保久良神社の鳥居を背に、参道を下って保久良神社の境外末社『鷺宮八幡神社』へと向かいます。
参道から見える、保久良神社の杜。
木が生きているのは当たり前なのですが、今にも動き出しそうな保久良神社の杜は神秘的で少し怖くて、時間が経った今、なんともいえない不思議な感じがします。
そして、この参道がクネクネと、そして急坂でなかなか下半身に堪えます。
夕刻にもかかわらず、参道を上がってくる方もチラホラいて(それも結構お歳を召した方!)、健脚でなければ、そして好きでなければそう簡単に行こうかと思える坂ではないと思うのですが、地元の方に大切にされている神社なのではないかと思いました。
やっと降りてきました。
ハイキングコースの案内板を見て、今降りて来たばかりなのに次に行く場所の妄想が膨らみます❤
地図中央上部にある『雄池』『雌池』が気になります。
またまた裏手から境内へと入っていたようです。
社務所はあいにくと人がいる気配がありませんでした。
保久良神社の御朱印はこちらで頂けます。また機会があれば。
さて、ここからは阪急岡本駅まで500m程。電車の音が聞こえる距離です。音を頼りに歩いて行ったのですが遠回りをしてしまったようで、おかげで面白いものを発見しました。
こちらの蔵?には山車が収められているのでしょうか。『田邊区』と記載があります。
そのまま見るともなしに通り過ぎようと扉を見ると紋に見覚えが。
先程お参りに行った鷺宮八幡神社のお賽銭箱の紋と全く同じです。
画像拡大してみました。
そして、その横にお堂が。

薬師堂はこの二週間で箕面市の医王岩、八幡市の薬師如来とご縁があります。
お堂の左側の文言に息子と二人釘付けでした。
『失敗はむしろ自分を知るために必要な材料である』
私と息子は失敗が苦手です。
この日も息子は六甲ロックガーデンで『もし出来なかったらどうしよう。』な場面に何度も遭遇しており、その思いが払拭できず『やる前から諦めてしまう自分』にハイキング後半は意気消沈しておりました。
この言葉に出会う為に、遠回りをしたのかも?
後付けの理由はいくらでも自分の好きなように勝手に作れます。
私と息子は自分たちの都合の良いように『この言葉に出会う為』としておくことに(笑)
六甲ロックガーデンから保久良神社、鷺宮八幡神社へと、実りの多いハイキングの一日となりました。
お次はどこへ参ろうか~。
六甲へは足しげく通いそうな予感です(笑)