シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【奈良/生駒市】宝山寺と弁財天のお札

年明けから計画していた参拝予定が2度も流れ、これはもうご縁がないのかもしれないと思っていた矢先に、生田神社さんへの参拝で2度も見聞きした奈良県生駒市にある宝山寺

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生田神社さんでご縁を繋いでいただきました。

(今、気になって調べてみたところ生田神社さんの御利益はご縁繋だそうです。展開が早い!)

 

近鉄鳥居前駅からケーブルカーに乗って宝山寺へ。

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宝山寺駅から宝山寺までは石階段を少し歩きます。

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参道が見えてきて、この時点ですでに興奮(笑)

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前回参拝したのは2年半前。

月日が経つのは早いものです。

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寺紋が気になります。
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調べてみたところ、『竜胆車(りんどうぐるま)』と呼ばれる山野草を模した植物紋になるそうで、源頼朝の家系と近しい家では竜胆紋を使用されているようです。

 

歓喜天の扁額の右手に拝殿。
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御本尊の歓喜天秘仏

その後方には岸壁を背に弥勒菩薩の像が安置されています。
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こちらは歓喜天の大好物だとされている大根。
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岩山が御神体のように見えます。
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前回の参拝時はあまりの人の多さにここで参拝は終了でしたが、今日は8月の暑い土曜日だからでしょうか、人もまばらで念願叶ってこのまま先へと続く参道を進みます。
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文殊堂】
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お賽銭箱の彫り物がとても美しく、思わず写真を撮ってしまいました。

 

観音堂
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御本尊は十一面観世音菩薩様で安産祈願が出来るようです。

 

【遥拝所】

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こちらのお堂、遥拝所とある通り岩壁にお祀りされている弥勒菩薩様を遥拝する為のお堂になるのですが、台所の神様の三宝荒神に、トイレの神様烏枢沙摩明王、更には商売繁盛として弁財天のお札もあり、遥拝するというよりもこちらのお堂に入るだけでとても楽しい空間。

私は弁財天様のお札を頂き、お祀りの方法など色々とお話しを伺ってきました。

こういうことは、やはり足を運んでその地に赴かなければ得れないことで、念願叶っての宝山寺さんへの参拝が更にありがたく感じました。

 

遥拝所の左手には烏枢沙摩明王様がお祀りされていました。
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今回一緒に参拝した方は、烏枢沙摩明王様のお札を頂いていました。

色々なご縁が重なって、初めて一緒に参拝させて頂く運びとなり、主人曰くジン友(=神社参拝の友達)が出来て良かったやん、とのこと(笑)

 

相変わらず一人参拝は続行中ですが、こうして一緒に参拝して下さる方が少しづつですが増えてきたことがとても嬉しく、今回はお寺なのでジン友ではなく、テラ友ですが(笑)、これからも一緒に参拝を重ねていくことが出来ればと思います。

 

遥拝所の後ろ手には、岩壁へと続く道がありましたが門が施錠されており岩壁の下からお参り。
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水神様のお社。
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飲用可能とのことで、頑張って水筒のお茶を飲み干そうとするもののこの日は曇天。

全く喉が渇かず、このあと数時間後に御朱印とお水を頂きに二度目の参拝をさせて頂きました。

一日に二度も同じ場所に参拝するのは初めてでしたが、帰り道だったということもありこんなお参りの仕方もありですね。
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さて、ここからはちょっと趣が変わってきます。
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【多宝塔】
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御本尊は愛染明王

宝山寺の厳かな雰囲気の中、多宝塔の朱塗りはとても華やかでした。

 

ここからまだまだ先に進みます。
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【五社明神】
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聖天堂の『大聖歓喜天(聖天)』の眷属、お弟子さんである『辨財天』がお祀りされています。

 

【大師堂】
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雨が写りこんできて、何とも幻想的で柔らかな写真が撮れました。
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こちらのお水も引用可とのことで、ありがたく一口頂きました。
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光の加減もあるかとは思うのですが、大師堂を撮るとこのような柔らかい光の写真ばかり。

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ちょうどこの辺りで話していた内容が空海さんの話しで、今回一緒に参拝したNさんは、意図せず気付けば空海さんにご縁の深い場所にお参りに行っていることが多いとのこと。

Nさんといることで、私もありがたいものを頂いたような気分になりました。

 

そんなNさんの参拝姿。
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奥にもまだお堂がありました。

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大黒堂
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その大黒堂から見える生駒市の風景。
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これ以上、地球から緑が消えることがありませんように。



奥の院 本堂】
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そして、後ろにはまたもや続く階段(笑)

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宝山寺の境内は水の気配が濃厚で、こうして所々に湧水が。f:id:roy-7303-pkbs:20220816230042j:image

毎週のようにお水を汲みに行くようになって改めて感じたことは、水の豊かな日本に産まれることが出来て、とてもありがたいということ。

 

そんな中、今回も私の目の前に出て来て下さいました。
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とっても綺麗な色の蜥蜴。
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ご縁を頂きありがとうございます。

 

さて蜥蜴さんとはさよならして、というよりもいつも通り、『顔出したで、ほなもう行くから、さよーならー。』な感じでササっと足早に行かれてしまいましたが、視線を先に移すと、福徳大神の立札がありそのまま進んでみることに。
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お賽銭箱に張られている張り紙を見ると、お賽銭泥棒がいるとのこと。f:id:roy-7303-pkbs:20220816232523j:image

福徳を授けて下さる神様の御賽銭を盗むとは、なんとも不届き者がいたものです。

 

見えないから良い。

バレないから良い。

 

では、必ず後で知っぺ返しを食らうことになります。

 

『見えないところこそ大事にしなさい。』

と、母から口を酸っぱくして育てられた私としては、信じられないことです。

 

人間からは見えていないかもしれないけれど、この地球上に住んでいるのは人間だけではないですからね。

人として、恥ずかしくない生き方を選択していきたいと、切に願います。

 

さて、小雨降る中時々ジャジャッと降りはしたものの奥の院まで参拝が出来て大満足の参拝。

 

何かご縁の品をいただきたいなと本堂前の寺務所で、お香をいただいてきました。
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あとは、こちらの『宝』と書かれた置物に惹かれておみくじも。
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ここ2,3か月の間にこうした縁起物が続々と集まってきて、神棚付近がとても楽しい空間に代わってきました(^^)

 

そして、沢山歩いた後はこちらの水屋でのお楽しみ。

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前回は持ち帰りにしたのですが、とても美味しかったお餅。
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やかんに入ったお茶もあり(お気持ちのお代は必要です)、すでに次回の参拝が楽しみでもあります(笑)

 

宝山寺さんの何が好きって、この鳥居から見る景色。
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まさに天空にいるかのよう。

 

さて、宝山寺を出る頃にはスッキリ雨も止んで、本日の2つ目の目的地へ片道30分かけて歩いた先には、

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大好きなお店のランチ♪
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このロケーションで会話が弾まないわけがなく、こんな楽しい参拝はやはりお相手あってこそ。
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最高やんか~❤

で、このまま生駒駅まで歩いて下山する予定でしたが、御朱印を頂いていないことに二人して気付き、どうせ帰り道、本日二度目の参拝(笑)
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1回目の参拝では気付かなかった箇所に気付きました。

 

歓喜天の扁額の反対側。
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太陽、雲、月?

どういう意味なのかは分かりませんが、お土産を貰った気分。

もちろん御朱印も忘れずにいただきました(笑)

 

何回歩いても、きっと何度も感動する参道。
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三度目の正直が叶った、とても良きお参りとなりました。

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