近江神宮で娘をピックアップしてからの帰り道。
京都は山科で、いつも目にしていた鳥居を今回は素通りではなくお参り。
【岩屋神社】
巨石好きの息子。
岩と聞いて大騒ぎ。
夢の一つは、黒曜石を探すこと。
巨石とちゃうやんか(笑)
さて、『チャームポイントは八重歯です』
と言っても過言でないような狛犬さん。
穏やかなお顔です。
岩屋神社付近の略図がありました。
奥の院には陰石と陽石がお祀りされているようで、地図を見ながらすでに興奮。
境内入ってすぐ、正面に拝殿。
奥の院に早く行きたい気持ちを抑えつつ、本殿で手を合わせようとしたところ、御神事が今まさに始まるところでした。
以前、京都は大将軍神社(【京都】大将軍八神社と、幸せの100円パン - シロンプトンでパンとお参りと)で、御神事中のお参りの作法として教えて頂いた
・柏手は音を出さない。
・鈴をは鳴らさない。
を厳守してお参りしました。
手水舎側にある、貫禄たっぷりのご神木。
ご神木の後ろにこども園があり、妙に納得。
近所にある春日神社。
・バス通り沿いに面した決して広いとは言えない境内
・周りは中層階のマンションと駐車場
・もちろん緑は皆無
な、神社の環境としてはあまりよろしくないであろう場所にも関らず、とっても立派な木が境内にあり、いつ行っても心地の良い神社です。
道を挟んでお隣は幼稚園。
木が、元気な子供のエネルギーを喜んでいるかのような気がいつもします。
幼稚園の側にご神木。
となりのトトロに出てくるご神木と、メイとさつきを連想させるような構図でした。
さて、境内に戻ります。
奥の院の参道に入った途端、妙なテンションになってしまった息子(笑)
カニなのか、今日はダブルピースの日なのか、親である私でも全く分かりません(^^;
御神事中の本殿が参道から見えました。
【稲荷社】宇迦之御魂神
剪定されたのか、葉のない幹だけの木。
それでも圧巻の姿。
【蛭子社】
お社が気になりつつも、木の根元が気になって仕方なく(^^;
この根元であれば、やはりの枝ぶりな木。
【山王社】大山咋神
【住吉社】住吉三神(底筒之男命、中筒之男命、上筒之男命)
狛犬さんが気になりました。
お祀りされた当初は、それはそれは色彩豊かな狛犬さんだったのであろうと思います。
【八幡宮】応神天皇、神功皇后の母子神
境内社を通り抜けながら、この鎮守の森を歩くだけでサイクリングの疲れも何のその。
奥の院に行くには、一度境内を出るようです。
さて、標識通りに進みます。
真っすぐ進んでいくと左手に、コロナ禍を体現されているお地蔵様を発見。
こちらのお地蔵様。
とても信仰されているようで、屋根があるわけでもないのにお供えされているご進物が沢山!
足元にぺったりとくっつく小さいお地蔵さん(というのでしょうか?)と抱っこされたお地蔵さんが、とてもホッコリとする空間でした。
さてさて、ホッコリしていたのが嘘のような道に突入です。
ここからは舗装されていたアスファルトから一変して山道。
後ろを振り返ってみると、分かりにくいかもしれませんがまぁまぁな坂道。
山道と並行するかのように川が流れていました。
注連縄が張られており神域ですね。
正面にやっとそれらしき感じがする鳥居が見えてきました。
だがしかし、続く鳥居の先に奥の院はまだ見えず(笑)
景色を見ながら、一歩一歩、歩を進めます。
この方までダブルピースしてはる(笑)
【岩屋大明神】
まずは陰石からお参りです。
【陰石】お祀りされているのは栲幡千々姫命(たくはたちぢひめのみこと)
小社には饒速日命がお祀りされているそうで、岩屋神社のHPの由緒を見ると、栲幡千々姫命は饒速日命の御母になるそうです。
【出典元:【公式サイト】山科一之宮 岩屋神社 | 由緒】
岩のすぐそばに面白い姿形の木。
陰石の周りが回れそうでしたので、一人反時計回りにぐるりと回ってみました。
陰石正面の真後ろ辺りは結構な高さで、歩ける幅も狭く、これは落ちたら登るのが大変やなと妙に冷静でした。
この辺りが一番狭くて、更に木が生い茂っていて通りにくかったです。
頂上の陰石。
一周して、陰石の左手に出てきました。
こちらの岩は暖かい感じのする岩でした。
こうして改めて写真を見ていると、籠神社の奥宮、眞名井神社の磐座を思い起こさせます。
さて、お次は陽石目指してまたしても鳥居の参道を進みます。
白い案内板が見えてきました。
陰石からはさほど離れていない場所に陽石がお祀りされていました。
【陽石】
陰石同様、小社には饒速日命がお祀りされているようで、となるとこちらのお山にお祀りされているのは饒速日命とそのご両親。
饒速日命といえば、大阪は交野市にある天孫降臨の地、磐船神社の御祭神。
磐船はもちろん天の磐船です。
饒速日命=磐座
の構図は、ここ岩屋神社でも同じようです。
そもそも、神社の名前が岩屋神社ですしね。
陽石の周りは、倒木だらけで撤去作業の途中なのか、それとも荒れた状態のママなのか、全く回れる状態ではなく、手を合わせるだけにとどまりました。
陽石から後ろを振り返ると、結構な坂道だったことに気付きました。
『行きは良いよい、帰りは恐い~♪』な道でした(^^;
つづきます。