2月下旬。
ほぼ1年振りの中山寺。
本日一番の目的は1年前の参拝時にいただいて帰った心願成就の石をお返しすること。
今回一緒に参拝したサン友のYさんと『そういえば1年前に何をお願いしてたっけ?』とすでに願い事は記憶の彼方(笑)
私の記憶にあるのは願い事より、ひたすら自治会活動に邁進した1年だったということ。
3月に入り引き継は終わったものの、じゃあそれ以降は丸投げほったらかしというわけにもいかず、今年は顧問として新自治会メンバーのフォローに回る年。
今まで全く興味のなかった自治会。
その自治会活動を通して得たことは、自分の住む地域の為に持てる力を尽くすこと。
最初は消極的だった活動も、日を追うごとに芽生えるのは責任感。
クジ引き会長と言えども引き受けてしまったならば途中で放棄するわけにもいかず、そんな責任感と共に芽生えてきたのは、頼られることで得られるやりがい。
無償でこんなんやってられへんわ、とはしょっちゅうボヤいていましたが(笑)
私には漠然と、自分の出来る事で人の役に立ちたいとの想いがあり、はたして自治会会長職が自分の出来る事だったのかどうかは分かりませんが、それでも結果地域の方の為に少しでもお役に立てたのであれば、それはそれで良かったのではないかと思います。
これからも地域活動はまだまだ続きますが、無理のない範囲で続けていければと1年前には全く思いもしなかった感情すら今では芽生えるようになり、基本、私は自分の損得しか考えていない人間で(私の持つ星の特性です)、お金にならないことは興味がなかったのですが、おかしなことになってきました。
無償ボランティアという、全くもって真逆の領域に足を踏み入れ、1年の任期と共にさっさと抜け出すつもりが、今後も私に何か出来る事はないかと考えている始末。
他人事のような言い草ですが、自分で自分にビックリしている時点で半ば他人事のようで、私にはこんなことも出来るんだと改めて驚かされています。
出来ない。
では無くて、邪魔くさい、したくない
ですね。
さて、久し振りのYさんとは近況報告をしながら中山寺の山中を歩き、今回はそのまま清荒神へと抜けるルートで行ってみることに。
【清荒神清澄寺 山門】
この日は本当に良く喋り、良く歩きました。
2万歩越え。
この日以外は前日も翌日もザザ振りの雨で、足元は前日の雨でぬかるんでいるものの良く晴れ、良き参拝日和となりました。
そんな参拝日和の中、サン友Yさんから私達は出会って今年で40周年になるということを教えてもらいました。
まさか、こんなに長く続く友達が出来るとは。
意図してするものではなく結果そうなっただけのことですが、ありがたいご縁です。
さてこちらは前回の中山寺参拝時に感激したケーキセット。
ケーキは日替わりとなる為、何が出てくるかはお楽しみですが今回もハズレなしの美味しさでした。
3月上旬までは祖母の四十九日期間となる為、神社への参拝はご法度。
お寺への参拝ということで、タイミング良く心願成就の石の返却の時期と重なった中山寺への参拝となりましたが、これもご縁ですね。
2023年度は土日がほぼ自治会で埋まり参拝回数は激減しましたが、それでも参拝では得ることが出来ない自分の生きる場所に根差した一年間となりました。
沢山の知り合いが増え、それは年代性別関係なく、様々な方と交流することが出来、ただそれは何も良いことばかりではなく、嫌な出来事もあり。
ただ、対極を知ることでより明確に自分がなすべきことも分かり、やはり経験無くしての成長はあり得ないと実感。
何の障壁もなく、のほほんと生きていければそれこそしんどい思いもしなく済むのですが、障壁があるからこそ乗り越えた先の景色は素晴らしく、私はそれを求めているんだということを今年一年の経験で思い出したような感覚があり、更に追い打ちをかけるかのように先日、息子の卒業式の祝辞でPTAの会長が『楽な道と困難な道があれば、迷わず困難な道を選びなさい。』と話されていたことが今の私にピタリとはまり、やはりそっちに向かうしかないと念を押された気がしています。
そして、感じるのはこんな経験を用意してくれたのは見えない方々からなのではなかろうかという、確信にも満ちた思い。
この一年、事あるごとに食べ物を色んな方から頂き、自治会活動が大詰めとなってきた年明けからは連日のように食べ物が届いているような状況でした。
これを見えない方々からの応援とせず何としようか(笑)
参拝回数は減りはしたものの、参拝を続けてきたからこそ見えた激動の2023年度の幾多の出来事。
娘も息子も、そして私も良く頑張りました。
(主人はいつもフォロー役(笑))
さて、4月からは娘の受験合格のお礼参りなど、これからも参拝は続くよどこまでも。
そして、地域活動は続くよどこまでも(笑)