参拝に伺った10月10日は国民の休日。体育の日。
(今Wikipediaで確認したところ、2020年から体育の日はスポーツの日へと変更されたようです。)
日本の国旗がはためいています。
【八咫烏神社】
御祭神は八咫烏大神。またの名を建角身命。下鴨神社の御祭神と同じになります。
南北朝時代には、南朝の後醍醐天皇の篤い信仰によって大いに栄えたそうです。
ただし、南朝の衰退とともに一時廃絶の危機に瀕したそうですが、下鴨神社の神官の目にとまり再興されたとのことで、この後目にした二葉葵の御神紋に納得です。
ご縁を頂き、ありがたいばかりです。
【手水舎】
玉砂利に拝殿、そして降り続く雨。
誰もいない境内の中、降りしきる雨と玉砂利を踏みしめる音だけが心地良く、室生寺、室生龍穴神社、天の岩戸神社、室生龍穴神社奥宮、龍鎮神社、そしてここ八咫烏神社で宇陀市での参拝は最後ということもあり、一人感無量。
厳しめの狛犬さん。
お賽銭箱の上には書き置きの御朱印が置かれており、初穂料はお賽銭箱へ。
木目が美しいお賽銭箱には二葉葵の御神紋。
その奥に見えるは、今回の参拝のきっかけとなった八咫烏のお酒。
丹生川上神社上社に奉納されていた八咫烏のお酒がご縁で、八咫烏神社を初めて知りました。
日本サッカーのシンボルマーク八咫烏。
八咫烏といえば、昨年参拝した弓弦羽神社のキャラクターゆづ丸君。
ゆづ丸君は、八咫烏大神に仕える八咫烏をキャラクター化したもの。
この時は夢で『ユヅルハ神社!』の声と共に起こされての参拝へとなりました。
夢からの参拝は、源九郎稲荷神社、ユヅルハ神社(淡路島の輸鶴羽神社なのか、神戸市の弓弦羽神社なのか未だにどちらなのかは分かりません)、善通寺と今まで3度ありましたが、これでおしまいかと思いきや今年の夏にも同様のことがあり、調べた結果息子に必要なお寺だということが分かりました。
年内での参拝を計画しておりますが、もう4度目ともなると何の躊躇いもありません。
ただただ、こうして参拝させて頂けることがありがたく、粛々と成すべきことに取り組んでいきたいと思います。
毎度のことながら話しはあちらこちらへと随分と反れてしまいましたが、さて境内。
拝殿の後ろには本殿へと続く階段がありました。
それにしても、午後から晴れるどころか見渡す限りの曇天。
見事に雨(笑)
終始雨の中での参拝でしたが、前回の丹生川上神社への参拝同様、家族での忘れられない思い出となりました。
これから先、あと何回家族でお参りに行けるのでしょうか。
私が子供達に残せることはそう多くはありませんが、寺社仏閣出の参拝で、見えなくとも何かを残せたらと、ここ最近考えるようになりました。
日本人として大切な事は、日本人の遺伝子にしか分からず、そしてその遺伝子のスイッチのようなものが参拝にはあるのではないかと。
難しいことは分かりませんが、日本人としての精神性、霊性とでもいうのでしょうか。
宇陀市の神々様。
参拝させていただき、ありがとうございました。