シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【奈良/吉野郡】吉野山6 鹿と遭遇、吉野神宮

如意輪寺から吉野山の麓まで下り、再度吉野山へ入山。

車窓から見える景色に目を疑いました。

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先程如意輪寺で2匹のトカゲさんに出会ったばかり。

お次は2匹の鹿さんです。
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またしても車の中で家族で大騒ぎ(笑)

 

これは良い兆候しかなく、向った先は吉野山の麓、吉野神宮
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降り立った瞬間、大好きとしか言いようがない吉野神宮
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狛犬というよりその出で立ちはもはや神獣。
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とても凛々しい姿。
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手水舎の風流な感じは、いつもお世話になっている水無瀬神宮のような趣。
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橿原神宮明治神宮と同じ感じがします。
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目の前にいる3人の後ろ姿、そして境内の雰囲気で私の感動は言葉に出来ないくらい。

 

建武中興十五社】

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建武中興(建武の新政)に尽力した南朝側の皇族・武将などを主祭神とする15の神社で、楠木正行公が御祭神の四条畷神社が記載されています。

 

2022年は五黄土星

赤富士に寅。

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もう遠い昔のような感じですが、先月伺った山梨県の北口本宮富士浅間神社を思い出します。

 

奥に見えるは御本殿。
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御祭神は後醍醐天皇

 

吉野神宮の授与品は、いつもあまりそういったことに興味を示さない娘がくまなく見て回るくらいに見た目に華やかで美しいものばかり。
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こちらのハート型のお守りは、猪目という『魔を払い 福を呼ぶ』紋様だそう。

 

ウサギ年の息子は、こちらのおみくじの入った授与品がたいそう気に入り、家に連れて帰ると選んでいました。f:id:roy-7303-pkbs:20220619212052j:image

こちらの二体は少し離れて置かれていたものですが、『離れ離れはかわいそう』と息子がくっつけており、そこら辺の女子より女の子だと思うことが多いです。

それこそ、女である私や娘より常日頃から『かわいい』を連発しているかと(笑)

 

授与品もさることながら、境内もとても華やかでその場にいるだけで心がどんどん浄化されていくかのよう。
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境内に入った途端、風鈴が一斉に鳴り出し吉野神宮の境内で感動の連続です。


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風もぶわぁ~っと吹いて、またしても感動。
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最後の最後に息子がまたしてもウサギの置物二体を見つけ、今度は見つめ合っているパターン(笑)
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とても名残惜しいですが、そろそろお暇です。
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先程までの華やかさとは打って変わって、スッキリとした清々しさ。
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御祭神の後醍醐天皇崩御された日は9月27日。

そして、私にとって大事な人が亡くなった日が9月27日だと、つい先日知りました。

 

吉野神宮の境内に入って感じた、橿原神宮明治神宮と同じ雰囲気。

それもそのはず、明治天皇が創立を仰せられた吉野神宮、そして創建に関与された橿原神宮

 

私にとって、橿原神宮明治神宮もとても思い入れのある大好きな神社ですが、今回の吉野神宮と言い、どうやら私は明治天皇と関わりのある地が好きなのでは、とふと思いました。

 

吉野神宮を後に、次なる目的地の前に水分補給をしようと立ち寄った自動販売機のそばでまたしても二匹の鹿に遭遇。
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一匹はこちらを見ており、一匹はお尻を見せるの図(笑)

 

今回、吉野神宮で感じたのは『もしかして歓迎されている?』という、いつもであればちょっとそれは自意識過剰、もしくは勘違いなのではで済ませてしまうことが、そうではなく確信に変わったこと。

 

今まで何となく感じてはいたものの、

 

『いや、私は何も見えないし、聞こえないし、霊感ないし、そんな訳がない。』

 

と、自分の感じたことを否定し、長い間自分に全く信頼されない自分であり続けましたが、もういい加減やめることにしました(笑)

 

この世は、相反するもので成り立つ世界。

悪役がいるから正義のヒーローは存在することが出来、暗闇があるから明るさを感じることが出来、片方だけでは存在することが出来ません。

 

それは目に見えない世界も一緒。

目に見える世界に存在できるのは、目に見えない世界があるからこそ。

合わせて一つ。

 

目に見えることばかりを盲信するのではなく、自分の感じた事を信じることで自分からの信用をこれから取り戻していきたい。

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吉野山に入ってからというものの、後醍醐天皇楠木正成&正行公の懐の深さに感動しっぱなしです。

 

さて、いよいよ次回で最後の吉野山

娘の願掛けにお付き合い。

つづきます。