シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【大阪/天王寺区】庚申堂 次回の開帳は2040年

四天王寺の南大門で見かけたこちらの看板。

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仁王門に別れを告げて、四天王寺の境内を後にします。
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案内板には南大門より信号2つ、徒歩2分とありましたが運悪く全ての信号に引っかかって徒歩5分強。

 

それでもすぐそこです。

 

見えてきたのは境内を守るかのような立派な木。

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中にも立派な木が見え、その前方には朱塗りの鳥居。

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こちらもお社を守るかのような木。

 

気になりますが、まずは庚申堂へお参り。

【庚申堂】
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こちらで対応して下さった女性の方と、堂守さんがとても気さくで素敵な方で、ゆっくりして言って下さいのお言葉に本当にゆっくりさせて頂きました。

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堂守さんから伺った話しによると、御本尊の青面金剛童子はそれはそれはとても強力な力をお持ちだとのことで、故に御本尊の開帳は60年に一度。

開帳されっぱなしだと、その強力な力故に人も世もエーライコッチャになってしまうのだそう。

そんなすごい力をお持ちの御本尊のそばに仕えていらっしゃる方だとは思えないくらいに、とても柔和な堂守さん。

伺った時はちょうどお昼時。

お弁当を食べておいででした(笑)

 

四天王寺の庚申堂は日本初らしく、そんなことは全くおくびにも出さず、対応して下さったお二方は驕ることなく偉ぶることなくな方々。

 

庚申というだけあって、庚申堂はおサルさんがお使い。

『見ざる・言わざる・聞かざる』の三猿堂


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聖観音菩薩像】
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境内には立木が少ないものの、こんなにも立派な木がありました。
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木のそばには摩尼車。
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こちらは先程道路側から見えたお社。

庚申堂の裏手にあり、扁額には九頭龍大権現とあります。
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左手に見えるのは南無神変大菩薩とあり、役行者ですね。
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聖徳太子千四百年御聖忌ということもあり、四天王寺では2021年から様々な行事を開催されており、今回庚申堂で頂いた御朱印はあえて日付を入れず、『聖徳太子千四百年御聖忌といれておきますね』とは堂守さん。
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そんなお人柄は、文字にもにじみ出ているような気がしました。

 

この日は後で知ったことですが、聖徳太子の月命日の22日。

 

ふと思いつきでの四天王寺への参拝でしたが、お彼岸の期間にご先祖供養ができ(拝観料も無料でしたし(笑))、結願柱でご縁も結べ、22日にしか拝観出来ない物部守屋の祠への参拝、更には庚申堂では素敵な方々とお話しができ、実り多きお参りとなりました。

 

御先祖供養については、ここ最近思うところがあり今回良きご縁が結べたと思います。

 

ご縁が結べたと言っても目には見えるわけでもなく、ただこのようにして通常ではないことが重なると、何か目に見えない力を感じます。

 

ご先祖様あっての今の私。

次に繋げるようにご縁結びをしていきたいと思います。

 

庚申堂の御本尊、青面金剛童子秘仏開帳は18年後の2040年の2月1日と2日。

18年後の私への宿題です。

 

覚えていらっしゃる方がいたら、是非2040年2月にご一緒しましょう☆