体はヒーヒーですが、もうこの辺りから楽しくって楽しくって、見たいし写真も撮りたいし、でもしんどいしで、アドレナリンがすごく出ている感じがしました(笑)
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この木は一見すると幹が太いだとかの存在感はないのですが、根の張りが凄まじかったです。
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この木を過ぎたところから急に斜度がきつくなり、もう写真を撮る余裕もなく、やっと開けた場所で一息ついた写真がこちら。
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奥の方に琵琶湖が見えます。

 

そして、休息も束の間またしてもずっと続く岩肌。
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そばには二股の木。
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こうしてひたすら木や岩を見て感嘆しながらも、一番驚いたのが息子の成長。

二年ほど前に家族での参拝が本格化した頃は、岩肌ゴツゴツのお山を『怖い怖い』と登ることも降りることも躊躇し、べそをかいていた息子。

それが今やだれに指示されることもなく、率先して自分で道を切り開いています。
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頼もしくなりました。
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もうあと数年で私は色々な面で息子に追い越されていくのでしょう。

それが成長の証。

 

私(親)の役目は次の世代の肥やしとなること。

喜んで追い越され、肥やしとなりましょうぞ。

 

ただ、その日が来るまでは必死にもがいて良き肥料となれるよう踏ん張る所存です(笑)
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お山はやはり楽しい。

もうすぐで山頂です。

 

つづきます。