野崎観音を後にし、向った先は北條神社。
100キロは優に超えるであろう参詣道を、2キロ程先にある北條神社へ向かって走ります。(近っ!(笑))
そうは言っても、この辺りは坂道だらけ。
ヒーヒー言いながら、飯盛山の麓に神社らしきものが見えてきました。
【北條神社】
手水舎のお水は残念ながら使える状態ではありませんでした。
御祭神は品陀別命、別名応神天皇と天満宮でお祀りされている菅原道真公。
御祭神からすると、八幡神社もしくは天満宮となりそうですが北條神社。
北條神社のある一帯は北条地区。
なので北條神社なのでしょう。
チョイと厳めしい感じの狛犬さん。
拝殿手前の狛犬さんは小さいながらも存在感はバッチリ。
拝殿の左側からチョット散策。
本殿の後ろの木が、まるでもっと先に出たいと言わんばかりのこの姿。
まるで龍のよう。
少し離れて反対側から見た龍のような木。
やはり、どうしても外に出たいようにしか見えません(笑)
さてこちらは拝殿右手にある【善女龍王社】
龍が出てきました。
その善女龍王社からみた景色。
大阪市内の奥に見える山は六甲山系。
北條神社のすぐ側に、飯盛山登山道の三好道の入り口がありました。
少し前に訪れた、四条畷神社、御机神社、そして今回訪れた野崎観音からも登山口があり、とてもウズウズしますが今回はお参りのみ。
三好道入り口のすぐ側の大きな岩。
近くに立札がありました。
【山神】
今はその存在さえ忘れているが、昔は炭焼き草刈りなど、山仕事をする人達にとっては山を支配する神として崇められて山路の行き帰りには必ず拝礼したという。
大東・三好長慶会
お参りをするようになって、ヒシヒシと感じるようになった山の神様。
忘れ去ってはいけない、子供達にも伝えていきたい神様です。
そんな山神様のことを考えながら、そろそろ家族揃ってお山に入りたいなぁと妄想するも、『部活命!』、『自転車命!』の子供達に果たして私の想いは届くのかどうかは不明です(^^;
山神様の立札の近くに、『辨財天龍王』の石碑。
後ろにある木がチョット気になりズーム。
そして、やはり登山道の三好道が気になり、少しお山に入ってみました。
今こうして画像を見てもウズウズします。
入りたい(笑)
北條神社の境内に戻って、日陰で少し休憩。
六甲山系が良く見渡せます。
一時は毎週のように通っていましたが、今はご縁の時ではないのでしょう。
さて北條神社をあとにして、通り過ぎたもののふと気になって戻った十念寺。
中に入れそうにはありませんでしたが、側にあった石碑に【小楠公並一族菩提地】とありました。
小楠公は四条畷神社の御祭神であり、楠木正成公の御嫡男 楠木正行公。
四条畷神社から始まり、小楠公御墓所、そして十念寺。
四条畷市での参拝は楠正行公と一緒だったかのようなお参り。
私一人であれば、四条畷市へ、それも戦国武将がお祀りされている神社に参拝することは考えられませんが、こうして我が家の男子チームを通してご縁をいただけたことがとてもありがたく、考えてみれば2年前には娘のカルタ部の付き添いで毎週滋賀へ通い、その地でも沢山の参拝をさせて頂くことが出来ました。
私のお参りのご縁は、家族あってこそ。
存在が近過ぎる故に見えていないのかもしれませんが、私の基盤は家族と肝に銘じて、これからもご縁を繋いでいければと思います。
(翌週も楠木正成公親子とご縁が繋がろうとは、この時は知る由も無し・・・(笑))