清荒神さんをあとに、阪急電車に揺られ箕面へとやってきました。
11月の初旬だったということもあり、紅葉はこれからといったところ。
川沿いを歩いていくと、目指す鳥居がありました。
【瀧安寺】
【手水舎】
以前参拝した際には全く気付きませんでしたが、『水龍吐』と彫られています。
確かに、龍が水を吐く場所ですが、それにしても見たままな漢字が面白い(笑)
【観音堂】
こちらのお堂には、私の大好きな如意輪観音様がお祀りされています。
堂内は撮影禁止。
姿絵のみ撮らせて頂きました。
絵で見るだけでも、なんともつややかなお姿です。
さてここからは、本堂の弁財天様へと向かって奥へと進みます。
歩幅が合うので歩きやすいのですが、段数が多く地味にしんどい階段。
運動不足(^^;
階段を上り切った場所に辨財天の扁額。
境内には先程参拝した清荒神さんでも見かけた仏足石がありました。
中央の車輪のようなものは、先程観音堂の如意輪観音様の姿絵で見た左手に掲げていた輪宝にもよく似ています。
手水舎と言いたいところですが、これぞまさしく!
龍が水を吐いておられます(笑)
むっくり狛犬さんは私の好きなタイプ。
愛嬌があって可愛らしい。
狛犬さんがお守りするのは、
【本堂 弁天堂】
瀧安寺の弁財天様は、箕面の滝で修業をしていた役行者が自ら像を作製し祭祀したのが始まりと伝えられており、お祀りされている弁財天様は日本最古。
お参りをしたあと、ふと上部が気になり視線を移すと十二支の方位盤がありました。
恒例の拝殿裏手。
弁財天様がお祀りされている本堂の手前には、大国さんとえべっさん(大黒様と恵比寿様というと、なぜだか他人行儀な気がしてしまいます(笑))もお祀りされており、何ともありがたい境内。
えべっさんの右手には、木で蛇を現したものが奉納されていました。
蛇は弁財天様のお使いとされているようです。
こちらの『神変大菩薩』の扁額から、役行者様と関連のあるお堂だということが分かり、拝殿になるようです。
そのちょうど後ろに奥殿があり、役行者、不動明王、そして蔵王権現(大峰山の主尊)がお祀りされているとありました。
【妙音天像】
弁財天様の別名のようで、本堂の弁財天様は秘仏の為拝観出来ませんが、こうして目に見える形でお祀り下さっているのでしょうか。
それにしても、何とも柔らかい立ち姿です。
さて、本堂を後にし受付所にて目的の七福神参りの弁財天様のご朱印を頂いて参りました。
ここからは山門を通り、来た道を戻ります。
この日はとても良いお天気に恵まれ、ちょうどお昼時ということもあって思い思いの場所でお弁当を広げて楽しんでおられる方が沢山いらっしゃいました。
お腹は空いておりますが、美味しそうな風景を横目にお次は阪急七福神参り最後の西江寺へ。
つづきます。