シロンプトンでパンとお参りと

ブロンプトン(白)でふらりとお参り、そしてパン。

【和歌山/伊都郡かつらぎ町】丹生都比売神社と日本の神話おみくじ

さて、薬師の滝を後にし目指すは車の待つ駐車場。

そこから先は、あれだけしんどかった坂道はいったいどこに?な車でスイスイ上り坂。

 

そんな坂道を横目に車内では、

 

『こんな坂道自転車やったら無理やったわ。』

『早めに諦めといて良かった。』

 

等々、もう次回は絶対に自転車では来ません!な雰囲気(笑)

 

さてさて、そんな坂道サイクリングの呪縛から解き放たれた先に目的地はありました。

 

【丹生都比売神社】
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ヒメというだけあって、朱塗りの境内がなんとも女性的な柔らかな雰囲気の境内です。

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本当であればここに家族全員の自転車が並ぶはずだったのですが、それはもう叶わぬ夢です(笑)
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アーチと朱塗りが美しい輪橋。
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その輪橋の上部から見た鏡池
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(自転車が積まれた愛車も遠くに見えます。)

 

手前に見える橋が禊橋。

その奥には中鳥居。
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それにしても、今こうして写真を見ていても感じるのが『華やか』の一言。
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楼門も素晴らしい!

 

ただちょっと意外だったことは、この女性的な華やかな感じとは雰囲気が異なる狛犬さん。


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なかなか猛々しいお姿。

 

ただこういったところは、『THE!華やか』

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水面に浮かぶ薔薇。
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もうちょっと綺麗に撮れなかったのかと自分に言いたいこの写真。
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楼門の木組みの素晴らしさが少しでも伝わると嬉しい(涙)

 

楼門の後ろ手には第一殿~第四殿の本殿がお祀りされています。
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境内社 佐波神社】
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新しくされているのか、工事中のようでした。

 

さて、来た道を戻りこちらの立派な木は鏡池手前の木。
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帰りは輪橋を渡らず、輪橋の側道から輪橋を望みます。
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これはこれでまた美しい。

 

ただ、池のお水が濁っていたことが少々気になります。
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境内の木々は元気そうでしたが。
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先日、元伊勢内宮で御朱印帳が終わってしまい、次はどこの御朱印帳になるのかと思っていたところ、一目見た瞬間ビビッときた丹生都比売神社のピンクの御朱印帳。


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いつもは絶対に選ばない桜色の御朱印帳。

それもお花!

私の歴代御朱印帳は、それはまぁ女性性とは程遠い、無地、黒、紺、更には不動明王!などなど、おっとこ前な御朱印帳ばかり。

それが珍しく、桜色にお花。

他にも数種類の御朱印帳がありましたが、(私の大好きな紺地もあったのです)目についたのはこの御朱印帳。

これは間違いなく丹生都比売神社の華やかさに影響されてのことではなかろうかと。
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御朱印帳には半紙ではなく、フェルト生地が挟まれていました。

 

こんな細やかな気遣いも女性的❤

 

こんな素敵な丹生都比売神社の神様。

調べて分かったことですが、空海さんに高野山を授けられたという説話があるそうです。

 

そして丹生都比売神社は高野山の入り口にあたることから、まずは高野山参拝の前には丹生都比売神社へお参りすることが習わしだったようで、今回、高野山は断念となったもののこれはこれで良かったのかもしれません。

 

そんなことは相変わらず帰ってからの気付きで、神社を参拝する度に沢山の気付きを頂けることを改めて感じます。

 

さて、丹生都比売神社で珍しく家族全員でおみくじを引きました。

その名も日本の神話おみくじ。

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息子が引いた天手力男神は、元伊勢内宮 本殿右手の摂社の神様。

 

娘の天之御中主命は、元伊勢内宮近くにあった天皇神道掲示板。

 

私の少彦名神は、丹生都比売神社の前に立ち寄った薬師の滝の薬師如来少彦名神

 

偶然かもしれませんが、先日お参りした元伊勢内宮と今回訪れた箇所の神様ばかり。

 

ただ一人例外が。

主人の建御雷之男神はどこにも見当たらず(笑)

 

せっかくおみくじに出てきたのだから、その御祭神の神社にお参りに行くのはどうだろうかとは主人。

建御雷之男神といえば有名なのは鹿島神宮

茨城県ですけど?(笑)

 

大阪であれば、以前お参りした枚岡神社にもお祀りされていますので、紅葉を見がてら久し振りに枚岡神社へのお参りも良いかもしれません。

 

ご縁があればお参りとなるでしょうし、そもそもそんなことを口にした主人の変化にも少し驚きつつもあります。

 

目に見えなくとも、目に見えない何かはあり、それは目に目なくとも、本で目にした一文であったり、たまたま目にしたネットであったり、はたまた夢で見た内容であったり、様々な形で『何か』を気付かせてくれようとしています。

 

『何か』、は分からなくとも、自分の信じる、感じる『何か』、に耳を傾け、意識を向けることによって、点と点であった『何か』、が線になり、そして動き出すような気がします。

 

丹生都比売神社のあと、息子が気になると言ってきかなかった箇所に立ち寄りました。

 

つづきます。