さて、金勝アルプスをあとにし車で30分。
向った先はここ数年年末詣で訪れている神社。
【佐久奈度神社】
手水舎にはお正月飾りの獅子舞がお目見えです。
時間はもう16時を過ぎており、うっすらと暗くなってきた辺りの景色とは対照的な空模様。
佐久奈度神社へは何度か参拝に訪れていますが、初めての参拝時の空が恐ろしく素晴らしかったことを今でも覚えており、まさにその時を彷彿とさせるかのような空。
気付けば初めての参拝から5年の月日が流れていたようです。
そして看板犬のクレちゃんももう13歳。
毎年、クレちゃんの顔を見るたびにクレちゃんへのお土産を!と心に誓うのですが、1年後の私は見事に忘れており、そんなことを繰り返して今回はやっとワンコ用のおやつを渡すことが出来ました。
クレちゃん、辰年もどうぞよろしくね。
さて、お次に向った先はこちらも年末詣で佐久奈度神社と一緒に参拝に伺っている神社。
【猿丸神社】
猿丸神社の境内は掃き清められたまさに聖域。
毎回参拝させて頂くたびに、背筋がピンっと伸びる神社です。
ふと帰りに気付いたのが、佐久奈度神社のクレちゃんは犬。
猿丸神社は猿。
となると、これぞまさに犬猿の仲(笑)
いやいや私にとっては、二つの神社は切っても切り離せない神社で年末にこうして参拝させて頂けることで、ここ数年は一年の終いを感じています。
こうして参拝を続けていく中で、知らず知らずのうちに祓うこと、詣でることが当たり前となってきました。
夏越の大祓
年越の大祓
年末詣
これらは退職後、参拝を続けていく中で我が家の恒例行事となったものばかりです。
半年毎に罪穢れを祓い、年末年始には感謝と来たるべき1年に思いを馳せてのお参り。
目に見えての『何か』はないのかもしれませんが、目に見えなくともスッキリする『何か』を感じています。
つい最近、自治会で今期一緒のメンバーの方から『大変だけどね、その分あとでビックリするくらいに良いことがあるからね。』と言われました。
私の住んでいる町の自治会は所謂手当はなく、完全無償ボランティア。
共働きが当たり前のようになってきたこのご時世で、貴重な時間を自治会に割いていただくということはとても心苦しく、有償を考えても良いのではないかとひとまず役員メンバーに打診してみたところ、圧倒的に無償で良いとの回答でした。
私としてみれば少しでも手当てが頂けるのであれば励みになるかなと思っていたのですが、逆にお金を頂くことでキッチリしなければならないと負担になるという声もあり、捉え方は自分の見えている一面ではないことを、まざまざと多数決で知った場面となりました。
そういった件があった後に、役員メンバーのお一人とお話しする機会があり、冒頭の『大変だけどね、その分あとでビックリするくらいに良いことがあるからね。』に繋がるのですが、ただお金をもらってしまうと、お金というエネルギーが入ってしまう為に、ビックリするくらいに良いことは入って来なくなるのだそう。
なので、お金という目先の分かりやすいものを優先するのではなく、どういったものが入ってくるかは分かりませんが(それはご縁なのか、はたまた気付きや閃きといったものなのか、何なのでしょうね)、そのビックリするくらいに良いことを待っておけばよいとのことでした。
そんな不思議なお話しを普通にしてくれる、雰囲気も話す内容も魔女のような方と仲良くさせて頂いており、考えてみればこれも良いご縁の一つなのかもしれません。
ついつい私は目に見える分かりやすいものを求めてしまいますが、そのあたりの執着も徐々に減っていけばまた違った景色が見えてくるのでしょう。
目に見えるものと、目に見えないけれど感じる何か。
相反するものだけれど、二つで一つ。
片方では成り立たない世界。
そんなこんなで、ひとまず3月末まで会長職を全うし、ビックリするくらいに良いことを待ちたいと思います(笑)
(実際は4月以降も他の委員会で残ることになるのですがね(^^;)