シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【滋賀/東近江市】太郎坊宮の夫婦岩と最勝石の指輪

御神山神社を後にし、やって来たのは太郎坊宮。

一の鳥居から続く740段ほどの階段をスルーして、今回は中腹の駐車場まで車で楽チンひとっとび(笑)

駐車場には、『近江聖徳太子霊跡御朱印めぐり』と書かれた案内板がありました。

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後方に見える石像は聖徳太子
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滋賀からはずいぶん遠く離れますが、先日訪れた姫路市にある魚吹八幡神社の付近には太子町があり、聖徳太子ゆかりの地。

聖徳太子と言えば、奈良の法隆寺信貴山朝護孫子寺、大阪の四天王寺などが真っ先に思い浮かびますが、今回調べて始めて分かったのは聖徳太子にまつわる伝承が最も多い場所が近江とのこと。

 

電車や車もなかった時代にもかかわらず、これほどまで広範囲にわたって聖徳太子が移動されていることにただただビックリしてしまいます。

 

後日訪れることになるお寺も聖徳太子が創建されたお寺。

そのお寺に『和を以て貴しとなす』と書かれた掛け軸がかけられており、以前は教科書で習った通り『わともってとうとしとなす』と読んでいたのですが、つい最近何かで見かけた『やわらぎをもってとうとしとなす』の読み。

これが私の中で、すとんと腑に落ちた、肚で分かった感がありました。

 

相手を思いやる心。

異なったものを受け入れ融合させる和の心。

 

それらは日本人の得意技。

異質なものを排除せず、融合させ昇華するやわらぎの心。

 

2021年は聖徳太子薨去(こうきょ)されて1400年が経ちますが、その心は今なお変わることなく、私たち日本人にとってかけがえのないものではないかと思います。

 

太郎坊宮にやって来ましたが、入口の聖徳太子立像で心を鷲掴みにされてしまいました(笑)

 

さて境内入ってすぐに目に入ってきたのが、表参道(男坂)沿いにあるさざれ石。
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先日訪れた魚吹八幡神社滋賀県大津市にある建部大社にもさざれ石はお祀りされております。

shironpton.hatenablog.com

 

shironpton.hatenablog.com

 

同じ男坂沿いに干支の石像もありました。
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今年は初志貫徹の年にしたい。


先を進むと右手に気になる岩。
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竜神舎の御霊水側に注連縄のかかった巨石。

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その奥には、太郎坊宮の御神体である赤神山へと続く登山道への誘惑。
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このままお山に入りたいところなのですが、太陽が西へ西へと歩みを進めている時間。

今回は残念ながら断念。

 

ここからはあっという間に目的地へと到着。
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男岩と女岩に挟まれた、その間80㎝の夫婦岩f:id:roy-7303-pkbs:20220321182548j:image

夫婦岩の間を通って後ろを振り向くと、ご覧の通りの巨石が二つ仲良く並んでいます。
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左の大きな岩が男岩、右の男岩にピタリと添い遂げる陽に並んでいるのが女岩。f:id:roy-7303-pkbs:20220321182532j:image

 

七福神の石像が女坂(裏参道)沿いにお祀りされていました。
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一願成就社に気になる案内板を発見。
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太郎坊宮に参拝に来たのであれば、天狗の像を拝まないわけにはいけません。

そして、修験道といえばの役行者

巨石のある場所でよくお見掛けします。

 

まず初めに見えてきたのが、夢神社と鎮願かけ石塚。

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そしてその奥には、想像していたものよりちょっと小さかった天狗像。
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太郎坊宮の正式名称は阿賀神社。

その阿賀神社を守護する天狗が太郎坊。で太郎坊宮。

 

太郎坊といえば、日本一の大天狗の愛宕山の太郎坊が真っ先に思い浮かびますが、どうやら太郎坊宮の太郎坊天狗は愛宕山の太郎坊と同じではないようです。

太郎坊宮の太郎坊は鞍馬山の次郎坊の兄にあたるのだとか。

そういえば、来月はお初なメンバーで鞍馬山参拝があり、今からワクワクしております。

 

さて、こちらは太郎坊像より更に奥に進んだ先にある役行者と巨石。
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巨石には案内も注連縄もかかっておりませんが、役行者のそばにあるのが何とも意味ありげ。

と言っても、私に何かが分かろうはずもなく、ただ妙に納得な配置でした。

 

更に奥には紫微社。
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紫微と聞いて真っ先に思い浮かぶのは中国占星術紫微斗数

紫微で調べたところ、あながち間違いでもなさそうな感じ。

 

紫微垣(しびえん)とは、古代中国天文学において天球上を3区画に分けた三垣の中垣。

天の北極を中心とした広い天区。

あるいはその主体となった星官(星座)のことを指す場合もある。

「紫微」「紫微宮(しびきゅう)」「紫宮(しきゅう)」「紫垣(しえん)」ともいい、天帝の在所とされたため、転じて皇宮、朝廷の異称ともなった。

紫禁城」の「紫」もこれに基づく。

【出典元:紫微垣 - Wikipedia

 

妙見信仰(北辰信仰)でお祀りするのが妙見菩薩

妙見菩薩は、北極星・北斗七星を神格化した天部の仏様。

その妙見信仰を日本で最初に流行らせたと伝えられているのが役行者

役行者の石像近くに紫微社。

納得です。

 

裏参道に戻ると、またしても七福神の石像。
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七福神と北辰信仰の北斗七星の『七』繋がり。

何か関係があるのでしょうか。

 

最後は不動明王

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不動=動かない=北極星

赤神山は北辰信仰の地?

 

不動明王のそばには御霊水が湧き出ていました。
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ここにも天狗。

 

さて、ちょっと急ぎ足で回った為に肝心要の本殿の写真を撮り忘れていました(^^;

本殿にお祀りされている神様は天照大御神の第一皇子神

正哉吾勝勝速日天忍穂耳大神(マサカアカツカチハヤヒアメノオシホミミノオオカミ)

 

『勝』が2つも並ぶお名前からして、とても勝負ごとに強そうな感じがしますが、

 

「まさに勝った、私は勝った。朝日が昇るように鮮やかに、速やかに勝利を得た」

 

という、勝利を象徴する意味が込めらたお名前とのこと。

勝利と幸福を授ける神様として信仰されているそうで、聖徳太子の崇敬も集めていたようです。

今、やっと境内に聖徳太子の石像があったわけが分かりました(笑)

 

現在は、プロスポーツ選手や企業経営者、政治家の方々がご利益を求めて参拝に来られるようで、赤神山の参道は石柱玉垣の数が凄まじく、それは隙間もないくらいにびっちりと言っても過言ではありません。

ちょうど車を停めた場所の後ろに立派な石柱があり、刻まれた文字を見て見ると同じ高槻市の一企業。

滋賀県や近隣の関西圏だけにとどまらず、石川県や福井県、他にも遠方の都道府県名の石柱があり、太郎坊宮の御利益はさぞかし強力なのではなかろうかと思われます。

 

赤神山の麓にある一の鳥居に続く740段にもなる石階段。
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次回は是非一番下から上って、赤神山の登山口を目指したいと思います。

 

こちらは不動尊の手前での一服。
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みたらし団子の美味しそうな匂いの誘惑。

そして完敗(笑)

お醤油の香ばしさが何ともたまらない美味しさでした。

 

お腹を満たした後は、私一人社務所に戻って御朱印を。

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頂いた御朱印

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そして、御朱印を頂く際、ふと目にしたこちらの指輪守り。

夫婦岩の石片、最勝石が埋め込まれた指輪。

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こうして写真が撮れているということは、悩んだ挙句これも何かのご縁と自分のものとなってしまった証(笑)

 

まさか指輪を買うとはビックリで、ただ目に入った途端からどうにもこうにも気になってしまい、ついつい指にはめたらしっくりきてしまって、散々買わない理由を考えましたが、もうこれは気になってしまった時点でご縁なのでしょうね。

 

先日購入した勾玉のお守りと言い、こちらの指輪と言い、はたして私はどこへ向かっているのでしょうか。

本人すらも分かりませんが、自身の直感のようなものを信じてお参りです。

 

次回はそんな自身の『なんか気になる』だらけで参拝したお寺。

場所は大阪です。