シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【大阪/北区】大阪北の七福神① 太融寺 弁財天

太融寺さんを知ったのは、宝山寺のブログをアップしてからのこと

shironpton.hatenablog.com

 

私と同じ名前の方が共通の友人を通して会いたいとおっしゃって下さり、何を早とちりしたのか、『一緒にお参りでも!』と選んだお寺がふと頭をよぎった太融寺

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普通に考えれば、ランチやお茶ですよね・・・(^^;

そんなことも連絡をした後で気付いた次第。

それでも、共通の友人Yさんから『OK』の連絡を頂き、突っ走ってしまってゴメンナサイの気持ちとは裏腹に、嬉しいのも事実(笑)

 

太融寺さんは、木造の千手観音様が御本尊のようです。
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【本堂】
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真言が明記されており、せっかくですので三人揃ってご真言を唱えお参り。

 

太融寺は梅田のど真ん中。

周りは高いビルが建ち並ぶ中、どうしてこんなに木々が豊かなのでしょう。

 

【白龍明神】
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良いお顔の狛犬さんです。
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お社手前のお賽銭箱の紋は三つ鱗紋。
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鱗から連想されるのは、蛇。

お社の白龍大神と繋がります。

 

狛犬・朱塗りの鳥居・鈴緒と神社の面持ちですが、お寺ということもあり香炉がありました。
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こちらの白龍大神さんのお社の右手に、とっても人相の良いとでもいえば良いのでしょうか、思わずこちらも頬が緩んでしまいそうなお地蔵様がいらっしゃいました。
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こちらのお地蔵さん。

ビックリしたことに、立っているのではなく石に腰掛けていらっしゃいました。

揃えた両足がこれまた可愛い!

もう、色んな意味で衝撃的で、こんなに人間臭いというか愛嬌のあるお地蔵さんは初めてかもしれません。

境内で一番ホッコリする場所でした。

またお会いしたい。

 

龍大神のお社の後ろ手には、素晴らしい三つ又の木。
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白石はまるで白龍大神様を表されているかのようで、木のそばには丸石。

私が勝手に呼んでいる、エネルギー循環装置のような配置。
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境内の囲いが狭そうです。

まだまだ縦横無尽に駆け回りそうな勢い。

 

その木を後ろ手に豊臣秀吉の側室、淀君のお墓がありました。
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小学生の頃に読んだ漫画の淀君がメチャクチャ勝ち気でおてんばで、でも美人さんというギャップに一気に淀君のファンになりました。

まさか数十年後にお墓にお参りすることになろうとは。

有り難いです。

 

こちらは側にあったこれまた見事な木。
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水子供養のお地蔵様が側にいらっしゃり、祈りの形はこうして目に見える形となるのかもしれません。
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境内は決して広くはないのですが、それでも都会独特の喧騒や気忙しさを感じることは全くなく、所狭しとギュギュっと空間が詰まった感じがしました。
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本堂の右手に回ってみると、
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ちょっと想像もしていなかった空間が広がっており、不動明王様がいらっしゃいました。
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その左手に弁財天様。
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ここ最近のお参りで七福神さんとご縁のある場所が多く、今回も意図せずして弁財天様のお社。

 

今回初めてお会いするSさんにとって弁財天様必要なご縁ということも分かり、勢い余ってお寺での初対面となりましたが、これは既に三人で会うとなった時点でこのようになる運びだったのだと、毎回その場面に遭遇して気付かされます。

 

『必要な事は、必要な時に、必要な場所で起こる。』

 

もう、色々考えてもなるようにしかなりませんし、自分にとって必要のない流れは気付けば閉ざされてしまうのだということが今回のお参りで改めて分かりました。

あとは自分を信じきるだけ!

 

不動明王様の後ろには立派な洞窟があり、中に見えるのは戦前の不動明王様。
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洞窟の頭上からは滝が流れており、ここが梅田だということがどうにも信じられません。
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石の感じから、まだ真新しいと思われる石庭に巨大な亀。
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実物を拝見した時もそうでしたが、写真で見てもお顔がハッキリわかります。

優しい目元に口元。

 

『石だけに意志』は駄洒落ではなく、音は一緒ですので発すれば一緒。

優しさの中にも、意志を感じるお顔でした。

太融寺は、空海さんが霊木から毘沙門天地蔵菩薩を刻んで草庵を結ばれたことが始まりとのことで、そんな知識は参拝後に分かったこと。

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となると、石庭に月があったのであれば、星と太陽もあったのではと考えてしまいます。

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さて、次なる目的地はGoogleマップで偶然見つけた七福神ゆかりの場所へ。

つづきます。