竜の漢字が付く名前の息子。
そんな訳で、竜・龍の漢字を見つけたら行かない理由もなく、御机神社すぐそばの龍尾寺へ。
(坂道で自転車が停めれず最初から倒しておいたの図。)
チョットしたハイキング気分。
意外と高い場所まで登ってきていたようです。
龍尾寺の案内書き。
案内板の内容からすると、諸国を巡って稲作の為に溜め池を作った行基(奈良の東大寺の大仏建立の責任者)がこの地を通りかかり、村人が雨が降らずに困っているのを見て龍王へ一心不乱に祈りを捧げたとのこと。
その甲斐あって、たちまち大粒の雨が大地に降り注ぎ、村人がふと見ると頭と銅と尾の三つにちぎれた龍の姿を発見したそうです。
我が身を割いてまでも村人の願いを聞き遂げた龍。
その龍の霊を弔う為に、部位ごとにお寺が建立されたようです。
・龍の頭の落ちたところに『龍光寺』(大東市)
・胴体の落ちたところに『龍間寺』(大東市)
・尾の落ちたところにここ『龍尾寺』(四条畷市)
案内板そばにある木。
ここから左に折れた先に龍尾寺。
所々お地蔵さんがお祀りされており、『オン カカカビ サンマ エイ ソワカ』
ちょっとひょうきんな顔をした龍の顔。
失礼を承知で言わせて頂くと、息子に似ています。
そして、息子も絵を見るなり『似ている!』と(笑)
境内の木々は青々としており、誰もいないこの空間はとても贅沢です。
人の気配はなかったのですが、ワンコが飼われていました。
龍尾寺横のお家の方の犬なのかもしれません。
吠えることもなく、大人しくこちらをじっと見ていました。
元来た道を戻ります。
眼下に見えるのは、先程ちょっとムッとした御机神社の前の道。
早く忘れよう(笑)
さて、石階段もあと一つなところで、左からいそいそと出てきたのはトカゲさん。
お参りに行くと良く出会います。
さて、龍尾寺を後にGoogleマップで程近くに見つけたのが今の私の状況にビンゴな文字。
『おこり不動尊』
さっき、ムッとしたばかりでのこのご縁(笑)
戒められているような、ありがたい気持ちで手を合わせます。
こうして自分の感情に振り回されていては、時間を無駄にします。
私の人生を生きるのは、誰でもなく私。
『あの人に、こんなことをされたから怒って当然』
『向こうから先にやってきたんやし、やり返しても当然』
これ、全て自分を正当化する為の言い訳(^^;
もしそうだったとしても、
『その行為に揺さぶられない私でいることは出来ないのか?』
出来ると思うのです。
感情の起伏が激しい私には超難問ですが、きっと出来ると思うのです。
お参りに行く度にと言っても過言でないほど、色々な感情に向き合わされますが今まで放置していたツケです。
4日に土用の日が開けたからでしょうか、自身の心が少しザワザワしています。
さて、あと一カ所。
四条畷神社で目にしたどうしても立ち寄りたい場所へ。
ここからはずっと下り坂!(万歳)
つづきます。