シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【山梨/富士吉田市】 木花昨夜媛のご縁、北口本宮富士浅間神社

今回三島市へと夜行バスでやってきた目的は、三嶋大社ともう一社。

山梨県の河口湖と山中の間に位置する北口本宮富士浅間神社への参拝。

 

浅間神社でふと思い出したのは、以前、滋賀でのサイクリング時に偶然見つけた富士宮神社。

shironpton.hatenablog.com

 

関西のそれも比較的近場が多い私のお参り。

その中で『富士』と付く神社にお目にかかったことは一度もなく、滋賀県富士宮神社はこじんまりとしたお社でしたがとても印象に残っています。

今回、ブログを書く際に久々に自分のブログを読み返しましたが、下記文面に驚きました。

 

木花開耶姫といえば、お姉さんは磐長姫。ご夫君は瓊瓊杵尊

瓊瓊杵尊に姉妹揃ってお嫁にいったものの美しい木花開耶姫は娶られて、磐長姫は返され、それを嘆き悲しんだ姉妹のお父さんは大三島に鎮座される大山祇神社主祭神大山祇神

大山祇神社といえば、全国の三島神社大山祇神社の総本社。

そして、日本で最初の三島神社が高槻にある三島鴨神社(もしくは鴨神社)と言われています。

鴨神社は毎年お札を頂いている神社で、こんなところでも親近感。

 

今回のお参りは、滋賀県富士宮神社でのお参りでご縁をいただいていたのかもしれません。

何故、今回三嶋大社と北口本宮富士浅間神社へのお参りなのかずっと分からずにいましたが、今やっと繋がりました。

 

三嶋大社の御祭神は、大山祇神

北口本宮富士浅間神社の御祭神は、木花昨夜媛。

 

親子です。

切っても切り離せないですね。

 

そんなこととは露も知らず、三島駅からバスと電車に揺られること2時間半。

やっと着きました!

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扁額が『富士山』ですよ!
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この木立ちの参道を見るや否や、2時間半の移動時間も何のその。

疲れるどころか漲る気力。
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木々が天高くそびえ立つさまにも圧倒されるのですが、やはりどうしても気になるのが根。
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参道途中にあるこちらの礎石は仁王門の礎石になるそうです。
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一人でしたが、『ほぉ~っ』と感嘆の声が漏れていたかもしれません。

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それぐらいに目を見張るばかりの木の根。

 

そして、これまた目をみはるばかりの朱塗りの鳥居。
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鳥居の手前には川が流れており、富士山の雪解け水でしょうか。

水がとても冷たく、この日は暑かったこともあり川の水に手を浸している方を多数お見掛けしました。
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朱塗りの鳥居は、富士山大鳥居と言うようですね。
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笑いかけてくれているような(勘違い?)、ホッコリする感じの狛犬さん。
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隋神門手前の【福地八幡神社
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そしてこちらが、圧倒される建造美の【隋神門】
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隋神門入ってすぐの【手水舎】

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その真向かいにある【神楽殿
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手水舎から振り向いて撮った場所とは到底思えない神々しい写真が撮れました。

同じ場所で撮ったにもかかわらずこの違い。

楽殿だけに、どなたかが舞を舞われているかのような感じがします。


【拝殿】
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北口本宮富士浅間神社の拝殿はとても煌びやか。
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頭上にはこんな強面なお面もありますが、そんなことを感じさせないくらいの圧倒的な華やかさ。
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お賽銭箱頭上の鈴緒を見ると、『角切三』の御神紋。

 

先程参拝した三嶋大社はお賽銭箱に『五七の桐』の御神紋でした。

日本三大三島のうちの一社、大山祇神社の御神紋は『折敷に波三文字』で少し異なりますが、『角切三』の御神紋とよく似ています。f:id:roy-7303-pkbs:20220613141221j:image

拝殿左手の樹齢千年の富士太郎杉。
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上部もご覧の通りの枝ぶり。
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拝殿右手にも巨木。

【夫婦桧】
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さてここからは、案内板の参拝経路に従ってお参りです。
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こちらの木は拝殿と本殿の間にある次郎杉。
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太郎杉から北へほぼ同一線上の場所にありました。

 

参拝に伺ったのは6月ですので開花の見頃はとうに過ぎていますが【夫婦梅】
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神武天皇社】
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先月、神武天皇がお祀りされている橿原神宮へ参拝したばかりでしたので嬉しいご縁。

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神武天皇社からみた拝殿後方。
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幟が沢山連なっている華やかなエリアに誘われて先を進みます。
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幟の間から次郎杉。
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幟に書かれた会社の名前から、ここは商売繁盛のえべっさん

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【富士えびす】
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本殿の真裏にあたる場所に恵比寿社がありました。
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手前にあるおみくじに恵比須様の置物も付いており、300円とあります。

この恵比須様をどうしても家に連れて帰りたい。

ただ財布を見ると小銭なし。

 

ひとまず一度退散して、社務所で授与品をいただいて小銭を作る作戦へ。

 

境内散策はまだまだ続きます。