さて丹生都比売神社へと向かう予定がどうも下り過ぎてしまっていたようで、もう坂道を上る気力もなくこのまま駐車場へと向かい、丹生都比売神社→高野山へと再度予定変更。
行きの上りの道すがら、息は上がっていても車道と反対側に見えたこちらの石碑は私以外の家族全員気になっていたようです。
看板の文字が見えにくいですが『千顔不動明王』とあります。
赤い手すりに沿って下りていくと、不動尊というからにはな滝が見えてきました。
後で写真を見返したときに分かるように、千顔不動明王の石碑とお堂を一緒に写そうとしたが為に、お社が切れてしまっていたようです(^^;
側には滝。
ここでおしまいではなくまだ先が。
それにしても、ここから数メートル上にある国道480号線の車の往来が嘘のような静けさ。
空気もとても澄んでいます。
ちょっと急な個所を上った先に大師堂があり、
御神体は裏手にある大きな岩になるのでしょうか。
左手奥に細いながらも道があり進んでみることに。
石に手書きで八大龍王、龍石、不動明王と思しき絵が書かれています。
こちらは稲荷大明神。
岩にはしごがかけられており、こちらにも稲荷神がお祀りされているようです。
右手の木がさながら龍の顔のよう。
さてさて上った後は下りです。
またしても稲荷神。
伏見稲荷大社から御分霊されたと読めます。
なかなか足場の悪い道を下って、千不動明王のお堂まで戻って来ました。
滝、不動明王、朱塗りの橋、磐座、稲荷神から思い起こされるのは、
ふらりと立ち寄った薬師の滝でしたが、良きところでした。
丹生都比売神社はまだこれから。
つづきます。