星田妙見宮をあとに、車で10分程の距離にある磐船神社へとやってきました。
右手に見える巨石が御神体の天磐船。
物部氏の遠祖神である饒速日命が天磐船に乗って天孫降臨された地。
ご夫婦揃ってその天岩船のそばを通り抜ける岩窟巡りをされたいとのことで、私はすでに何度か拝観させて頂いている為、今回は大人しく待つことに。
大人しく待っているつもりでしたが、木のそばに面白いものを見つけました。
『夢は近づくと 目標に変わる』
大阪府神社庁の標語は所謂歴史に名を残された偉人のものもあれば、このような今まさに同じ時を生きている方の言葉もあり、毎回楽しみにしています。
夢に近付く為には、何を・どうすれば良いのか、調べて動いて、必要な努力を重ね、少しでも自分のこうなりたいと思う姿に近付けること。
文章にしてしまうととても簡単なのですが、いかんせん色々な誘惑や自分の怠け心に負けてしまい、『明日でもいっか』『来週から頑張ろう』『今日は疲れているからやめとこう』などなど、まぁこれでもかと言うほど自分に言い訳を重ねて自己保身に走るのは私だけでしょうか?(笑)
とは言いつつも、私はこの何十年もの間諦めていた私の夢を5月末に思い起こす流れとなり、これを叶えずして今生を終えたのならばきっと成仏できないのではなかろうかというのが想像に難くなく、ただ何でこんなタイミングでこんなことになってしまったのかと。
どう考えても大変な事は目に見えて分かっているのに、ただそれでもその衝動には抗いきれなく、今このタイミングでこうなってしまったのには、20年前の私には出来なかった事が今の私であれば出来るということなのだろうと。
そして、実際そうなのだということを、私のそばにずっとついて下さっている方からこのタイミングで教えていただき、ずっと私の中で点と点であった聖徳太子、後醍醐天皇、如意輪観音様が全て繋がり線となりました。
やっとやっとここまでたどり着けた感動は、分からない期間が長かったからこそより一層感動的で、そしてこの答えが分かっていればここまでの感動はなかったことは間違いなく、本当にこの世界は全てが繋がっており、やっとそのことに頭で知識としてではなく、肚に落とし込むことが出来ました。
その後、仕事の穴を埋めるかのようにシロンプトンで高槻市内に参拝に訪れた初めてのお寺で如意輪観音様を目の前に急に意図せずして涙が溢れてきたこと。
そしてこの七年間、訪れる先々で見聞きした聖徳太子の存在。
答えが分かっているから行動するのではなく、行動した先に気付きがあり、気付きこそが成長の証。
よく分からないながらも自分の直感を灯として、見えない道を手探りで歩いてきて感じたことです。
6月から勤務が始まった新しい職場でも、私の本領発揮とされる業務がこれから先目白押しで、私が今まで培ってきたことでお役に立てるのであれば本望で、今を生きている感じがとてもします。
きっと私は生涯こうして動き続けるのでしょう。
止まることのない回遊魚のように(笑)
それでも、本来の自分を取り戻した今の私は清々しく、自分の本命に沿っているのであれば何事も成し遂げられるのであろうと思います。
この7年間、沢山充電させて頂きました。
ご縁を頂いたみなさま、本当にありがとうございました。
気付きと共に、これからは今までの充電をフル活動して精進して参りたいと思います。