例年であれば元旦初日は氏神様へお参りに行って、実家に帰って飲んで食べての一日なのですが、今年は受験生の娘もおり私と娘は自宅待機。
ただ2024年の元旦は年に数回しかないメチャクチャ良い吉日だということを教えて頂き、そんなタイミングで12月に届いたこちらの撤下品。
左下のピンクの内拝殿特別参拝券は1/1~1/7までの期間とあり、であればせっかくの吉日時に参拝に伺いたいと、元旦初日から家で勉強する娘と別行動で伺って参りました。
ただ、橿原神宮の駐車場が渋滞でエーライコッチャになるのは何度も経験しており、ここで主人からの提案。
橿原神宮付近の駐車場に車を停め、そこから自転車で橿原神宮へサイクリングはどうかとのこと。
全員即決!
そんな訳で、さて橿原神宮へ向けてサイクリング。
後方に見える綺麗な三角のお山は畝傍山。
時間があれば畝傍山にも入ってみたかったのですが、元旦初日の朝はお節を食べてぐーたらし過ぎてしまった為この時点で14時前。
あえなく断念です。
さて自転車を走らせ、橿原神宮近くへやってくると思った通り長蛇の車で大渋滞。
今回息子が乗っているのは主人の愛車のbd-1。
私にとっては癖のある乗りにくい自転車なのですが、難なく乗りこなしとても楽しそう。
私の自転車生活はイコール退職年数となりますが、当時幼稚園に通っていた息子が、まさかこうして主人の自転車に乗れるようになるとは、子供の成長は本当に早く、これは年末詣での登山でもヒシヒシと感じたこと。
色々な事が出来るようになってきた息子が、ここ最近とても眩しく、そして羨ましくもあります。
毎朝、登校前に続けている腹筋でとうとうシックスパックを手に入れ、(私は縦に割れるどころか横線しかありません(笑))気付けばあと数cmで身長も越されてしまうまでに成長しました。
変化は身体的なことばかりではなく、苦手だった『コツコツと継続すること』が出来るようになったこと。
以前、お寺の庵主さんとお話ししていた中で、『私は要領も悪く特段何が出来るわけでもありませんが、根性だけはあります。』と話したことがあり、庵主さん曰くそれも一つの才能とのこと。
気付けば、続けていたらこんな年数になっていた(こちらのブログもそうですが)というのは多々あり、一度決めたらやり通すというところで私と息子は似ているのかもしれません。
ただ今年は『続ける』だけではなく、続けるからにはもう少し上を目指して『もっと良い状態になれるように続けていく』を目指していきたいと感じています。
そのことで誰かの役に立てれば嬉しいですしね。
東洋占星術も含め今年はより深く緻密にやっていく、を今年の目標に掲げたいなと今思いました。
初詣の記事だし、この流れはちょうど良かったかも(笑)
さて、肝心要の橿原神宮の写真は、あまりの人の多さにどれをとっても人だらけで断念し、更には内拝殿の撮影はもちろん不可ですので写真は全くありません。
ただ、この数日後に偶然参拝する運びとなった場所で、『写真ばかり撮らず一句詠め』の標識があり、一見するとちょっと怖い感じもするのですが、妙に納得している自分もいます。
ただ、相手に強要するのはどうかとは思うのですが(^^;
内拝殿の参拝では玉串奉納と御神酒を頂き、その際対応して下さった宮司さんが素晴らしく、伸びた背筋と醸し出す雰囲気が常人とは思えず、やはりそれは神聖な場所で奉仕をされているからこそ滲み出てくるものなのでしょうか。
とても品のある佇まいでした。
さて内拝殿拝観後、同封されていた祈祷券を社務所に出して終わりかと思いきや、御祈祷して頂けるとのことで、待ち時間は30分はあったかとは思いますが、新年早々とてもありがたい時間でした。
この時、宮司さんがお話しして下さった神武天皇の想いに、普段は全くと言っていいほど感想を言わない主人が珍しく自分から『神武天皇のあの話しは聞いていて本当に、胸がジーンとした。なんかグッときた。』(←普段から擬音語多めの話し口調です。)と話しながらも、ちょっとウルッときているのでは?といった面持ちで、よほど感動したのか来年も橿原神宮に初詣に行こうと話しており、これにはめちゃくちゃビックリしました。
いつも私の参拝に半ば強制的に同行させられているような主人からよもやこのような言葉が出ようとは。
橿原神宮に初めて参拝に行った時のことは今でもよく覚えており、今からもう20年以上も前になります。
風が吹き抜ける境内が心地良く、無条件に大好きな神社でしたがあれから数十年経った今、こうして家族でご縁を頂き参拝させて頂けることがありがたく、これからもご縁を繋げていければと思います。
明治天皇は後醍醐天皇をお祀りする吉野神宮も創建され、後醍醐天皇といえば楠公さん。
私にとって大好きな方ばかりが見事に繋がります。
目に見えぬとも人の想いは繋がり、想いが廃れなければ必ず引き継がれるものだと信じています。
新年早々、気付きをいただき素晴らしい参拝となりました。
ありがたし!