建物の一画にある手水舎。
水の神様が沢山お祀りされています。
水の神様は祓いの神様。
こちらのお社は祓戸社のような位置付けなのかもしれません。
水神社は拝殿に並んでお祀りはされておらず、拝殿を前に、右手に西向きに祀られており、ちょっと変わった印象を受けました。
こちらの水神社で祓っていただいてから、拝殿にお参りされると良いような気がします。
さて境内は、王子と名がつくだけにもっと雄々しいものかと勝手に想像していましたが、朱塗りが華やかな印象の拝殿。
そんな華やかな雰囲気からは想像もできない狛犬さん。
とても格式の高い狛犬さん。
『あべの』の地名の由来は、奈良県桜井市の豪族、安倍氏がこの一帯に移住してきた為『あべの』となったのだそう。
更に、阿倍王子神社には淳和天皇の勅命を受けた空海さんが、疫病退散の祈祷を行ったところでもあるそうで、空海さんの行動範囲の広さには毎度のことながら驚かされます。
今のように、電車も車も自転車もなかった時代にこの行動範囲の広さですから。
巨大な絵馬のようなものに書かれておりますが、きっと本来のお姿はこちら。
メチャクチャキリっと格好の良いお姿。
まるで本物のカラスのような佇まい。
そして、ここからは予想外の展開でまたしても一人で興奮(笑)
【汰紀能木霊神(たきのこだまのかみ)】
【茂杜能木霊神(もりのこだまのかみ)】
【多摩能木霊神(たまのこだまのかみ)】
【波多能木霊神(はたのこだまのかみ)】
【波多能木霊神(はたのこだまのかみ)】
参道沿いに突如として現れる4本の御神木。
圧巻の一言。
東側の鳥居から境内に入りましたが、反対の西側にも鳥居がありました。
その鳥居の先には、先程の御神木4柱の参道。
最後に、名残惜しんでもう一枚。
この日は七夕ということもあっての飾りつけだと思うのですが、社務所前のこちらの飾りが風が吹くたびに盛大に揺れてなんとも清々しい境内でした。
いただいた御朱印。
印は八咫烏でしょうか。
御朱印を頂き、ふと気になり社務所の裏手を見ると八咫烏のお社のそばに竈。
まさに鬼滅の刃。
そして授与品には『かまど神札』があったことが思い出され、そしてこの『かまど神札』を必要とされている方とちょうど前日に話をしており、必要な時に必要な事が起きる無駄のない流れ。
ありがたいです。
さて境内を後にし、次なる目的地の前に気になったこちらは飛び出し坊や。
自転車を反対向けに置けば、飛び出し坊やが乗っている風で面白かったのかも(笑)
つづきます。