饒速日命が(高千穂峡へ降り立った瓊瓊杵尊のお兄さんとされていますが・・・。)天の磐船に乗って降臨されたとさてれいる地、磐船神社へ参拝です。
磐船神社は地元ということもあり、何度も訪れているとても大好きな神社です。
鳥居をくぐろうとすると法螺貝の音が聞こえてきました。
山伏さんがお参りに来られているのでしょうか。
鳥居をくぐってすぐ右手に大きな岩があり、裏手に二首歌がきざまれています。
左手にある手水舎の水はとても澄んでいて
後足?が宙に浮いている龍の姿がなんとも可愛らしい(^^)
手水舎近くにある巨石は不動明王が祀られています
右手の赤い鳥居は磐船稲荷大明神。
山伏の方がお酒にお供え物に祝詞、そして法螺貝にと丁寧にお参りをされていました。
こちらのお社は私の記憶に問題があり、お祀りされている神様が分かりません。
いずれにしても、お社の後ろには巨石。
左手に進むと、見えてきましたの天の磐船です。
拝殿の幅などものともせず、ご神体が露になっています。
境内外の道路から見ると、巨石の大きさがもっと分かりやすいですね。
拝殿手前の狛犬さんの足元が気になりました。
鞠は見かけることはありますが、
ミニ狛犬?
初めて目にする形です。
拝殿左手には、磐船神社といえばの『岩窟めぐり』の入り口があります。
私は10数年前に2度巡ったことがあり、今回は主人と娘の2人でお参りすることに。
子供は10歳以上からが対象です。
対象外の息子は、年齢制限の悔しさに必死に橋の上でひたすら耐える(笑)
この橋の上からも、巨石が沢山見えます。
二人で見るともなしに巨石を見ていると、中央にカエルの石像がありました。
二人で待ちぼうけていなければ発見することもなかったカエル。
待つのも良しということで(^^)
そしてただ待っているだけでは面白くないと、拝殿横から見える、岩窟巡りをしているであろう箇所を撮影。
ん?
岩に何か仏像のような姿が彫られています。
何度撮ってもピンボケしてしまい、(横にいらっしゃった方も同様で何度もピンボケすると言っていました。)その中でもまだマシな一枚をチョイス。
帰ってから調べてみたところ、左から大日如来・観音菩薩・勢至菩薩・地蔵菩薩となるそうです。
ボーっと待っていたら今まで気付かなかった色んな発見があって、息子共々私も楽しい(笑)
こちらの鳥居は、社務所左手にある岩窟巡りの出口にほど近いところにありました。
左から『天雷王大神』、『白龍大神』、『福高大神』とあります。
知らない神様ばかりで調べてみたところ、天雷王大神は分かりませんでしたが
福高大神は狸
白龍大神は白蛇
にあたるようです。
そういえば、先日お参りに伺った広隆寺で白蛇さんをお見掛けしました。
白蛇繋がりですね。
岩窟めぐりを終えると、社務所で『岩窟修行終了』のお札をいただくことが出来ました。
私の頃はお札はなかったのですが、金額も変わっていましたので昔とは色々と変わったのだと思います。
こちらは、社務所前の橋のたもとにちょこんと風景と同化していた大国さん。
そして、ビックリしたことに大国さんは饒速日命と同一神ともいわれているのだとか。
帰ってから調べるこの時間がなんとも楽しい♪
川は水の神様で瀬織津姫、
そして、その川にかかる橋のたもとに饒速日命である大国さん。
表立って名前は掲げられてはいないけれども、分かるように仕掛けられている壮大な謎解きのようです。
小さい頃、インディージョーンズのハリソン・フォードに憧れ、『世界ふしぎ発見!』のエジプトの回を毎回ワクワクして見ていた頃を思い出します(^^)
スーパー仁君で臨んでも、今回の謎解きは没収されないと思うのですが(笑)
いただいた御朱印です。
お次は、映画『君の名は』のモデルとなったと言われているあの神社へ。