シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【静岡/三島市】伊豆國二宮 浅間神社、芝岡神社、そして愛染院跡

白滝公園を過ぎて信号待ち。

ふと目の前を見ると、目の前に神社がありました。

 

【二宮浅間神社

f:id:roy-7303-pkbs:20220614164349j:image

これからちょうど富士山と言えばの浅間神社へ行く予定でしたので、これも何かのタイミング。

先に街中の浅間神社へご挨拶に伺いました。
f:id:roy-7303-pkbs:20220614164358j:image
古くは三嶋大社の別宮で、三嶋大社に次ぐ名社だったそう。

御祭神は浅間神社と言えばの木花開耶姫命と波布姫売命(はぶひめのみこと)が主祭神

波布姫売命は三嶋大社の御祭神、積羽八重事代主神のお妃にあたる方だそうで、三嶋大社の境内にある見目神社にもお祀りされていました。

 

他、主祭神の二柱以外に、瓊瓊杵尊、火明命、火蘭降命(ホスセリノミコト)、彦火々出見命がお祀りされています。

 

元々のお社は伊豆大島波浮港にあったとされており、波布姫命のお名前は波浮港からとられたものなのでしょうか。

f:id:roy-7303-pkbs:20220614164406j:image

境内のこの苔むした感じが何とも言えません。
f:id:roy-7303-pkbs:20220614164352j:image

外観からは予想も出来なかったこちらの岩のある一帯ですが、この辺りにおよそ一年四千年前の富士山の大噴火の時に溶岩が流れてきたそうで、この地で溶岩の流れが止まったことから岩留浅間とも呼ばれているそう。

境内には溶岩流の赤ちゃんがあったそうで、そんな話しは後で調べて分かったことで見逃しております(^^;

 

更に、以前はこの地より富士山の雪解け水が湧き出ていたそうで、三島の水源ともなっていたそうです。

 

さて、同じ敷地の左手には【芝岡神社】

f:id:roy-7303-pkbs:20220614164344j:image

芝岡神社は元々は、江戸時代に繁栄を極めた三島宿の本陣職を務めた最後の当主 世古六太夫直道の邸内にお祀りされていたものを、芝町(現在の寿町・本町・芝本町・一番町にまたがる地域で駅前)の氏神様として浅間神社の敷地内に祀られるようになったそうです。

御祭神は高座霊神で造化三神の一柱。


境内には池だったと思われる跡地があり、以前はこの場所に富士山の雪解け水が絶えることなく湧き出していたのでしょうか。
f:id:roy-7303-pkbs:20220614164403j:image
f:id:roy-7303-pkbs:20220614164400j:image

池のそばに像があり、ちょっと日本の神様ではないようなにおいがプンプンします。インドの神様のような感じを受けましたがどうなんでしょうか。
f:id:roy-7303-pkbs:20220614164346j:image

もう一体ありました。
f:id:roy-7303-pkbs:20220614164341j:image

さて、浅間神社を後に駅へ向かって北上していると、道の真ん中にこのような木々の生い茂る一帯がありました。
f:id:roy-7303-pkbs:20220614164338j:image

道路の真ん中にあるとは到底思えない木々の豊かさに思わず写真を撮りましたが、この場一帯はとても良かったです。

今調べていて分かったことですが、一万四千年前の富士山の大噴火の溶岩流の跡地だそうで、この地に以前は愛染院というお寺があったそうです。

愛染院は真言宗高野山派に属し、室町時代には三嶋大社別当寺院として10数カ所の末寺を有する伊豆随一の大寺院で、ただし明治維新廃仏毀釈で廃寺になってしまったよう。

 

今は駅前の車の往来の多いメインストリートのようですが、ほんの百年くらい前にはこの地にお寺があっただなんて、三島市は町の至る所が聖域のように感じます。

 

さて、三島駅に到着。

ここから富士山近くの河口湖までどういうルートで行こうか三島駅前の観光案内所で地図や時刻表をいただき一人格闘。

携帯電話で調べれば早いのかもしれませんが、モバイルバッテリーは持参しているものの充電残量も気になり、それ以上にバスや電車の時刻表を引っ張り出して、あーだこーだと思案しているのもなかなか私には楽しく熟考した結果、

 

バス(がんセンター線)

10時50分 三島駅南口発 ⇒ 11時5分 長嶋なめり駅

 

電車(御殿場線

11時27分 長嶋なめり発 ⇒ 12時過ぎ 御殿場駅

 

バス(A1河口湖線)

12時30分 御殿場発 ⇒ 13時31分 浅間神社

 

の片道2時間半の、乗り継ぎではきっとこれが最速であろうルートに決定。

f:id:roy-7303-pkbs:20220614164409j:image

『乗り継ぎの待ち時間の間にお昼ご飯でも♪』、と軽い気持ちで思っていたものの、これが見事に駅の付近にお店がなく(笑)

こんなこともあろうかと、大好物のチョコレートをリュックサックに入れていた10時間ほど前の自分に感謝しつつも出発です。

 

つづきます。