さぁ、週末は山と神社。
張り切って登りましょー!
大阪は交野市(かたのし)にある交野山(こうのさん)へやってきました。
お目当ては頂上の観音岩。
先日お参りに行った磐船神社&星田妙見宮から車で20分程の場所にあります。
今回は一名、体調不良という名の二日酔いの方がいらっしゃいましたので、軽く山歩き。交野山頂上近くにある生き物ふれあいセンターの駐車場に車を停めて15分。
鳥居が見えてきました。
左手に明らかに大きな岩の塊が。
頂上です。
大きさが分かるように、こちらは横から。
更に下から見ても、とても大きい!
側面から見ても、この迫力。
それにしても、どうしたらこんなに綺麗にカーブを描いた断面図になるのでしょうか?
何かにえぐられた?
交野市は隕石落下の地でもあるので、隕石でえぐられたのでしょうか?
そして、側面にあるとっても気になる綺麗に四角く切り取られたこの箇所☟
中にお地蔵様か観音様がお祀りされているのかと必死に目を凝らしてみましたが見当らず、帰って調べてみたところドンピシャ!なサイトを見つけました。
観音岩の北側には、長方形の孔が開けられ、そこから文字の刻まれた銅板が出土しました。
この銅板は、寛文10年(1670年)に製作されたもので、天台宗京都猪熊荒神という寺の僧・實傳が、岩倉開元寺を再興し、交野山周辺の巨石群に荒神、観音、大日如来を表す梵字を刻み、合わせて経典(仏の教えを記した文章)を埋めたと記されています。
實傳は法印という最高の位にある僧で、ほかにも源氏の滝に不動明王を表す梵字を刻んだことや、八大龍王社、不動堂、毘沙門堂を建立した記述などが銅版に見られます
出典先:「交野山の巨石」
あんな高い所にどうやって。。。
昔は足元にもっと土があったのでしょうか。
さて、観音岩の周りをウロチョロしましたが、肝心の観音岩のいわれとされている聖観音の梵字が確認できず、ただ観音岩の近くにあるこちらの岩はすぐに確認が出来ました。
ちなみに聖観音は『サ』と彫られているようです。
観音岩の周りばかりでなく、頂上も堪能しましょう。
恐怖におののきながら。。。
はいチーズ!
さて、下ります。
行きに見かけた頂上付近にあるこちらのお社。
荒神さんといえば、火の神様=台所の神様ですね。
こちらの祠は以前は見かけませんでした。梵字保護の為に設置されたそうです。
祠の後ろには、三宝荒神をあらわす『ウン』の梵字が彫られています。
『阿』と『吽』で『始まり』と『終わり』。
お参りの後は、交野山をウロチョロ。
早速、道を間違えて引き返すの図。(笑)
登山道の真ん中に根を張る巨木。
見た目以上になかなかキツイ石階段。
山を散策するだけでも充分楽しい交野山。
生き物ふれあいセンター側の白旗池には、遥か北の国から越冬の為訪れているオシドリを見ることが出来ました。
画僧はこちらからお借りしました。
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とても美しかった❤
交野山を堪能して、お次は裾野にある機物神社に向かいます。